DV-S9 その2(ドルビーデジタル)

2001/4/8

前回からの続き・・・こんどはDV-S9のドルビーデジタルテストです

そのまえに、どうもS7000でつかっていたMITのZcodeとの相性が悪いようなので、ZcodeUに換えてみました。インシュレーターにソルボセインも挟んでみました。

で、せっかくなので前回の汚名返上リベンジで「SPEED SPRITS」ビデオクリップ集。

電源ケーブルの変更効果か、気のせいでなければ、だいぶまとまりがよくなってきた感じです

でいよいよ本命のドルビーデジタル・・・

視聴ソースは、「エアフォースワン」と「ジュラシックパーク」ともにDD5.1chです。

いちおう、スクリーン下ろしてプロジェクターで映してみました。例によって、レターボックス変換しての画だしですが、S7000と比べて格段の画質の向上は感じられません。画質調整デフォルトでやや色が濃いかなって程度です。

肝心の音は、リニアPCMと同じ傾向で中低域の厚みがあります。もしかしたら情報量的にも増えているのか、リアの音もS7000に比べて厚みをまして情報量も多く感じられます。

このあたりはS9の強靭なボディがきいているような気になってしまいます。

重ければいいってもんでもありませんが、S7000の倍ほどの15kgの筐体は安心感があります。トレイも二重構造でなんとなく高級感を感じたりします(でも遅い)

さて、以下試聴報告

「エアフォースワン」はハイライトシーンだけを再生しましたが、やはり実験中のデスクトップSRSシアターサウンドとは天地の差があります。

大統領機を護衛のためのファントムのスクランブル、ミグとの戦闘もまったく過不足なく再生してくれます

映画でも音楽でも不満を感じないツボにはまるソースってものがありますが、エアフォースワンは、その一枚です

調子にのって「TOP GUN」と思い立ちましたが、考えてみればリージョン1なんで、このS9じゃ再生できないことに気づきました。「TOP GUN」の移動感は、なかなかなんですが、bebe'sではSWないとLFEがうまくでてくれません(音もあんまりよくはない気がしますがどうでしょ?)

いっぽう「ジュラシックパーク」での期待はTレックスの足音・・・。

うちではSW手放してから、ソースによっては、低音のエネルギーがあきらかに不足します。とくに「ジュラシックパーク」はどうにも、いらいらします。

S9への期待はこのTレックスの足音・・・残念ながら裏切られました

やはり、このソースはSW必須です。

というよりドルビーデジタルの限界なのかもしれません。

できうれば、dtsのデコーダー手に入れて、輸入盤のdts仕様(あるのかな?)を手に入れたいところです。


dts対応シールは現状では意味をなしません

ざっと簡単にしかテストできませんでしたが、ハリウッドもののDDについては、S9導入の効果はそれなりにありました。

それよりも恩恵があったのはリモコンです。S7000のつかいにくい上に、誤動作するジョグにくらべて非常にサーチがしやすいのが利点です。一方、S9は再生ボタンを押してからが遅い。トレイの開閉もおそい。パイオニアはこんなもんか?その点ソニーは初代機から操作の反応にストレスがなくいのが利点です。本体で主要操作ができるのもソニーVTRなどの利点は継承しされているのにあらためて気づいたりします。


ボタン配置になれませんが、すくなくともジョグシャトルはつかいやすい。
右はS7000リモコンとの比較

ただ今回あらためて思うのは、デジタル接続によるドルビーデジタルの音ってのは、やはりデコーダーとD/A部分の性能が優先するように思います。もちろんアンプの性能はさらに優先事項ですが・・・。最新の低価格モデルと比較してみたいものです。