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ジュラシックパークdts



2003/5/5

281号で紹介したものの、ふと思い立った「アナログダウンミックス作戦」のあと、いろいろあって、なかなかじっくり聴けなかった輸入盤のdts音声仕様のDVDのレビューです

今回は、「ジュラシックパーク」

まもなく、国内盤でもSUPERBITが発売されるようで、しってりゃわざわざ輸入盤買わなかったのにというのが正直なところ

でもまあ$20.21だから、送料を別にしてついでに買ったので、安いといえば安い

映像はもちろんスーパービットではありません。音声はdtsのハーフが収録されています

有名な映画なのでいまさら私が紹介するのもなんですが、史上初のdts作品で作品なので、いままでなんで国内で発売されてなかったのかは不思議・・・

ちょうど先月あたりのHIVI誌(だったかな?)にアカデミーの音響賞・音響効果賞の一覧がでてましたが、ネットで調べてみたら

「1993年のアカデミー賞3部門受賞・音響賞・特殊視覚効果賞・音響効果編集賞」

さておき、ひさしぶりに、しかもbebe'sでのベロダイン復帰後はじめてでしかも、dtsでのジュラシックパークです

1.dtsトレーラー

ピアノが、だららららん♪って、前から後ろに抜けるdtsのトレーラーです。リアSPが小型のリニアムなので、低域はベロダインに振っています

※実際には、E9000ESではリアはLarge設定で、ドライブアンプのナカミチでSmall設定にして聴きます

このdtsのトレーラーは、前から後ろに抜けるときに音圧が高まって、LFEもたっぷりなんですが、リアをリニアムでLargeだと、ちょいと腑抜けになるいっぽうで、SWのレベルが高めだと、低域で部屋が飽和状態になり、けっこう難しいもんです

しかも、SWのドライブアンプに、本来のLFEと、リアからのローパスをMIXしているので、このバランスをとるのに結構苦心しました

2.オープニング

この映画。のっけから、とてつもないLFEで「どーん」と来ます。

ここは、スクリーンを大きくはみだして、広大に広がる虫の声と「ドーン」となんどかくるLFEのサウンドでわくわくします

3.Tレックス登場シーン

プロロジックの時代から何度も見たシーンで、さすがに飽きてますが、dtsのほうが、電線の切れる音や、ヤギの脚が飛んでくるシーンなんかでドキっとする度合いが違いますね

とりあえずモードはCinemaStudioEXのAですが、雨の音の広がりも自然で、サラウンド環境としてはまずは合格点といったところです

近づく足音=コップの波紋は、先だって「少林サッカー」でパロっていたのを聴いていたので、さほど感激というのはありませんでしたが、その後の、足音や咆哮は、絞り気味のLFEでも相当に床というか部屋がびびっています。

ここで、試しに、SWをOFF設定にして、FB1でLFEをMIXして再生してみましたが、さすがにこういうシーンは得意なトランスミッションラインだけあって、音量が十分なだけに単体でも十二分の音圧です

ただ、もういちどLFEをベロダインに戻してみると、やはり違いはそれ相当で、うまく表現できませんが、「おしり」にくるんですよね

そういえば、当初ベロダインで最初に(154号)、再生したのもこの映画でしたが、このときはベロダインをリスナーの直ぐ後ろだったこともあって、当時はドルビーデジタルでしたが、はじめてのベロダインということもあって記憶のなかでは、こっちのほうがすごかったかな???

4.逃げる大群

恐竜の名前を失念してしまったのですが、群れをなしてTレックスから逃げるこのシーン

このシーンもなんども見ているはずなんですが、近づいてくる恐竜の足音や、追い越していくときの前後の移動感や鳴き声がすごいとはじめて思いました。

ここでシネマスタジオのDSPをOFFにして、ストレートなデコードに切り替えてみましたが、すくなくともこのシーンに限っては、シネマスタジオのほうが空間が広く臨場感というか、頭をすくめたくなるような感じがでますね

やや地味ながら、この足音はすんごい低域がはいっているシーンなので、システムアップをされた方なので、しばらくジュラシックパークは見てないなという方にはオススメできるシーンです

5.その他

ストーリーもわかっているし、マジメに音を聴いていたのでこのあたりでそろそろ、疲れてきました(ホント)

というわけで、簡単なレビューまで

ちなみに、BBEをつかったアナログダウンミックス調整のその後を少し・・・

調整個所は、低域とBBEプロセスの2つ。ほかにプロセッサーをバイパスして単純にオペアンプとしてつかう方法もありますが、テストトーンで調整してみると、まずプロセッサーのレベルにかかわらず、バイパスに比べて、センターのレベルが下がります

L → センター → RとE9000ESのテストトーンを鳴らしてみますが、同じSPから再生しているのに、音色が全然違います

なお、283号で触れましたが、センター、メインとも、リトルプラネットの同じ入力端子につないでいますが、

センターch:HLP4 → BBE → HLP

メインch:HLP

というケーブルやプラグの違いも影響しているのかもしれません

プロセスレベルをあげるほどに、センターの音が「高く?」というか「軽く」なります。そこで、低域をブーストしてみますが、どうもぴったりとはいきません

また、レベルに関しては、E9000ESのセンターレベル調整で、通常のセンターSPをつかっているのと同様に、レベル調整できるのが便利ですが、ヘッドフォン用に、すでにダイアローグトリムでレベルをあげているにも関わらず、+6dBくらいまで上げるといいバランスになります

6dBといえば、音量が4倍なんでしょうが、BBEのプロセッサーとオペアンプによって減衰分を加味するとこんなもんなんでしょかね?

その後、他のソフトで、センターをON→OFFをなんどかして、アナログダウンミックスの効果を試してみましたが、シネマスタジオのスクリーンデプスマッチングをMIDにしていると、BBEありのほうが良好。

ストレートデコードでは、BBEをスルーさせたほうがよいようにも思います

・・で、問題のセンター信号のファントム化の弊害ですが、音のでかたが、全然違うので一概にBIT欠けによる音場がせまくなるとかいう点は正直なところ判定が難しい

試してはいませんが、もしかしたら、現状の環境では、BBEをアナログダウンミックス用ではなく、ファントム設定にしてメインchをBBEを通したほうが結果はよいかもしれません

なお、レイアウト替えてからベロダインのまともな写真がなかったので、今回撮影のものです。ここしか置き場がないんですね。ユニットは下向きで、この手前にスクリーンが降りてくる(手動ですが)ので、音はスクリーンの裏側からといった感じですね

こっちはリア側。ごらんのとおりリアSPもプロジェクターも、ただ置いてあるだけという程度です。リアSPの間隔が狭いのですが、リニアムツィーターのおかげで、まずまず不満はありません

ほんとは、ツィーターが耳の高さになるように、もう一段下げたいんですが、オモチャ箱のほうが優先になります(^_^)/〜〜

ちなみに、プロジェクターがこんなところにおけるのも、左右レンズシフトのおかげです