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バーチャルヘッドフォン音質アップ作戦

2001/10/8

今回はバーチャルヘッドフォン

bebeも2c、シアターサウンド、バーチャルヘッドフォンといろいろ手を出しすぎてこまってます

さておき今回は、ちょいと手が込んだ音質アップ作戦の決行です

管球式のヘッドフォンアンプで、ドライブ力を強化したものの、プロセッサーのヘッドフォン端子経由だと、プロセッサー内部の増幅、ボリューム回路とValveXのボリューム、アンプ回路が重なります。

  

そこで、MDR-IF5000のドルビーデジタルデコードから2chバイノーラル信号をRCAケーブルにダイレクトに出力できるよう、あれこれ情報を集めてきましたが、ようやくいい方法が判明しました

MDR-DS5000の技術解説書をみると

デジタル入力の場合

サラウンドデコーダー

Logic3Dプロセッサー

D/Aコンバーター

(バイノーラルLR)

ヘッドフォンアンプ および 赤外線送信部

となっており、D/A変換されたバイノーラル信号LRのところから結線してやればいいことは想定できます

参考までに、アナログ入力の場合は、普通のAVアンプと同じくサラウンドデコーダーの手前でA/D変換されることになります

ところが、DR-IF5000の内部を見ても素人のbebeにはよくわからません

回路図提供をSONYの技術にも相談してみましたが、補償の対象外となるため、内部回路図等の公表はできませんとのこと。

しかたがないので、いろいろ電気関係に詳しそうな方をたずねてようやくアドバイスをいただきました

アドバイスをいただいたのは65号でもお世話になり、ご自身のホームページでは真空管ラジオをメインとしながらも、最新のDVDPの内部のパーツや構造の検証をされていらっしゃる「じんけい」さんです。

じんけいさんのホームページ「jinkeiの部屋」はこちらから
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7804/index.html

とくに「AV関連のページ」はみどころ満載です

さておき、jinkeiさんに内部の写真をおくってアドバイスをいただいたところでは、このCN101ってコネクタから取り出すの無難でしょうとのこと。

 

このCN101からヘッドフォンアンプ部に接続されています

本来ならば、このコネクタをはずして、基盤に直接半田付けしてやればいいんでしょうが、なにしろ狭い上に、どうせ気合をいれてやるなら高品位なケーブルとRCAコネクタを買って来てからにしようとおもい、とりあえず手持ちのケーブルで試すことにしました

リスクヘッジして、コネクタケーブルの被膜を剥いた部分に半田つけする方法です。もちろん半田付けの前のテストは当然やってます。

ケーブルはSONYのミニプラグ>RCAケーブルをつかいました

 

リアパネルに穴をあけて、そこから尻尾のようにケーブルを出して完成。ケーブルが抜けないよう鉛のテープではさんでます。

さて、これで完成。

念のため、ワイヤレス信号とヘッドフォンジャックのオリジナル機能にも問題ないことを確認し、とりつけたRCAケーブルを「ValveX」につないでみました

テスト用につかったのは、エアフォースワンとデスペラード

ヘッドフォンは、bebe's未公開のAKG K501

感想

うーん・・・期待したほど、よくなってない・・・!

信号の取り出し方に問題があるのか、デコーダーが期待できるレベルにないのか・・・。

どっちにせよ、音量についてはValveXのボリュームをかなりあげることになります。

2chPCMでは十分な出力がでてるのですが、ドルビーデジタルとくにSONYのDVDはDDデコード後の信号レベルが低めなようです。

ここで、接続をもとにもどして(プロセッサーのヘッドフォン端子からValveX)に聴き比べてみるとたしかに細かい音が鮮明になったことは確認できたので、多少の効果はあるようです。

この段階で、IF-5000のプロセッサーとD/A変換精度について判定をくだすわけにもいかず、現段階ではこのあたりはヘッドフォンバーチャルサラウンドの限界か?

そうなると気になってしまいデジタル入力によるCD再生での比較をするはめに・・・

チェックにつかったのは、ちょうど近くにあったチェロとピアノのコレ

藤森亮一&K.Aコリーの「パストラル」

ソースは、操作性の悪さからリビングから撤退を余儀なくされたDVD-S9

デジタル接続には、viviさんから借りてるSAECのOPC-M1(3m)

IF5000はバーチャルモードオフの2chでの試聴です

  1. IF5000のヘッドフォン端子(内蔵アンプ)
  2. IF5000のヘッドフォン端子からValveX
  3. IF5000のRCA直出ケーブルからValveX
  4. S9のアナログアウトからValveX

ずばり、一番よかったのは4番・・・。操作性は悪くとも多少ドンシャリ調といわれようとも定価19万のDV-S9。

CDアナログ出力からValveXにオーソドックスなつなぎ方が、群を抜いてよろしい。

次点は、今回の苦労の甲斐あって、3番。音量もCDソースでは十分です。

1と2では、すでになんども聞き比べたとおり、2番のほうが当然のようにいいですが、K240ほどの差はありません。IF-5000内蔵のアンプのドライブ力も、K501(94db、120オーム)はわりとすんなり鳴らしてくれるようです。

ここで参考までに、viviさんからお借りしているトライオードのルミナス1.0をS9とデジタル接続して聴くと・・・

こりゃさらに別次元。ルミナスの音はいいでっせ〜。とくに真空管バッファの音は格別!

これからリビングテストやってから、試聴ガレージセールに出品予定ですので気になる方はしばしお待ちください。

やはり、IF5000は3Dプロセッサー部の精度云々よりもD/A変換部がしょぼいのか?音の鮮度をとると、S9>DDダウンミックス>ValveXが、映画ソースでも一番なので、このあたりはむずかしいところです。

ちょいとこだわって、バーチャルヘッドフォンに凝ってみましたが、「質」をわりきるのであれば、付属のワイヤレスモデルで楽しむのがベストかもしれません。

ただ、bebeとしては懲りずに最後のあがきプランを検討中




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