131

「GREEN SLEVES」

2001/8/19

Kin-ya氏から「お薦めCD」の情報をいただいて、あれこれ探してようやく入手しました。


GREEN SLEEVES
伊藤潮Trio & Duo
WOODY CREEK

まず先に・・・、

インターネット通販http://member.nifty.ne.jp/J_pianistar%7Emics/6c.htmで買おうと思いましたがいつになるかわかんなそうだし・・・、HMVやらTOWERで探してもみつからず新星堂からオーダーかけても、入手できずで、結局、WOODYCREEKレーベルは、銀座のヤマハかディスクユニオンでしか取り扱っていないことが判明!(情報くださいった「もえお」氏ありがとうございます)

・・・・で、結局は新宿のユニオン・JAZZ館でようやくGETしました

Kin-ya氏といえば、PMCの超ど級スピーカー MB1ユーザーで、AIREのプリに、ブライストンのPAってドライブされている方で、どっちかというと「音楽」より「音」フリークのお仲間さんです。

そんなkin-yaさんからオーディオ談話室で、すんごく聴いてみたくなるようなレポートいただいたので、聴いてみないわけには参りません

kin-ya氏からの投稿の抜粋です

bebeさん、こんにちは。ご無沙汰しております。

いつもソフトの話で申し訳ありません(^_^;)。
最近私もひさしぶりに、「ビビッ」とくるCDに出くわしたので御報告させて頂きます。
タイトルは「GREEN SLEEVES / 伊藤潮Trio & Duo」というものです。
実はジャケ買いなんですが(^_^;)、聴いてびっくりしました。


曲や演奏はタイトル通り癒し系(?)ですが、録音が凄い!!
まずピアノの響きが大変豊かで、音場感が素晴らしく透明感があります(奥行感がかなり出ます)。
そして、何よりも凄いのはピアノやベースの音像の存在感です。
ピアノのタッチも大変明確で素晴らしいのですが、圧巻はベースの低音!
“ブリッ”というより
“ゴリッ”という音が圧倒的な存在感で空気を揺らしながら出てきます。そしてそのスピードが速い!
こういうのを鮮度が高い音、と言うのでしょうか。

これは、低域が出るだけでなく“低域が止まる”システムが要求されるような気がします。
特に1曲目の「Green Sleaves」のベースソロは圧巻です。まさに目の前でベースの太い弦が弾かれているような空気感があります。
実は、このCDはウッディクリークというところがリリースしているのですが、ここのポリシーとして響きが生きるホールを使ってのダイレクト2tr録音というシンプルに徹した手法を採ることで鮮度の高いサウンドを狙うということだそうです。また、リミッターやコンプレッサー、イコライザー、ローカット/ハイカット・フィルターといった安易な電気的な処理は一切行なわずマイクロフォンのセレクトとマイクアレンジだけで音色を決定しており、そうすることでCDの持つDレンジの広さやf特のフラットさを十分に生かすということだそうです。


後から気付いたのですが、CDの帯にWARNINGが書いてありました。
その内容は、上記のような録音法を取っているために膨大な低域が記録されているので不用意に音量を上げるとアンプの保護回路が働いたりスピーカーを傷める可能性があるというものです(なんちゅうCD!)。
…といいながら、思わず音量を上げてみたくなるのは私だけではないと思います(^_^;)。
とくにベースとピアノのデュオで演奏された最初の3曲はお勧めです。
ただ残念なことに、私の部屋ではせっかくのこの低域が若干飽和気味になってしまう部分があります。

これは是非FB1でなるべく大音量で(安全な範囲で…(^_^;))聴いてみて欲しいと思いました。

こんなこと書かれちゃったら、聴かないわけにはまいりません(^o^)

・・・bebeのレポート

試聴機器は、

  • SP  PMC FB1
  • CDP SONY X5000
  • D/Aコンバーター&プリ NAKAMICHI IA-1z
  • PA LITTLE PLANET

今回はnino宅から復帰したLITTLEPALANETに加え、ワイヤーワールドのデジタルケーブルで聴きました

1.大音量再生編

パワーアンプとしてつかっているリトルプラネットの出力が20W+20Wで、DAC兼プリのNakamichiのボリュームを「60」まで上げての試聴です。Nakamichiのアッテネーターはデジタルなので具体的に-?dbってのかは分かりませんが、一般家庭で聴くにはかなりの音量です

1曲目「GREEN SLEEVES」

たしかに、kin-ya氏がかかれているように、なんともいえないベースの音です。ベースのソロのパートでは、事前の情報がなかったらアンプがクリップしちゃってるか、接続が悪いんじゃないかと勘違いしちゃいそう(^o^)

kin-yaさんは「ゴリッ」って書かれてますが、うちの低域を引き締めているFB1では、「ゴリッ」というより・・・・やっぱり、「ゴリッ」が一番近い日本語の表現でしょうか・・・kin-ya氏うまい表現です

もっとも、kin-ya氏の感じた「ゴリッ」は、MB1+BRYSTONの音を想像するに、やはりMB1の低域再生能力も、3WAYの中高域もFB1とは数段違うことは間違いありません。AMPがブライストンだとこれまた・・・

だって、Kin-yaさんとこってこんなんですよ〜

PMC-MB1
http://www.heavymoon.co.jp/products/pmc/products/mb1/index.html
BRYSTON 9B-THX
http://www.heavymoon.co.jp/products/bryston/products/9b/index.html

音量を上げると、心地よいといえばいいし、低域の締めが甘い再生装置だと、不快な音になるんじゃないかといった感じです。

・・・・うーんこれ以上言葉で説明できません

またピアノについても、とにかくエネルギーがあります。音量を上げると一般にいわれる「ハイあがり」な感じもなくはありませんが、とってもストレートなピアノです

bebeの愛聴盤でエネルギーのあるJAZZピアノといえばコレ↓


大西順子トリオ「WOW」

JAZZピアノのエネルギー感あふれるソースは、音量をあげたときに「うるさく」聴こえるかどうかが、機器のセッティングの良し悪しのひとつのバロメーターだと思ってます。このあたりは、アースまわりを含めた電源の影響がかなり大きいので、興味あるかたはお試しください。

2.小音量再生編

こんどはボリュームを絞っての試聴です。Nakamichiのアッテネーターは「30」。いわゆる昼間に鳴らす一般的な音量です。

なお、とくに電源周りをいじってからですが、bebeのCD試聴は、ときどきボリュームをかなり絞って聴くことも多くなってます。

小音量再生では、部屋の響きの悪影響が軽減されるため、ソースの録音比較や機器のセッティング変更などの違いが、大音量時とは違った発見があったりします。

「GREEN SLEEVES」については、音量を絞ってBGM的に聴くと、ベースとピアノのバランスがいい感じで、ベースの低域が心地よく、み「癒し」系としてもなかなかの逸品です。

これはどういう風に説明すべきか難しいところですが、ベースの音圧による床の共振も気にならず、ベースがピアノの引き立て役と、自らの主張をしっかりこなしているといったイメージといったところでしょう。

そもそも、kin-yaさんが「GREEN SLEEVES」に「ビビツ」ときたということで紹介いただいたのも、コラム122号の「パーカッション・ミュージアム」に応えていただいたもので、こういったお気に入りのCD情報なんぞはありがたいものです

ボレロ/展覧会の絵
パーカッション ミュージアム

キングレコード KICC344

「パーカッション・ミュージアム」・・・聴かれた方いらしたら感想お寄せください

ここのところ、プロジェクターの画質調整やヘッドフォンバーチャルやらで、オーディオの探求も落ち着いていましたが、こういったソースを聴くとまたまたオーディオ熱が盛り上がっちゃいます。