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X5000 黒セーム革〜装着編



2002/3/9

すでに存知の方も多いと思いますが、ASC(アコースティック・サウンド・クラブ)の山本紘市氏。

A&V Villege誌等で執筆されてされていらっしゃいますが、今回は山本紘市氏が 広島のSOUNDDENから供給を受けられて(?)希望者に送料込み1000円で配布されている天然黒セーム革をbebeも入手しました。

bebeが、この黒セーム革による対策を知ったのは 「A&V Village」の2001年11月号(52号)の140ページ「驚異の黒セーム革効果!」の山本紘市氏のレポートです

「A&V Village」は、私も購読しているというわけではありませんが、オーディオの情報誌としては580円と値段も手頃で楽しい雑誌です。もともとは限られた書店でしか売ってなかったような記憶が・・・、うちに25号(平成9年5月号)が残っていたので見返してみると、当時の購入理由はDVDのS7000が紹介されていたのとポータブルMDの記事に惹かたようですが、同時にこのときにSRS(セポニクス社AK-100)の存在をはじめて知ったのもこの雑誌のおかげですね

さて、黒セーム革

目的はこれです

「ピックアップのレーザー乱反射の防止対策」

山本氏のレポートによれば、

「ピックアップレンズから照射されるレーザーの乱反射がゴーストを引き起こしており、それを取り除こうというのが目的。TVでもそうだが、ゴーストのない音は映像以上に誰が聴いてもその差歴然の恐るべき世界である」とのこと

ここのところカーロフさんとこでのマスタークロックの精度が音に与える影響を実感しているだけに、このゴーストの低減効果にも同じベクトルで作用するのかもしれん・・・などと考えてしまいます

まあ、正直なところ、ビスやインシュレーターやケーブルなどの類よりも目的がはっきりしているだけに説得力がありますね

なお、bebe'sのTV地上波のゴーストは、あまりにもすさまじく、以前はNECの単体リダクションチューナーをつかっても、かなりゴーストが残る劣悪なエリア。

下の写真をクリックしていただくとゴーストのすごさがわかります\(^o^)/
 

なお、今回bebeが黒セーム革対策を試してみようと思ったのは、「X5000用のステンレスビスキットがサウンドデンから売ってるよん」ってな情報をいただいたのをきっかけに、ネットでサーチしていたときに『トッチーのお昼寝オーディオ』を見つけたのがきっかけ

また、こちらのサイトも参考にさせていただきましたhttp://www.atk.kaznet.com/audio/cd-5.html

さて、例によって前置きがながくなってしまいましたが、いよいよ本題

山本氏によれば、黒セーム革のポイントは

・レーザーの乱反射の影響範囲はピックアップから半径7cm

ピックアップの邪魔をしないかぎりできるだけピックアップレンズに接近すること

トッチーさんに事前に伺ったところでは、ピックアップの側(そば)に貼ると動作が不安定とのことで、かなり気をひきしめて取り掛かりました

まずX5000ですが、普通のフロントローディングタイプと違い、レンズ側が固定される方式です

 → 

TOC(CDの一番内側)を最初に読み込むときにはこれくらい接近します

黒セーム革は、さほど厚みのあるものではありませんが、両面テープでテストしながらということにしたので、テープの厚みが加算されるためスピンドルと接触する恐れがありそうです

でまずは、作業をスムースに進めるために分解です

このトレイ部分に貼るつもりなのでこちらも取り外してみました

 

さらにピックアップの周りを覆っているカバーも取り外して型どおり貼り付けてみました

レンズ部分のまわりはともかく、左右の穴をあけておく必要があるのかどうかは不明・・・。

なんとなく、南野陽子やディカプリオがかぶっていそうな鉄仮面のような感じもします

なお参考までに、X5000のメカ部です

サウンドデンのステンレスチューンは大いに気になるところですが現状はノーマル状態です。このメカまわりだけはクライオステンレスビスはつかっていません。ピックアップ右側の丸いのはレゾナンスチップですが効果は不明

まずは上記の状態でカバーをもとに戻して動作テストしたところやはりTOCを読んでくれない

 

ちなみに、X5000はもともと蓋をしめないと動作しませんが、この状態で動作確認をとるためにはファミコンゲームのような隠しコマンドで解除しないといけません

コマンド
ディスクをのせない状態で、「FF(SKIP) + PLAY」です。解除は電源落とすか「R(SKIP) + PLAY」です

最終的に、左側のセーム革を少しはがすことによりTOCを読み込むようになったので、やや中途半端ながらも作業完了。74分の最終トラックの認識も問題ないようです

ちなみにトレイ部分は、こんな感じで暫定的に仕上げて見ました

 

トッチーさんはトレイ部分を全部覆ってしまったほうがよかったようですが、今回はテストなので3枚いただいたうちの1枚だけで仕上げたかったのと、円形セーム革なので、うまく"つぎはぎ"しないと見た目が悪くなるのを避けたかった(ようはここまでやって面倒になっただけ・・・)からです\(^o^)/

なお、この作業をやりながら気がついたのですが、X5000への黒セーム対策を最大限に効果を挙げる方法

トレイカバーをはずして、さらにピックアップのカバーも取り払って、とにかくピックアップレンズの周囲ぎりぎりから7cmの範囲に隈なく対策することがよいように思われました

bebe想像のX5000のベストな使い方↓

この状態での使用を前提に、黒セーム革をメカ部分に隈なくはっていくのはどうでしょうか?

また、この方法だと防塵効果と見た目のためと思われる下部カバーとトップパネルとの共振などの影響を低減できる効果も期待できそうですが、どなたか実践されているかたいらしゃいませんかね?

ただ、これやると見た目が"キカイダー"のようになってしまうのと、こどもにいたずらされたときのことを考えると当面はNGですね

なんとなく発見したような気もしたのですが、いかんせん、この時点では、音も聴いていない状態なので当初の予定どおり組み直します

なお、ついでにリッドの裏にもセーム革を固定してみました

  → 

ようは蓋がしまった時の内側の状態なんですが、上側にも貼ってあると効果が倍増するかもしれないし、黒セーム革は静電除去効果もあるとのことなので・・・と考えたものの、考えてみれば、bebe'sでCD聴くときはこの蓋をあけたまま再生するのが普通なのであまり関係なかったですね

ただ、この蓋(うちはコーリアン製のオプションリッドです)は4つのビスで固定されているんですが、このあいだをなんからの素材でダンプしてやると、別の意味合いで音になんらかの変化があらわれるかもしれないと気がつきました

結果的に、今回は黒セームをあいだに挟むことによりダンプ効果はあるかもしれません

・・・でいよいよ試聴です

作業前まで聴いていた小松亮太のバンドネオンのCDを再生してみますが、なにやら低音がこもっているような、スカっとしない音で、あせってしまいました。

きっと貼り方がよくなかったのか・・・さりとて、せっかく組み上げたのに面倒だし、ピックアップ部分はうまくいったはず

山本氏から送られてきた説明書を読むと

「最低でも3日間は音をださなくても回しつづけること」

とあるので、素直にこれにしたがうことにしました

CDをセットして、普段つかってないX5000のリモコンに電池いれてリピート&シャッフルモードにしてブレークインタイムに突入です。

願わくば、私の留守中にこどもがこのブレークインに気がついて停止ボタンを押さないこと・・・

土曜日の夕方スタートで、最終的に水曜日の夜までディスクを替えながら続けました。

結果は次号にて・・・