「スーパースパイク」〜とりあえず試聴編


2001/5/12

前回につづきノルウェイのサウンドケア社の「スーパースパイク」です。

あまり、じっくり聴き込む時間がとれなかったのですが、定番ソースで数枚聞いてみました

ちなみに、すでに我がFB1の「スーパースパイク」は、借りもの(仮もの)から、所有のものにかわっています。

まずは、日常こどもに占有されている状態で聴くソース

DVD-video

「SPEED SPRITS ベスト」、「BEST モーニング娘」

この2枚は、こども故になかなか飽きないので、我が家ではすでに50回以上再生されているソースです

収録は、リニアPCMで、いわゆるJ-POPソースですが、J-POPは、CDで聴くと、ドンシャリラジカセ仕様に音なので、聴くに耐えない録音ですが、DVDのリニアPCMになると、同じアーティストでもかなりフラットで聴き易い、「それなりにいい音」になります。

DVDPは、パイオニアのS9で、アナログ接続です。音量は、かなり大きめで聴きました。

スパイクの効果と思われる音の変化としては、中低域から低域にかけて、やはり音が締まり量感も増します。

通常、低域の聴感上の量感を得るためにボリュームをあげると、ボーカル帯域や高域がうるさくなりがちですが、低域がスムースになる分、高域がうるさく感じません。

ただ、これはもしかしたら、「スーパースパイク」にしたときに、FB1とPL1につかっていた、J1+カーボンをはずし、S9につかった影響もあるのかもしれません。

つぎにそのまま「リッキーマーティン ビデオクリップ」(74号で紹介)

5.1chとリニアPCM2chが収録されてますが、このソースは5.1chとPCMとの録音レベルがかなり違いがあるのですが、(5.1chがかなり大きめのレベルで収録されてます)。

リアレベルも比較的高めなので、音楽ものの5.1chソースとしてはなかなか楽しめます。

もともとあまり録音も良くないし、低域を楽しむソースではないので、なかなか満足する音はだせないのですが、スパイク効果で、躍動感がでてきます。音量をあげても低域がしっかりついてくるので、バランスが保たれます。

個人的には、スピーカーセッティングを替えた時に、テストとして用いるソースには低域の変化については、高品位CDソースなどより、こういったソースのほうが違いが分かりやすいと考えているのですが、今回のテストでも、わかりやすい変化を聴かせてくれました。

さらに、こどもが寝てから、リファレンスソースを数枚、鳴らしてみました。ソースの内容にきましては、ディスク紹介ページを参照ください

よく聴くジャンルクラッシックのストリングス(弦楽器)

まずは「悪魔のダンス」・・・

ピアノの低域とバイオリンの高域のバランスがうまくとれないと、聴き疲れのするソースですが、うまく鳴らすと、ぞくっときます。春になってから、カーペットを撤去してから、どうも高域がはりきりすぎて、聴くに耐えない音になってしまい、スピーカーの間隔や向きや試聴位置をかえてみたりして、調整してましたが、今回の「スーパースパイク」でなんとか合格点レベルまで戻りました。

ピアノの低域については、「スーパースパイク」導入により、弾み感がでてくるようです

ほかにも、チェロとしてもヨーヨー・マなどと比べると、とても硬い音で、音量をあげて鳴らしきれない、Mマスイキーのバッハ無伴奏チェロ(99年録音盤)でも、同様に聴きやすくなりました。

大編成ものも試してみたかったのですが、一曲が長いので、次回以降の楽しみにとっておくことにして、ソロのギター福田進一のバッハシャコンヌを聴きましたが、こいつは音としては、変化らしい変化は感じられません。どちらかというと、スピーカーの間隔を狭めたことによる定位の変化のほうが大きいです。

次にジャズボーカル&POPS

ジャズボーカルではジャシンタの「HERE's TO BEN」、最初の3曲を聴きましたが、とてもいい感じです。ボーカルが前にでてきます。低域については、やはり量感の点ではプラス方向で、低域の解像度も損なわれていないようで、まずは安心です

ホリーコールの最新盤「Romanticaly helpless (邦題「私のいる時間」)」では、なぜか、イマイチ・・・。

低域は確かにでて安定していますが、音の広がりがやや狭まった印象・・・こればスパイクとは無関係かもしれません。もういちどレーザーセッターで追い込む必要がありそうです。ただ、そうはいってもこのディスクの、意図的な音の広がりは、なかなか追随するソースがないのもあらためて感じます。最近のなかでは、このソースに肉薄すするのは、イーグルスのライブ「HELL FREEZES OVER」ぐらいです。これも、低域の量感と解像度・スピードの両方がかみ合うと、最高のソースです。

最後に、最近ninoが発掘してきたジェニファー・ウォーンズの「THE HUNTER」

もともとPOPSとしては、なかなかのダイナミックレンジと音の厚みでバランスよく鳴ってくれるソースですが、「スーパースパイク」効果によってさらに楽しめるようになりました。

とまあ、ずいぶんとラフなレポートになってしまいましたが、「スーパースパイク」とFB1の組み合わせは、なかなかのものです。もともとFB1は細みのトールボーイなので、足回りについてはかなり敏感なようですが、今回は多くの場合でプラス方向に作用しているようです。

まだローゼンクランツのスパイク受けなど試してみたいとこですが、8つ(2セット)で1万円を切るコストパフォーマンスは、なかなかの優れものです。

余裕があれば、ラックや機器にも試してみたいとこです。