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ベロダイン46cmスーパーウーファー(オーディオ編)

2001/10/28

前回からさらに引き続き、ベロダインスーパーウーファー

もともと前オーナーのM氏がプロ用モニターのジェネレックの低域強化につかっていただけに、ベロダインは本来オーディオ用として十分すぎる能力をそなえていそうです。実際FB1を上回るようなスピード感とエネルギー感をそなえています。

なんといっても、46cmユニットを大容量エンクロージャーです。しかも、YAMAHAのYSTをはじめとするバスレフポートの応用技術をつかった低域伸張ではなく、完全密閉型の純オーディオ的な音づくりで13Hz(-3dB)の帯域を誇るモデルです。

ちなみに重量は47.5kgと見た目ほどは重くはないのですがひとりで持ち上げたりするには結構重量労働です。

 

ちなみにメインとのクロスオーバー周波数を調整するようなものはなく、85Hzがカタログ値となっています

オーナーズマニュアルによると本来は、プリアンプとパワーアンプのあいだに、別途クロスオーバーを調整できるネットワークの使用が前提となっていて、アンプ部にはINとOUTが設けられています

さて、ベロダインをCDソースによるFB1に加えるにあたっては、本来はプリアウトをFB1用とベロダイン用に並列に分ける必要があるのですが、最初はあくまでもテストとして、ベロダインにはLFE端子から接続し、まずはFB1の設定をsmallにしてみました。

すなわちFB1をサテライトとした3Dシステムで、80Hz以下の信号はSWにまわります。

ベロダイン側のボリュームを上げると、こりゃもう低域のエネルギーガうなぎのぼりですが、壁がびりびりいっちゃって聴けたもんじゃありません。いわゆる低域のブーストアップですね。

それでもいちおう、レベルをうまくあわせるとFB1だけのときよりも低域はやはり安定するというか、実在感がまし、これはこれで面白いですが、この方式はFB1のいいところを使えなくなる上に、80Hz以下がモノーラルになる上、やはりときおり音源の位置がはっきり特定できたりするので、この方式はよろしくありません。また、メインをSmallにすると、プロロジックの時とおなじくアナログ信号においていったんA/D変換が行われるはずなので、この点もピュアオーディオ的な見地としてはNGでしょう。(ナカミチはデジタルアンプ的につかっていますがボリュームはラダー抵抗をつかったデジタル制御というけっこう贅沢な仕様で、アナログ入力はA/D変換されずに出力されるようです)

つぎにFB1をLarge設定に戻し、CDPのアナログアウトから直接ベロダインに接続してみました。

ベロダイン側はRCAのLRの入力がありますが、5mほど引き回すのでCDP側のLRを変換ケーブルでひとつにまとめて、接続です

つまりFB1には、CDPからデジタル接続されたD/A変換されてプリアウト>パワーアンプといった信号、ベロダインへはCDPのアナログアウトからの固定ボリュームの信号ということです。

当然ながら、プリアンプのボリュームとベロダインへの入力レベルは連動しないので、プリアンプのボリュームとベロダインのボリュームを別々に操作します

チェックにつかったのはこの2枚

イーグルスのライブ「ホテルカリフォルニア」と「水の美音〜華厳の滝」

 

ベロダインのボリュームをあげると、すごいことになりますが、そうなるとたんなるドンシャリの「ドン」だけの強化になっちゃいそうなんで、ほんとに聴こえないくらいにスーパーウーファーを効かすくらいにボリュームを控えめにするのがポイントのようです

調整のときは、FB1のパワーアンプのボリュームをオフにして(リトルプラネットなので本来はプリメインなのでボリューム付)、音がでているかどうかくらいに合わせてみるのですが、音楽ソースってのは、つねに80Hz以下の信号がはいっているってわけではなく、実際にやってみるとレベルあわせは難しいものです

ただ、FB1だけの時に比べ、低域の音場感というか安定感というか、とくに音量をしぼったときには、このSW方式はメリットがありますね。

ただ、ほかにもいくつかのCDを聴いて見ましたが、ボリュームをあげても全然音がかわらない=80Hz以下の信号が全然はいっていないものが結構あることに気づきました。

145号Y氏宅で音源ソースをつかった高域の可聴限界を知ったときと同じく、低域についても一般的に考えられている「重低音」というのは80Zあたりよりもかなり上の帯域までのことを「低音」と表現してるんでしょうね。

また一方で、DVDの映画にかぎらずVHSなどでも映画ソースというのはかなり低い周波数帯域まで収録されているので、あらためて低域再生能力の重要性を理解したような気がします。

もっとも20Hzとかは音じゃないでしょうけどね

さらにつづく・・・次回は大問題発生!