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2001/9/4 ワイヤーワールドのデジタルケーブルがやってきてからというものbebe'sのCD再生の音がどうにも定まらない。 ワイヤーワールドは、全帯域にわたってバランスのとれた音だが、MITの音になじんでいる(と思われる)私の耳にとっては、優等生的で、つまらなくも感じてしまう。
いままでMITで聴きながらなんとなく、不満を感じていた「なめらかさ」や「ボリューム感」といったものが、実はそこが気に入っていた部分だったりすることに気づいてしまうという現象が起きています さりとて、いったん聴いてしまったワイヤーワールドの、レンジの拾い全体域にわたってのボリューム感やや安定性や広がりや滑らか感といったところも捨てがたくなってしまう まあどちらも自分の持ち物なんだからソースや気分によって、取り替えれば済むことなんですが、こういうことは白黒はっきりさせて自分が納得するまで落ち着かない性分で、すでの数十回も繋ぎ替えをしてきました。 で結局・・・ 「現状のシステムのままでは決着がつかない」 という結論に至り、CDPの電源ケーブルを替えてみることにしました。 当初の目論見では、やはり全体的な伝送能力はワイヤーワールドに軍配があがるので、ワイヤーワールドをつかうという前提で、
・・・ということを目的として、やはりコストのこともあるので、例によってS/Aラボのハイエンドホース3.5による自作ケーブル作戦に・・・
アースをとりたいので5芯のHIENDHOSE3.5にフルテックのロジウムメッキのプラグとインレットを逸品館にオーダーしました 完成品のハイエンドホース3.5ACが29,800円/mなので自作によるコストは約半分といったところです
例によって、ハリネズミのように硬いケーブルですが、自作は今回が3回目なのでさすがにコツはわかっているので作業自体は30分ほどで完了。しかも、今回は贅沢にも2mあるので思い切った作業ができました。
ちなみにハイエンドホースは5芯なので、赤2本白2本をそれぞれひとつにまとめないといけませんが、松下のWF5018だと2本が通らないのに比べ、WATTaGATEは楽々とおるし、この点今回はじめてのフルテックのプラグも作業は簡単でかっちり固定できました。 さて、本題! CDPの電源ケーブルをMITのZcodeUから自作S/Aラボ&フルテックに取り替え、あらためてワイヤーワールドで試聴すると
その後、CDの電源コードとナカミチ(DAC&プリ)の電源コードを入れ替えたり、デジタルケーブルをWWとMITで比べて、都合4種類の組み合わせを試すことになり、ますます泥沼に陥ってしまいました(+_+) ・・・ ここまでの結論 組み合わせその1 a:デジタル:ワイヤーワールド、CDPの電源:SAラボ 広がり、柔らかさと躍動感のバランス、滑らかで音楽的な表現力については、これが一番。やはりDAC&プリよりCDのほうが電源の与える影響は大きいようです。 とくに、際立つのはJAZZの管楽器やマイスターのワンポイントマイク収録のCD ![]() ![]() ![]() ![]() マイスターミュージックのワインポイントマイク収録「ラルゴ」と「メディテーション」 空間的な表現についてはこの組み合わせが一番。さらにどのソースでも、量感豊かに、かつ上品な感じの音です。 ・・・が、どうにも綺麗すぎてつまらない なお、分離感というか広がりが大きすぎる感があるので、バイワイヤにジャンパをつけてシングルでならしてみたりもしましたが、大きく変化は感じられず b:デジタル:MIT、CDPの電源:S/Aラボ この組み合わせは、MITのデジタルの高域がとがった芯のある音の傾向に、低域の量感とスピード感がわずかにプラスされ、パーカッションやピアノの立ち上がりなどが、さらに魅力が増す。グリーンスリーブズの超強力なベースも、量感よりも引き締まっていて○。
こちらも、バイワイヤのジャンパを試すが、効果はいまひとつ感じられない結果に・・・ c:デジタル:WW ナカミチの電源:S/Aラボ CDPの電源は、これまでのMITに戻しているのでDAC&プリの部分のみの変更ですが、傾向としてはCDPの電源ケーブルにS/Aラボとしたのと同様の傾向です。ただ変化量はCDPの電源のほうが、支配力は大きいようでデジタルをどちらのケーブルをつかっても中途半端な感じで、ナカミチとS/Aの組み合わせは、とりあえず候補外に・・・。ただこの用途だとDVDにも影響がでるのでいずれ検証することにします 最終審査 b:デジタル:MIT、CDPの電源:S/Aラボ しばらく、aの組み合わせで聴いて、この私にとって未知の音になれようとしたものの、音が綺麗すぎる上に、響きの量がやや多めなので音の芯がやはりでない。低域も現状のルームアコースティックではやや過剰気味ということもあり、最終的にbの組み合わせに軍配を上げようかというところ。 自分なりの判断基準では、 「クオリティ」で勝るWWよりも、「好み」のMIT。 といった印象 ボーカルはbのほうがややハスキーな感じで口も小さく、低域の量感やバランスもaがすぐれているのは明解ですが、MITデジタルとS/Aラボの組み合わせによる、ピリッとした音はどうしても捨てがたいという結論になります。これは、ナカミチのΔΣのDACの音の傾向にあっていたのかも知れません。 ただ、これはおそらく当面のもので、冬に向けてホットカーペットがしかれるようになり部屋の反響の状態がかわればどうなるかわかりません。また電源タップは今回すべてチクマ改のHUBBELからとってますが、いずれここにもLEVITONクライオや場合によってはWATTaGATE、フルテックなどを試してみたいところです。 今回は、スピーカーのセッティングの見直しには一切手をつけませんでしたが、スーパースパイクですでに低域の量感を引き出しているをWWでさらに強まってしまった印象があり、かつ部屋の響きのバランスとの関連もあるようです。 今後DACやアンプなどの変更により、WWがbebe'sのリファレンスとなるときには、「クオリティ」と「好み」が両立することになるでしょう。 なお、必然的にDVDPのデジタルケーブルがWWがリファレンスとなりますが、今回の一連のケーブル見直しによってDVDPの電源コードがMITZcodeU、デジタルがWWといういわゆる「お下がり」効果により、CD以上にパワーアップした感があります。このあたりは次号以降で・・
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