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映画館とホームシアター〜ひさしぶり映画館



2002/4/30

ゴールデンウィーク前半の3日目の「みどりの日」

4月いっぱいの東宝の優待券をもらったので、数年振り(おそらく10年振りくらい)に映画館にいってきました

2歳児の子連れなのでタイトルはこれ↓


「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
http://www.shinchan-movie.com/



余談ながら、「クレヨンしんちゃん」の映画は、数少ない夫婦の趣味が合う作品でレンタルビデオを中心に、1作目からすべて見ているまさにbebe家のホームシアターの好適作品

NHK、教育委員会的にはNGのアニメかもしれませんが、クレヨンしんちゃんシリーズの真骨頂は、こどもなんぞにはには分からんと断言できるオトナの楽しみがあります

ネタバレになるといけないのストーリーは差し控えますが、今回は10作目記念として、ラストはなかなかに感動の作品に仕立てています

  1. 93年● 『アクション仮面VSハイグレ魔王』
  2. 94年● 『ブリブリ王国の秘宝』
  3. 95年● 『雲国斎の野望』
  4. 96年● 『ヘンダーランドの大冒険』
  5. 97年● 『暗黒タマタマ大追跡』
  6. 98年● 『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』
  7. 99年● 『爆発!温泉わくわく大決戦』
  8. 00年● 『嵐を呼ぶジャングル』
  9. 01年● 『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』

個人的には、4作目の「ヘンダーランド〜」と7作目の「温泉わくわく〜」が最高だと思います

なお、クレヨンしんちゃんといえば、VHSレンタルがホームシアターの中心だったころは、このしんちゃん作品はドルビープロロジックでで、音響デザインも凝っていて、過去歴代のプロジェクターとサラウンドシステムで楽しんできましたものです。ビデオもワイドレターボックスで4:3パネルのNTSC専用のプロジェクターで観るには親子で楽しめる最高ランクのソースともいえましょう。よって、今回はひさしぶりの映画館ということで、家族サービスの枠を超えて、自分なりに我が家のホームシアターとの違いというものを研究してみよかという気もあったのは事実です

当日は午後1時の部にしようとでかけたのですが、GW中にも関わらず満席。GWの渋谷に、こども映画を観に来る人なんてほとんどいないだろうと踏んでたのは見事にハズレ

しかたがないので、3時からの部に出直すことにしました。

さきにランチを食べたりして、30分前にいったらすでに入場待ちの子連れでいっぱいでしたが、この待ち時間でかなりの体力消耗・・・

まもなく3歳になる息子は、じっとしているはずもなく、まず最初は受付けのおねいさんに愛想は振りまくは、走り回って女子トイレに潜入したり、宣伝用の立看板は壊す、掃除スタンバイのおばさんにも愛想振り振り、さらには底に重りの砂がはいった空気をいれるパンチングアイテム(?)に体当たりしまくるという状態

それでもまあ、小さいこどもがたくさんいて騒いでいるので、上映中も多少は安心なのが救いです(そもそも、そうじゃなきゃ連れていくことはないでしょう)

いよいよ上映開始

照明が落ちた環境も大音響も、息子にしてみれば、我が家ですでに慣れてるようで動じることもなく、気をひき用に渡したポップコーンの袋を片手に、微動だにしません

普通なら、食べ過ぎで取り上げられるポップコーンが息子にとっては映画よりも幸せなのかもしれません

・・・がさすがに腹いっぱいになって、飽きてくると、予想どおり動きだします。眠いのはわかってるんですがだっこしてやっても、落着かないし、前の席顔を乗り出して、愛想振りまこうとしたり、抱き上げれば前の座席に蹴りをくれたりして、なかなかにたいへん・・・

最終的には眠ってくれたのですがこのあたり子連れシアターは映画館よりホームシアターのほうが有利なようです(^_^)/〜〜

でいよいよ本題

映画館とホームシアターの比較です

映画館は渋東シネタワー4。256席の小ホールです
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/th_detail15.html

調べたところ、音声方式はSRD(スペクトラル・レコーディング・デジタル)のようで、ようするにデジタルエンコードのドルビーデジタルの劇場版ってとこのようです
http://www.toho.co.jp/th-link/qa/sound/sound.htm

まずさきに、映画館はさすがに映画館。「空間」というものがあります。ホームシアターのように個人または家族や知人で1時間半なり2時間の作品を共有するのと別物です

1.映像比較

画面サイズは、当然ホームシアターの比ではありませんが、息子が手がつけられなくなったときの待避策を考えて座席は中央通路わきの後ろのほうに座ったため、視野角としては満足度は低い。これならbebe'sのホームシアターの100インチを3mでみるほうが大きく迫力があります

したがって解像度なども、よくわからず

アニメソースと液晶プロジェクターでは、さすがに階調云々の問題があまりないため、ぱっと見でLP-A7と対して変らんというのが正直な感想

コントラストも押さえ気味で、bebe'sのアニメ再生は色濃度強めにしてフィルムライクよりもTVライクを狙ったので、ここは好き好きでしょう

2.音響

SPの配置
このコラムを書く準備で劇場SPレイアウトを調べてみましたが、一般的な映画館と同じように、メイン、センターのあいだに低域用のウーファーが収まっているようです


低域や迫力
スクリーンから遠いせいなのか、ホールの残響などで、なにひとつ新鮮味がない。

しかも、、こども向けに音量をしぼってるのか爆音もいまふたつだし、SEなども音が飛んでこない。これならうちでもベロダインがないFB1のほうが体感迫力があります

エアボリューム
この点だけは、さすがに映画館だけあってエアボリュームは我が家とは比較しようもなく、サラウンド感や映画館独特の残響感をひさしぶりに楽しめた感じです。昔DENONのDSPエフェクトとJBLのホーンで聴いていたときは、こんなような感じを楽しんでいたと思うんですが、現在のbebe'sの音はあきらかに映画館とは違う方向を確認したといったところでしょうか・・・。

・セリフについては、さすがにクリアーで定位もばっちり。このあたりはサウンドスクリーンのよさあるし、セリフの雰囲気を楽しむ作品でもないだろうからクリアさは、うちとは全然違います
もっとも「うーん、みさえの声がどうもクリアに聞こえない・・・など」と不満や調整基準にすることもありません
サウンドスクリーンのセンターといえば、カーロフさんとこのATCのサウンドスクリーンセンターを引き合いにだせば、そりゃ比べるも愚かってもんです

 

サラウンド=包囲間
いかんせん映像が遠いせいか、映画館のマルチリアによるサラウンド感もいまひとつ画面と音が分離している感じがあります。おそらく、座席中央あたりでみたりスクリーンサイズがもっと大きければいいんでしょうが・・・
それでも、なんどかはリアとのつながりが自然だなあと感じたところもありました。

映画館の雰囲気
・大勢でみる映画は、ひとりホームシアターに比べてやはり楽しいといえば楽しいもんです。笑いがでるところが周囲のお子様と違うところも、この「しんちゃんシリーズ」の面白さのひとつなのやもしれません

結論
bebe'sホームシアター V.S 映画館

少なくとも数年ぶりの映画館は、とっても新鮮でした(相当に疲れましたが)。けれども、若者のデートじゃなく、"クレヨンしんちゃん"という前提で作品の内容を楽しむんならばホームシアターのほうが楽しい

最初に買ったAVアンプのDSPエフェクトやプロジェクターを導入した頃は、なんとなく映画館ぽさを求めたもんですが、私にとっては、映画館とホームシアターはまったく別物です。こうして考えるとYAHAMAのシネDSPは空間演出には効果がありますね

どっちがいいとか、リアルとかじゃなくて、どっちがのめり込めてソースを楽しめるかという点では、ボリューム調整ひとつできない映画館は、そりゃ面白くない。
画質についても、DVD登場後は飛躍的にきれいになったし、最近のコンポーネントとスクイーズについては、プロックノイズや輝度ノイズさえ気にならないところに押え込めば(ってこれが難しいんですが)、昔のプロジェクターみたいに画素がめだったり、暗い部分が見えなかったりってこともないし・・・

とまあ、このあたりは、ホームシアター愛好のご同好の皆さんそれぞれだと思いますがどうでしょうか?

なお、自宅にもどって、アニメ「もののけ姫」を見てみましたが、コントラスト感や色濃度などの設定は、劇場よりも明るめと派手目かもしれません

でもまあこれを機会に、なんとか時間をつくってときどき映画館にも通ってみたいところです