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「千と千尋の神隠し」



2002/7/27

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暑中お見舞い申し上げます

ことしの夏は暑いですね〜

4月から出勤がネクタイスーツからカジュアルウェアに替わったおかげで、ホントに通勤が楽になっていますが、それでも込み合う小田急電車内は暑い・・・

数年前は、ネクタイしめて上着も着て、日中営業活動にでていたときも相当にへばった年もありましたが、いまとなっては、シャツ一枚出勤でも暑いという「恵まれた環境」にもすぐに慣れてしまいます

さておき、ここのところ、本業の多忙と7月に入ってから、休日が家族サービスやらで時間と余裕がとれず、コラムアップが滞っていましたが、夏休みの宿題をはやめに一気に片付けるかのように、一気にアップします

コラムの順番は、時系列的には前後しますが、まずは、標記のとおり「千と千尋の神隠し」DVDネタです

7/19発売の話題のDVDソフトなので説明は不要でしょうが、bebeも発売日に購入、家族で鑑賞しました

屈辱編

すでに、掲示板にも書かせていただいてますが、このDVD、音声仕様が、

  • 1.ドルビーデジタルステレオ(日本語)
  • 2.DTS ES(日本語)
  • 3.ドルビーデジタルステレオ(仏語)

となっており、マルチチャンネルはDTS-ESのみ

・・・、実際に再生するまで気がつかなかったものの、bebe'sのAVセンターはdtsデコーダー登場以前のモデルのためドルビーデジタルでしか聴けない

これが、まあ標記の「屈辱」です


AVセンター Nakamichi IA-1z 1997年購入

ドルビーデジタルという名称統一以前なのでモードも「AC-3」で、もしかしたらすでにレトロなのかもしれません

いろんな方から、dts対応機への買い替えを薦められたりしているし、私も対応させたいのはやまやまながら、現在はこのナカミチくんは、CDのD/Aコンバーター付きプリアンプ、SACD(2ch)用プリアンプとしてつかっているため、買い替えによってオーディオクオリティに影響が及ぶのが非常に不安なわけです

まあ、良くも悪くも、Nakamichiの呪縛から逃れられない・・・という状況なんですが、自宅であれこれAVセンターの比較テストをしたわけではないのですが、ドルビーデジタルもきちんと鳴らしてやれば、すくなくともDVD内蔵のdtsデコーダーとの比較では、多くの点でNakamichiドルビーデジタルの音に不満点はないどころか、最近のチューニング効果もあって、たんにフォーマット・圧縮率じゃないなと思って、Nakamichiを見直していただけに、今回は、さすがに「やられた」と思いました

リベンジ編

さて、「千と千尋〜」・・・どうしてもdtsで・・・というより、マルチ音源によるサウンドデザインを聴きたい

しかも、最近、出張のおりに都内でお会いした四国のkin-yaさんは、「千と千尋〜は、DTSならではの床を揺るがす低域が入っています。」ってなことであおられたりすると、どうにもねぇ〜!?気になるじゃありません

kin-yaさんといえば、bebe'sのS9000ESの元オーナーの方で、コラムにも寄稿いたいだいてますが(182号 AyreD-1 GSV v.s MIT レビュー)、現在は、すっかりハイエンダーになられて、映像はLVP-2001とAYREのD-1をスチュワートのサウンドスクリーン、音響はPMCのMB1をメインに、サウンドスクリーンセンターもMB1をSONYの9000ESプリにブライストンで駆動です

このシステムなら、ドルビーデジタル5.1chでも床を揺るがすことは間違いありませんが、「千と千尋〜」のドルビーデジタル2chでは、すくなくともうちのFB1は床はまったく揺るぎません(+_+)

・・・・と、まあ、いちおうdts対応AVセンターの構想だけでもとと考えていたら、ふと、bebe'sにdtsデコーダー搭載のDVDPがあるのをすっかり忘れていたことに気がつきました(ホント)

パナソニックのDVD-A700です(A700のページはこちら

おそらく値付けミスだと思われますが、元箱、説明書、リモコンすべてそろった展示処分品を1万円で購入したのですが、現在は、基本的にこどものDVD専用再生としかつかっていませんが、もともとは、SONYのS707Dの対抗馬モデルです

思いついた晩は、幸いにも妻子が早めに就寝してくれたので、X5000を一時的にどいてもらって、ラック天板にA700を持ってきました

 

5.1chアナログアウトからの接続は、以前パイオニアのS838AでdtsテストやDVD-AUDIOを再生したのと同じやり方です

メインchは普段はパワーアンプとしてつかっているリトルプラネット+FB1、

リアchは、ナカミチのアナログ入力につなぎ、リアSPケーブルをメインスピーカー出力につなぎ替えて、前後の音量バランスはそれぞれ個別にあわせるやり方です

繋ぎ替えの手間を最小限にするために、リトルプラネットにつながっているMITの330をナカミチのプリアウトから抜いて、A700のメインにつなぎ、リアは、SACD用のラインケーブルを9000ESから抜いてつなぎました

太いMITのプラグは、ちゃんと納まっているとはいえない感じですが、まあ外側は絶縁されてるから問題ないでしょってな感じです

とまあ、ケーブルは普段つかっているグレードなので、どうせなら電源もということで、普段BSDチューナー用につかっているオヤイデ電気のめがねケーブルを差し込むことに・・・電源タップは逸品館レビトンにつながっているので、クオリティとしては、A700には必要十分でしょう

A700の設定画面で4.0chのSP設定をしていよいよ試聴です

感想

ESじゃないけど、dtsはやっぱりいいね〜。4.0chのダウンミックスになるけどLFEとリアチャネルの存在は、ドルビーデジタルとdtsの圧縮率の違いという以前に2.0chのドルビーデジタル音声トラックとは、まったく別物です

前後のつながりは、バランスがいい加減な調整のせいと、もしかしたらA700内蔵デコーダーや音声DACのクオリティのせいかはわかりませんが、いまひとつながら、この映画はマルチチャンネルの見て(聴いて)なんぼのものですね

dtsのおかげか、LFEやメインの低域が活躍する場面〜「顔なし」の足音や「坊」が暴れるシーン〜なんぞは、FB1もきっちり仕事してくれます。

・・・・が、前出のkin-yaさんが言っていた「床が揺るがされる〜」まではどうしてもでない

もちろん9000ESドルビーデジタル2.0chでは、この手のSEはスカスカです

そんなことをkin-yaさんに報告したところ

「うちは坊の足蹴りでSPが落ちるかと思いました(^^;)。
あの「ドンッ」っていう低域のリアルなスピード感はDDでは出ないんですよねえ。」

・・・・・・

これは、MB1 3本&ブライストンとのシステムの差なのか、やはりdtsなのか・・・!?9000ESをトランポとして、dtsに対応させたらそんな低域がでるのか・・・?

やだね〜煽られてますな(^_^)/〜〜

こうなると、手頃なモデルでもいいから9000ESとのカップリングのAVセンターがほしいかも〜と思いつつ、いざとなれば今回のA700繋ぎ替え=dts作戦でもいいかなと思っていたところ、エンディングのテーマ曲聴いたら、ここで、A700の限界なのか、前回聞いた9000ES+Nakamichiカップリングのドルビーデジタルのほうが、圧倒的に広がりや音場感、声の質感などでは上ということを確認・・・

圧縮音声形式のせいか音源の問題はともかく、いずれにしても、CDクオリティのものとは違うんでしょうが、このあたり、やはり適当なAVプリでごまかすわけにはいかないなと思ってしまい、ホントいい勉強になりました

・・・とここで書いていて気がつきましたが、9000ES+Nakamichiとの比較じゃなくて、A700+NakamichiのDDとdtsを比べるのが、公正ですな

さて、どうしよ・・・といったところですが、AVサウンドについては、dtsよりさきにベロダインSWの復帰が先行課題かもしれません

映像編

「千と千尋〜」

画が赤い赤い〜とネットで話題にのぼっているようですが、たしかに私も最初プロジェクターで観たときに、RGBゲインのバランスがへんなのかな?と思って少しいじりましたが、アニメーションの肌色って難しいもので、112号のLP-A7デビュー〜「もののけ姫」でも、調整があってるのかどうか迷ったものです


PRINCESS MONONOKE 米国盤

さて、赤い赤いという点について、後日、再度チェックしてみました。嫁さんもインターネットをみていて、PC再生で、そんな情報がでていたらしいとのことなので、それにしても、AVフリークならともかく、一般の方が気になるくらいなんだからおかしいなと思い、こりゃコピープロテクトの問題なんじゃねえか?ってなことで、チェックしてみました

まあ、話題程度の内容です

再生機をDVD-A700にして、S出力の映像をAVセレクターで2分岐した画像です

左画面は、DVD>AVセレクター>VHSビデオ外部入力経由で、おもいっきりコピープロテクトがかかり、文字通り「真っ赤」です

そこで、現在はご禁制になっているビデオプロセッサーを経由させてみました

DVD>AVセレクター>>ビデオプロセッサー経由>VHSビデオ外部入力経由を通すと、さっきまで真っ赤だった画面が真っ白になります。右はスルーのS映像です

以上、よくわかりませんが、こうしてみると右の通常映像は赤いですかね?

これもコラム掲載予定ですが、「千と千尋〜」でネット検索していて見つけたページ

ネット評判記 No.31 映画「ファイナルファンタジー」と「千と千尋の神隠し」の明暗〜マーケティングの巧拙〜

http://www.jmrlsi.co.jp/menu/nhbk/nhbk31.html

興行成績は最悪だったような映画「ファイナルファンタジー」のDVD化です。

つづきは次号にて