隅田川の花火

2001/7/29

きのうは隅田川の花火大会です。

例年、隅田川の花火はTV中継をプロジェクター見ているのですが、今年からは、新型LP-A7です

これまでのZ4000は、花火なんぞを移したら、夜空が浮きまくりで、花火そのものもほとんど飛んでしまう状態でしたが、この点はさすがに、新しい機種は違います。

もっともZ4000ではよいところもあって、投射距離が短いので、広角側でスクリーンを降ろさないで移すと、壁のほぼ前面が天井までまわりこむほどのサイズで移すことができました。サイズでいえば、130インチはありそうです(4:3の130インチってでかいよ〜)

さて、液晶モデルとしては黒の沈みに定評あるLP-A7で観る花火はなかなかのものです。

解像度や発色についてはさておき、夜空の「黒」については、さすがにCRTにはかないませんが、かなり沈んで、花火とのコントラストが楽しめます。

また、夜空だけではなく、川面への移りや屋形船、ビルの陰影などもなかなか表現してくれます。

ガンマレベルを0にしたり、明るさを落とし込みコントラストを上げると、より一層黒と花火のコントラストがでて、花火のシーンについてはいっそうハイコントラスとなります。(これだと、ほかのシーンになると、最悪ですが・・・)

とにかく、LP-A7で観る花火は、かなりストレスなく楽しめることは確かです。

さて、ここで実験くん

スクリーンはキクチの1.9PROGですが、シアターグレイあたりに移せばもっと違うんだろなと思いながら、GCT-500で無理やりゴーストを押さえ込んだ12チャンネルの放送をみていて、ふと思い立って、スクリーンを半分上げてみることにしました。

当然ながら画面の下半分は白壁です。

白壁なのでゲインは0.5くらいなのかはわかりませんが、発色はさておき、黒が一層沈みます。

写真をとってみたのですが、ストロボなしでこういったシーンはさすがに条件が厳しく、見た目に近く補正しています

おそらくわかりにくいと思いますが、画面の上下半分を比較するとスクリーンのほうが発色はいいけど、空の部分はやはり「黒浮き」が目立ちます。フォーカスがあってないので解像度も分かりにくいと思われますが、発色やキレはやはりスクリーンに歩があります。そもそもがbebe'sの地上波受信環境はかなり悪く、これもGCT-500からNRをかけて出力しています。

ちなみに、スクリーンと壁の色の違いはこんな感じ

コマーシャル映像を写してみるとよく分かると思いますが、黒側の沈みはともかく、白の抜けやアルミ缶の質感、発色では全然違ってきます

もっとも、白壁を前提として色調整をしていないので当然といえば当然かもしれません。

スクリーンの入れ替えは費用もありますが、取り替えの手間を考えると現実的ではないですが、プロジェクターの画質をおいこんでいく上ではスクリーンとのマッチングというのは、大切なんだなと実感してしまいました。

なお、この日は、夜中に、DVD「ファイト・クラブ」を観ました。

この映画って、全編暗いシーンが多くて、色も「マトリックス」とは違うものの、やや緑がかった色(だと思う)なので、ホワイトバランスやガンマレベルをいじりたくなってしまう作品でした。

ただ今回は新たな発見が・・・

Z4000からA7にかわって、解像度が明らかに向上した分、画面に近づいて観ることができる・・・ってあたりまえのことです。

4:3 100インチに 16:9やシネスコを移すとサイズに不満を感じるものですが、試聴距離を2mくらいまで近づくと、2H前後となり、不満がなくなります。

椅子の移動などが面倒ですが、この方法の効果はてき面で、音についてはリアSPとの距離がとれるので、サラウンド的なまとまりもよくなります。

理想をいえば、メインSPの内振り角度を深くして、センター定位の奥行き感をだすといっそういいんでしょうが・・・

「ファイトクラブ」

オープニングから音響デザインに凝っている作品だけに、かなり面白いソースです。内容が気に入ればぜひお薦めですが・・・