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電源リニューアル 歓喜のCDサウンド編



2002/4/1

さて、いよいよbebe'sリニューアル電源による試聴スタートです

すでに報告したとおり、変更箇所はこちら

  • 壁コンセント LEVITON 5362-IGI クライオ(DCT)
  • タップA    WATTaGATE381(アース結線)
  • タップB    WATTaGATE381(アースなし)

 

今回の出費は、レビトンコンセントのみ

ほしかったSACDが3枚買えますが、ストレスのある状態で音楽を聴けるほどbebeは音楽愛好家ではありません

さきに、viviさんと今回のプランについてメールで相談していたときの内容を転用して、207号で書いた、とくに不満を感じるソースの印象からシミュレートした内容です

なお、前回では報告を端折りましたが、今回の変更の前にCDとナカミチのケーブルを変更してあります

当初の目論見では・・・

作戦
1.壁コンをレビトンDCTに変更(中高域がのびるらしい)
2.タップを両方381にする(CD、DVDとナカミチ全部にワッタの低域エネルギーがゆきわたるはず)

となると、低域バツグンのハーモニックスをナカミチにもってこなくてもいいかも?
(ハーモニックスは音場がやや狭いのと高域がつまるのが難点)

※ハーモニックスX-DCSM:某お師匠さんから>「そんなことない」ってご意見が・・・ほかの方に貸し出した時もベタ誉めだったし、けっきょくはシステムとの相性やバランスなんでしょうね〜
なお氏もX-DC-SMをシステムの中核につかわれていらっしゃるようです。個人的な印象ではおそらくどんなシステムでも、これだけ堀の深く、エネルギー感のある中低域と独特の音の細かい丸みをだしてくれるようなケーブルはなかなかないのも事実なので、ここではbebe'sでの使いどころという点でお読みください


となると、こういう組み合わせがよいんじゃないかしらん?

ナカミチ = MITZcodeU
X5000 = S/Aラボ
9000ES = ハーモニックス

ねらい

  1. X5000は、黒セーム対策でなまった(ように聞える)高域をS/Aで喝をいれる
  2. ナカミチは、アース結線したMITでS/N向上。低域のエナジーは落ちるがこれはレビトン&ワッタダブルプランに期待
  3. 9000ESのハーモニックスは、吉とでるか凶とでるかは不明ですが、映画用のセリフと低域は向上するでしょう
  4. あとはハーモニックスがSACDの広がりを阻害するかどうか?
  5. この状態が成功すれば、そのままリトルプラネットをクライオチューンして、もしうるさくなったら381をクライオする作戦

・・・・とまあ、こんな風に考えたりするもので、実際、レビトンが届く前に、S/AラボをCDにして、ナカミチをMITにすると、たしかにバイオリンはかなりよくります

が、やはり年始以来、ハーモニックスX-DCとオーディオテクネのインシュレーターによるナカミチの音に慣れているだけに、全体的に厚みが減少し、とくに「GREEN SLEEVES」のベースのゴリゴリ感やイーグルスの「ホテルカリフォルニア」なんかは、NG・・・

さらに9000ESのDVDとSACDについても、ハーモニックスに替えるととたんに広がりが抑えられるとともに、低域もダメ・・・

・・・・・・・というのが事前準備

さて、レビトンとワッタ381ダブル作戦の結果

試聴にあたっては、24時間以上通電させてからです

金曜日の11時ごろから、X5000で、本格的に聴きはじめました

まずさきに、上記のケーブル組み合わせで聴いてみたのですが、目論見ははずれ

ナカミチ=MITでは期待したような低域はでてこないしないし、X5000=S/Aラボでは、逆に高域が伸びるようになったせい鮮度は非常に高いものの、温度感みたいなものはでてこない・・・といったところ

そこで、やはりケーブルをもとに戻してリトライです

試聴環境は

  • ナカミチ ハーモニックスX-DC
  • X5000 MIT Z-CodeU(プラグLEVITON仕様)

 

なお、その他のケーブルは

  • デジタルケーブル MITデジタルリファレンス
  • プリ>パワー MIT330ショットガン
  • パワーアンプ電源 S/AラボHH3.5(WATTaGATE330&320)
  • SPケーブル S/AラボHH3.5 バイワイヤ

 

 

インシュレーターとその特徴も・・

X5000=サウンドケアのスーパースパイク"こてこて"仕様

(特徴)ドライで切れ味まずまずギター立ち上がりのよさはなかなか。音が荒いとことも気に入っています



ナカミチ=オーディオテクネのカーボン

(特徴)評判どおりの温度感がでます。低域も高域もなまらず、どこか一箇所には挟みたい逸品

ビッグウェーブのカーボンインシュレータとはまったく音色が異なります



リトルプラネット=逸品館の"那智黒"黒檀「WOODBOY」

(特徴)とりわけ中高域がはっきり音がでて、プリっとした感じ・・・響きもそれなりでこのあたりは黒檀か?低域はまずまずですがCDにつかった場合の立ち上がりはスパイク系には及ばず


さて、上記のような組み合わせで臨んだCDでの試聴です

試聴

まずは、懸案の寺井尚子の「LIVE」 コラム207号

ナカミチのX-DCSMの持ち味を存分に発揮したまま、気にしていた広がりと高域のつまりも気になりません
テクネのインシュレーターとのバランスもよい感じで

どうやら、ここにきて、はじめて黒セーム効果がでたのかこりゃ確かに録音もいいし、エネルギーがすごい

ただこの段階では、音がちょっと膨らみすぎる感じもありますがこれが録音のせいなのか、部屋の響きのとの問題なのかは断定できず

低域やエネルギー感については、弾力感がでてきた感じで、これはなかなかに新鮮な音

さらに、新たに加えたリファレンスソースをとっかえひっかえ聴きました

次に、まだ聴き慣れていないものの、Maestro氏がリファレンスとする「カサンドラ・ウィルソン」のtraveling miles

このCDの聴き所は、Maestro氏が詳細にレポートされていて、非常に参考になります

"全体的に「ゴリ押し感」の強いジャジーな感じが気に入っている。このディスクを鳴らして「録音が悪い」と思ったら、低域のキレ、音離れ、分離感を疑うべし!ある一定レベルを超えないと、決して鳴ってくれない挑戦し甲斐のあるディスクだ。"by Maestro

Maestor氏のレビューはこちら(写真をクリックするとレビューに飛びます)↓直リンク失礼
http://www.ylw.mmtr.or.jp/~maestro/favorite_disks_jazzvocal.htm

↑それにしてもMaestro氏のこのレビューは感心しちゃいますな

たしかにこの録音は重そうですが、bebe'sでは、超ご機嫌サウンドで、FB1がゴリゴリいっています

「Gleen Sleaves」のゴリゴリよりも、鳴らしにくいのは間違いありませんが、ディスクにこびりついた音をひっぺがすドライブ力と低域の立ち上がりがキーになりそうなディスクです

こりゃすばらしい・・・

続いて、ピアソラのライブCD「ライブ イン ウィーン」

エレキギターとベースのネルギー感もたいしたものです
音量をあげていくと、床が・・・SPベースと床のあいだにミスティックホワイトがほしくなります
ただ観客の拍手のキレが、もう少しといったところ
ただ、バンドネオンについては、やっぱりこのCDは、もう一枚のリファレンス小松亮太の「ブエノスアイレスの夏」に比べると録音がいまいち・・・なんだかんだで、音はCD次第・・・

202号のとおりで録音は段違いでこっちのほうがいいです。
SACDは後回しですが、上,下、真ん中すべてよし!バンドネオンはエネルギー全開ですっ飛んできます。

次はギター

クラプトンのレプタイルの最後の曲


出だしのギターの立ち上がりも満足レベル。もはや、オリジナルがレビトンとは思えない音離れのよさはやはりクライオおそるべしです


ただこの曲はでだしのギターにレベルを合わせて音量あげると、そのあとの低音ブリブリが膨らみすぎるのが難点
こりゃ部屋限界ですな

福田進一のタンゴミレニアム

 
OK TAKEです

track8「クンパルシータ嬢のバイオグラフィー」は、かつてないほどにビビビってきます

つづいて、ホリーコールのDon't Smoke in BED

邦題「ベッドで煙草はよくないわ〜」の昔から聴いているCDです

これまたMaestro氏は、何万回も聴いているらしく、彼のレビューになぞらえてレビューすると

さきにMaestro氏のレビューをご覧ください。http://www.ylw.mmtr.or.jp/~maestro/disk_holly_cole1.htm


"特に1曲目の出足のウッドベースは、低域の量感・密度感・キレをチェックするのにもってこいだ" 

bebe'sの新サウンドでは、低域がはやいのなんの、引き締まったままスッとんできます。もっとブーミーでもたつく低音だと思ってましたがこりゃ新鮮!JBL時代から考えると、違う曲のようです

テネシーワルツ、Maestro氏にはかなわんが、長く聴いてるCD、ひさしぶりです
ホリーのハスキーボイスが、口がやや小さめながらも、"縦長"のびるようにピシっと定位して、ややスッキリ気味ながらもほどよい温度感をキープ

"鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)のような軽い音になっていないかをチェック。細かい音の振動や音の消え際などをチェックするのはもちろん、ハーモニカの「ある意味、きたない音」もしっかりとチェック。"By Maestro

ハーモニカの”穴”のひとつひとつが見えるような分解能には、胸が苦しくなる興奮を覚えました(<ホント)しかも、上までよく伸びます

・・・と、たてつづけに聴いたものだから、ここらでちょと小休止

こりゃひさしぶりに大興奮です。こんなことは、滅多にあるこっちゃありません

ここで、マメなbebeちゃんは、聴きながら考えていたことをやることに・・・・

上記のレビューは正直なところですが、ときどき音のキレが悪いと思う部分があるとX5000側のワッタ381のアースをつなごうかどうか迷うところ


それと、やっぱりライブの拍手がいまひとつ・・・

というわけで、小休止ついでに、X5000のMITZcode2のプラグをレビトンからフルテックロジウムに変更


もともとアウトレットはフルテックで、前々からプラグかアウトレットのどっちかを換えようと思っていたのですが、レビトンはやや"なまる"=ある意味温度感の高い音・・・ような感じもあったのでこっちを9000ESのS/A用にまわすことにして交換作戦・・・鉄は熱いうちに打て出す

 

交換後、ピアソラのライブを聴き直す・・・

いままであまりプラグの音を意識したことなかったのですが、けっこう違うもんですね


フルテックMITは高域がけっこう変わる感じでトレードオフで温度感は下がります
こりゃいいのか悪いのか判断つきませんが「拍手」の生っぽさ後退するものの、音のでかたが早くなった感じです

ただまあ、どっちにしても拍手ならケーブルは、MITよりもS/Aですが・・・


そのままクラプトンを聴き直すと、ギターはレビトンプラグよりフルテックロジウムのほうが、いまの組み合わせとしてはよさそう

音の立ち上がりとキレは、MITZcode2(フルテックロジウム)でより一層好みの音です

ちょっと気になっていた寺井尚子のバイオリンもこっちのほうがいい感じで、やや線がほそくなりますが、bebeの好みとしてはフルテックかな

なお、このあとの試聴で一番おどろいたのはコレ


水の美音の「華厳の滝」

すでに廃盤なので入手は困難だと思われますが、この華厳の滝は、これまで、ちゃんと滝を頭にイメージしないと、ホワイトノイズのように聴こえてくる超難度の高いソースだと思ってますが、今回ひさしぶりに聴いてみると、「滝」以外の何物でもありません

とくに低域がすごい、ひろがりもすごい、奥行き感もきっちりでている

なんというのか大瀑布の水の"重量"がでてくるといった印象で、真面目に驚いてしまいました

もっか、SACDやDVDと並行して、家族サービスに追われながらも、つまみ食いのようにリファレンスのCDを聴きまくっては、「おおっ」と薄笑いを浮かべながら悦にはいっている状態

CDに関しては、今回の作戦は大成功で、こんなコラムを書いている時間がもったいないくらいなんですが、この喜びをキーボードにたたきつけるのもこれまた楽しいものです

次回は、DVDとSACD編を予定