|
2001/7/21
ひさしぶりの三連休です。先週末は時間がなくて、途中までしかみれなかった「プライベートライアン」をプロジェクターとワイド32型でじっくり楽しむことができました。
 プライベートライアン
感想
今ごろみてなんですが、すごい作品でした。
スピルバーグの戦争映画ってことなので、あまり期待はしていなかったのですが、戦闘シーンの映像アングル、音響効果は、これまでに体験したことのない、まさにそこにいるようなバーチャルな感じで、おそろしく臨場感を味わうことができました。
最近観た作品のなかでは、ピカ一です。
画質云々を語るのはナンセンスな感じもするのですが、スクリーン+PMCでみてもワイドテレビ+サラウンドヘッドフォンでみても、撮影のアングルが絶妙なので、ともに十分に引き込まれます。
冒頭、Dデーのノルマンディ上陸シーンなどは、銃弾が前後左右に飛んでくるので、「エアフォースワン」などの戦闘機がぐるっと回りこむようなゆっくりとしたシーンとは違い、ヘッドフォンでも十分にサラウンド効果が楽しめます。
ときどき、ヘッドフォンで聴いているのに、ずっと遠くのほうで実際に音がなってるような錯角をする場面もあります。
ただ、映像のサイズによる迫力の差はさておき、やはりこの作品を真に堪能するには、音量を十分に上げたスピーカーシステムで聴くことが必要です。
ディスクによっては、SWなしだと量感が物足りないFB1ですが、本作品については不足はなく、とくにラストの戦車が遠くから近づいてくる地鳴りなどによる緊張感は特筆すべきものがあります。
また、銃撃戦における発射音や跳弾などの重量感とスピード感が表現できるシステムで聴くと、これまた、なんともいえないバーチャルトリップ的な感覚に陥ります。
これは「マトリックス」や「デスペラード」とは異質な体感です。
今回は、普段PMCをドライブしているリトルプラネットが貸し出し中なので、いまひとつのキレといった感じもありますが、爆破音の立ち上がりや跳弾などでは、おおげさではく、本能的に身体がよけてしまいます(よけられるようなスピード感じゃないけどね)
こういったソースでのFB1はまことにすばらしい音を聴かせてくれます。
この点ではMDR5000+MDR F1のヘッドフォンサラウンドでは、低域はスカスカなこともあり、ここまでの臨場体験は残念ながらできません。

さらに、音響効果については、チャプター18の最後のシーン
トムハンクスが爆音で耳が聞こえなくなった時のシーンです。
聴いているわたしも、ほんとに耳がおかしくなったような感じで、鼻をつまんで「空気抜き」をしていましたが、もちろん耳がおかしいわけではなく、これにも驚かされました。
とまあ、音響デザインとしては三ツ星の作品としての評価ですが、映像的にも気になる点があったので紹介させていただきます。
プロジェクターをZ4000からA7に変更してから、画質調整、とりわけ黒レベルと白とびぎりぎりのコントラストのベストポイントを探っていたのですが、この作品では何度か気になったシーンがあります。
100インチスクリーンをデジカメでうつすと、やはり照度不足なので、VX2000のフォトモードでの撮影がベストですが、色バランス、コントラスト感とも再現は不可能ですが参考程度にはなりそうなので掲載させていただくと
Chap5 00:00:25
ノルマンディ上陸後のトムハンクス=ミラー大尉の顔のズームアップシーンです。
CRTとの比較では、やはり液晶PJでは、ダイナミックレンジとしてはきびしいのですが、ことLP-A7+KIKUCHIの1.9PROGでは、黒の階調レベルと黒浮きのバランスはやはりむずかしい。
「WatchingPeople」で明るさとガンマレベルをあわせると、パラメーターでは明るさ-2ステップ(30)、ガンマはデフォルト(8)といったとこですが、これだと黒の沈みが気持ち早い印象です。
左の明るい部分も飛ぶぎりぎりといったところですがこのシーンではベストでしょう。
Chap 11 00:04:35
が、やはりむずかしいのが白ピークとコントラストの調整。
ライアンの居所の検討がついて、途中で地図をひろげるシーン。
目が単においついていないだけかもしれませんが、前に追い込んだ状態では、コントラストをデフォルト(32)のまま、RGBのゲインを
R=+10(42) G=+6(38) B=+4(36)
だったのですが、このシーンではかなりきびしくコントラスを落としたくなります。
もしかしたら、前回あわせた時はプロジェクターが温まってなかったのと、電源ケーブルを交換したことが影響しているのかもしれませんが、2回目に観るときには、RGBゲインをほぼデフォルトあたりまで下げて、かつコントラストをやや下げてみたら、ようやく高域の階調がでてきました。
 Chap19 00:07:30
さらにもうひとつ、ラストの墓地のシーン
十字架の立体感と空の階調です
最初の調整ではぎりぎりといったところ。ここもコントラストをさげるか、RGBゲインをおとすことによって安定してみることができます。
フィルターで光量は落としてあるものの、メーカーの初期値が、スクリーンゲインと遮光条件をどの程度を想定しているのかわかりませんが、bebe'sのスクリーンはキクチの1.9PROGなので、白ピークについては、あまりコントラストを大きくできないのかもしれません。
画質調整は、またまた迷宮入りです。
この連休のもともとの予定では、「ファイトクラブ」をみるつもりだったのに、3日間とも「プライベートライアン」を堪能してしまいました。
DVD映画のなかでは、「アポロ13」も同様になんども観ているお気に入りです。
トムハンクスが好きだということではないのですが、トムハンクス主演映画は好きなものが多く、「フォレストガンプ」もビデオでなんども観てたりしてて、今度DVD化されるようなので楽しみです。
  
 |