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原宿怪物シアター ワードクロック



2002/2/24

今回は、「原宿怪物シアター」訪問シリーズの最終コラムです

「原宿怪物シアター」の吸い込まれるような「絵」も、つつみこまれるような「音」も、まさしく「怪物」ですが、この日は、さらにbebeを「震撼」させるような体験をさせていただくことに・・・。

マスタークロックジェネレーターです

前出のA'zTECHの渡辺さんが、デモで持ち込まれたマスタークロックのジェネレーターによるHTPCマシンでのCDの再生クオリティ。

今回の主役はこれ↓

詳細はこちらhttp://www.aztec.co.jp/から「WORDCLOCK」をクリックされたし





メーカー名 : lucid 商品型番 : SSG192

販売価格 : 288,000円


仕様 : マスタークロックジェネレータ ワードまたはuperclockのマスタークロックの生成/供給及び分配 32-192KHz対応 ●ビデオシンクイン BNCx1 ●ビデオシンクアウト BNCx1 ●ワードクロックシンクイン BNCx1 ●ワードクロックシンクアウト BNCx4 ●AES11シンクイン XLRx1 ●AES11シンクアウトト XLRx2 ●256xスーパークロックアウト BNCx1 ●1024xウルトラクロックアウト BNCx1


メーカー名 : lucid 商品型番 : GENx6

販売価格 : 79,800円


仕様 : マスタークロックジェネレータ ワードまたはuperclockのマスタークロックの生成/供給及び分配 44.1KHz,48KHz対応 ●AES入力 XLRバランスx1 ●ワード/Superclock入力 BNCx1 ●ワード/Superclock出力 BNCx6

最初、これをどうやってパソコンにつないで、どういう働きをするのか全然わからなかったのですが、後述するとおり、音の変わりようにはすっかり驚いてしまいました


そもそも、マスタークロックっていう存在自体を、きちんと理解していないと、動作原理や音が変わる理屈がわかりにくいのですが、あいにくbebeはこのあたりを説明するだけに知識を持ち合わせておりませんが、ちょっと調べたところでは


[マスタークロック]

サウンドデンhttp://www.soundden.com/lc-lock.htmlから無断転用


"マスタークロックとはD/A変換は勿論、CDプレーヤーの回転系やピックアップの動きまで制御する為の基準となる水晶発信回路です。"

さらに、


"現在のところ、高精度とされる業務用発信回路であっても50〜100ppmの精度ですが、LclockはC2でさえ驚く事に2ppm(メーカー発表値)を達成しています。
発信回路の誤差や変動は、直接ジッターとして現れますので、アナログと比べてCDの音質が良くならない「見落とされた」原因であったと言えます。
"


「うーん!わかるようなよくわからないような」

「CDからピックアップした信号を、最終的にD/Aコンバーターに送り込むわけですが、このときの読み取ってD/Aコンバーターへ送りこむ時間のズレがないように、基準となる信号がマスタークロックなのかな??」


bebeとしてもマスタークロック交換によって、音がよくなるらしいことくらいは気にしているものの、かりにマスタークロックの発振が、CDの44.1KHzと多少の誤差が少なくなっても、現実的にはポータブルCDであれ、まっとうなCDであれ、音はでる

それよりも音質の決定要素として重要なのは、ピックアップの精度とD/Aコンバーターの影響力に比べりゃ「屁」みたいなものじゃないかというのが、これまでの勝手な思い込み・・・・

さてここで、話もどって、カーロフさんとこでの当日イベント?の進行状況・・・



カーロフシアターでのフィフスエレメントとバーチカルリミットの映像を見せていただいた後、小休止



カーロフさんが、デジカメ持ち出しで、このジェネレーターやM氏がもってきた、パトスのアンプやWWの日本での発売検討中のケーブルなどの写真撮影をはじめます

私も、カーロフさんにお断りして、持参したデジカメ記念撮影をさせていただくことになり、二人でM氏が持ち込んだケーブルやワードクロックなどをいっしょに撮影です。お互いWEB運営者。とくにカーロフさんは「A&V Reviw」の原稿用ということもあるんでしょう


これはワイヤーワールドのTOSケーブル。まだ日本未導入


カーロフさんがトゥナイトU出演のときのサイン色紙も拝見


こんな調子でbebeがデジカメで撮影させていただいている裏方で、A'zTECHのワタナベさんが、PCを開けて何やらボードを組み込み、セッティングをはじめましたが、この時点でbebeは、これから何がはじまるのか全然わからない状態で、M氏やかんたべり〜さんと、お話しさせていただいてました



しばらくして、ATCから"さだまさし"の「北の国から」のテーマ曲が流れはじめました
薄明かりのスクリーンに映っているカーロフ3DCG映像壁紙の前にある「北の国から.wav」をクリックして、Windowsのただのメディアプレーヤーで再生しているようです



とっても厚みのある音がATCから流れはじめます。さだまさしの声が、しみわたるように空間を満たしていき、ゆったりととっても量感のある低域・・・・


このときになってはじめて、bebeは、カーロフさんが、パソコンでCD再生までやっていることに気が付く次第・・・・

PC = 音がよくない の先入観があるものの、実際にPCの裏にまわって取り付けられたボードや外部のD/A、D/Aコンバーターなどを観察しましたが、どうもいまひとつ、信号の流れがわからない・・・

いま思えば、もっとちゃんと質問して理解しておけばよかったんでしょうが、すでに素晴らしい映像とシアターサウンドを体験させてもらったので「bebe@お腹いっぱい」状態・・・で、ここで説明できるほど理解せずに帰ってきてしまいました〜

ここで、M氏がひとこと

「これ、SWに信号入れたまま?」


確認すると、やはりSWからも再生されていたようで、SW用のアムクロンのアンプを落として、ATCだけに音に・・・

M氏「ATCってこんなに低音でたかな〜?と思ってたよ・・・」

さすがは、M氏です。

ただ、SWをOFFにしてもATC・・・・量感が後退したものの、音の見通しもよりすっきりして、オーディオ的にはこちらがやはり正当か

まあ、組み合わせたオーラサウンドのSWはATCとオーディオ的にも遜色ないレベル

M氏からのおさがりの、bebe'sのベロダインよりひとまわり小さいものの、やはりオーディオ用途でのSWは、パッシブ&大エンクロージャーがひとつの王道なんでしょう。(bebe'sでは使いこなす前にリビング撤去になってますが・・・)

 
カーロフさんのAURAのSW(左)とbebe'sの休眠中のベロダイン(右)

余談ですがオーラサウンド。扱いはM氏のナスペック

M氏とオーラサウンドのSWの話をしていて教えてもらったのですが日本ではホームシアターのLC-CP6がメジャーですが、カーオーディオもやってるようです。

http://www.aurasound.com/

ナスペックの日本のホームページはありません。はやく作んなさいよ>Mさん

このSW Auraの本国サイトで探してみましたが、よくわからず?

さて、まもなく、画面になにやら調整ウィンドウが表示され、というチェックボックスでクロックを切り替えるようになっています



Clodk mode

  • Auto ???※
  • Master
  • WordClock

(※覚えてないうえに、写真でも判別できないでの正確な表示名はわかりませんが、とにかく、PCのサウンドボードの普通のマスタークロックということかな?)


渡辺さんが、マウス操作で、マスタークロックに切り替えると、ボケていた音像がぴしっとフォーカスが合うような感じです

(マスタークロックジェネレーターを使わなくても、カーロフさんのHTPCからのCDの音は、一般のパソコンでのCD再生の音をイメージしていたら大間違いです念のため)



無駄な音が聞こえなくなったというカーロフさんのひとことに一同うなずく

さらに、ワードクロックにすると、こりゃまた「激変」レベルの変化量。

「激変」という表現は、人それぞれでしょうが、この音の変化の度合いは、インシュレーターや電源ケーブル交換といった次元とは違う印象です。

たとえるならば、ステレオテレビでサラウンド回路をオフにした感じ・・・・(←こりゃたとえが失礼かな)

あるいは「BBE」を通すような感じでしょうか

どのみちうまく表現できそうもありませんが、D/Aコンバータやケーブル、電源まわりを変更したときのような、情報量の変化や帯域バランスや広がりが変わるとかというのではなく、やはりフォーカスが「合う」という感じです


"度"がぴったりあった眼鏡に取り替えた瞬間や、汚れた眼鏡を洗いおわった後のような音のフォーカスが定まるといったようにも説明できそうです

ワタナベさんがおっしゃるように79800円でこんだけよくなれば、確かに安いような気がします。とりわけ、すでにお気に入りのトランスポートとD/Aコンバーターがある場合は有効なんですが、いかんせん民生CDT、DACには外部クロックでつなぐインターフェースがないため、このあたりはPCオーディオの大いなるメリットなんでしょう



話しが前後しますが、上記のインプレッションはワタナベさんが用意した「北の国から」から、カーロフさんのリファレンスディスクをCD-ROMドライブから再生したものです(実際は東芝のDVD-ROMドライブかな?)

次に、クロックジェネレーターを79800円のものから、 SSG192(288000円)にかえるとまた、俄然よくなる・・・・



カーロフさん、かんたべり〜さんもまあびっくり、いままでこんなに贅肉のある音を聴いてたんだ〜とかあれこれ話しながら感心することしきり・・・・


bebeも、この時点でM氏に、クロックの原理やら影響力についての質問をするはめに・・・

しかも・・・・・このクロックジェネレーターからクロック信号を送るケーブルを、ワタナベさん持参のものから、M氏持参のWWのケーブルに取り替えると、音がさらに広がりがでるという始末・・・・・

これについては、bebeだけでなく、M氏やワタナベ氏も不思議だといってましたが、たしかに「激変」に近いレベルの変化があります。

「なんでクロックの信号が流れるだけなのに音が違うんだろ?」

だってねえ、単なる同期信号ですよ

が確かに違いがでるのは事実・・・・。ワタナベさんも「オカルト的」といってましたが、ほんと不思議なものでワタナベさんは自宅PCでは、マスタークロックの伝送にはWWのシルバーをつかっているそうです

とまあ、なんともつたない報告になりましたが、このあたりは、カーロフさんの怪物シアター日記のアップをまたないと詳細がわかりません


最後に余談ですが、クロックジェネレーターをすっかり気に入ってしまったカーロフさん

購入にあたっては、奥様の了解が必要なのは、どこの家庭でも同じようで、ご自分が十分納得したや否や奥様を呼んで来られます

まあ聴いてみてくれ・・・・とソファのベストポジションを薦めるカーロフさん

うちでは絶対ありえない作戦です。



奥様は、私達の遠慮して、特等席に座るのをためらわれていらっしゃいましたが、カーロフさんがこのマスタークロックジェエネレーターを買えるかどうかは奥様次第なので、みなで一致団結したかのように、奥様をソファの中央にいざなうことに・・・。

以下、カーロフご夫妻のやりとり(脚色はしておりませんが、セリフは簡略しております)


カーロフ氏「○○○でいいよね」とおそらく奥様お気に入りのCDを再生

カーロフ氏「これが普通の音・・・・・・」

カーロフ氏「こっちの(よくなった)音はどう?」

このときは、マスターを飛び越して、いきなりワードクロックです

・・・・・・・

奥様「たしかに音がすごくよくなったわ・・・幾らなの?」

カーロフ氏「でもこれは安いほうで・・・・79800円・・・」

奥様「・・・でもつぎにもっといいのがでてくるんでしょ?次ぎは30万?」

事前に話していたのか、値段はぴったりです

奥様「(どうせ本命はもっと高いほうなんだろうから)次のを聴かせてちょーだい」

うーん。格好いい奥様です

・・・・・と、上位モデルに換えると、奥様もじっと聞き入ってるようす

奥様「全然違うね。すごいいいじゃん」(←語調はアレンジしてます)


・・・・ということで、購入決定と相成った模様

それにしても・・・

確かに部屋のどこで聴いていても音のよさはおそらく誰の耳にもわかるくらいなんですが、奥様がそれを認めてくれるってのが、なんともうらやましい。


家に帰って、うちの奥さんに、その話しをしたら・・

「あんたももっと金持ちになって、原宿のマンションに住まわせてくれたら、なんの文句も言わないわ」

・・・・そりゃごもっとも

たしかに、一足早くカーロフさん家を後にして、上を見上げれば「ラフォーレ」のネオンが見えるのがとっても別世界の感じがしたbebeでした

後日、カーロフさんから報告いただいてSSG192に決まったご様子(WWのケーブルも併せて・・・・なんだMさん、しっかり営業してるじゃん>役に立たないのはbebeだけか?)

ちなみに、dtsやDDなどの圧縮フォーマットにも、ジェネレーターの効果はあったようです

あまり一般には話題になりませんが、DVDPのクロック精度というのも音質決定の重要なファクターなのかもしれません

9000ESのマスタークロックの精度はいかほど???

まあ、おかげで、X5000のクロック変更・・・どうにも興味がでてきてしまいます

まとめ〜その後のbebe

今回のカーロフシアター訪問は、とってもいい経験をさせていただきました。あらためて御礼申し上げます。

さて、この経験を踏まえてbebe'sはどうするか?

HTPCの導入

HTPCの素晴らしさと面白さには興味がありますが、bebe'sのSVGAパネルの液晶プロジェクターとBARCO三管との隔たりは大きく、もしHTPCやるなら、三管か、より高画素デバイスのモニターをつかえるようになるまでお預けですね

余裕がでればまずは、PC用のモニターでHTPCを取り組んでみたいが当面は9000ES+WEGAの3型CRTでのノイズ払拭と精細感にトライですな。これはハイビジョンソースでも同じなので、高周波ノイズ対策などいろいろ試す価値はありそうです

プロジェクターのバージョンアップ

その後、自宅のスクリーンで見る映像は、やはりそれなり。色バランスはもうちょっとなんとかなるし、黒の表現にも限界は見えますが、なによりいままで気にしなかった「画素」が気になるように・・・しかしながら、まあここは金銭面でも使い勝手の点からも、現状LP-A7は数年続投。

シアターサウンド

サウンドスクリーンも無理だし、リアへPMCをもってくるのは難しい。当面はdts対応のAVプリというのが先決になりそうですが、さきにベロダインを復帰させることが重要課題ですが、これは、なかなかに難しい

マスタークロック

X5000のマスタークロックユニットの交換が気になりつづける状態

リトルプラネットのクライオバージョンアップ対応、D/Aコンバーター導入と何を優先させるか迷います(実際は迷うような懐事情ではりませんが、考えるのは「無料」です\(^o^)/」