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YAMAHA NS-10MM(BIG10システム)



2003/7/6

ここのところ、メインのAVシステムは、AVアンプが不調だったり、なかなかCDやSACDをじっくり聴けるような時間的な余裕もなく、開店休業中といったところで、もっぱら、TVまわりのコンポーネントをいじっているといったところです

とはいえ、32型テレビの画質・・・HDDレコーダーを導入したこともあって、映画やビデオ素材を問わず、ハイビジョンの1080iの高画質な映像をちょっとした時間に楽しんでいる状況です。

さりとて、DVDもSONYの715Pの導入で、こどもと楽しみながらみているもののの、やはりテレビスピーカーだとどうにもAV的な感覚で楽しめないのも事実

昨年末にテレビとプロジェクターを完全に分離してから、テレビは通常は内蔵スピーカーとわりきり、日中などにひとりで楽しむときなどは、ハイビジョンやDVDの映画などはE9000ES+MDR-F1でのヘッドフォンシアターと決めていたものの、4歳児のサラリーマンなんぞなかなか休日にゆっくり楽しめるチャンスもなく、なんだかんだとテレビスピーカーで聴いちゃうというのが現実です

・・というような状況でいずれ余裕ができたときに、スタイリッシュなスピーカーでTV用のサウンドを強化しようと思っていたのですが、手持ちの機材を生かしてローコストプランを思いつき、腰をあげることにしました

当初は、テレビ(WEGA DZ900)の色に合わせて、BOSEの33WERあたりがいいんじゃないかと思っていたものの、ペア4万〜くらいだと他のモデルも含めて、対抗馬が数多でてきたりします。

小型の5.1chシステムも考えたのですが、ひとつの部屋に向きが違うといっても2つのサラウンドシステムをいれるわけにもいかず、最初から2ch+SWといった組み合せで考えてみると、

卵型の富士通テンのエクリプスのアンプセットモデルやビクターのDDスピーカーセット、無難なところでBOSEのAM5V・・・

その他、ALR/ジョーダンのEntrySやオーラサウンドのLS-CP6の2ch、JBLのSVAのブックシェルフなども面白そうだし、現在リアSPのリニアムをテレビ用に回して、かわりにリアにPMCのDB1やTB2などと考えるだけでも楽しくなるもんですが、ここは、現実的に超ローコストプランです

というわけで、手持ちで眠っているもの+を活用しての小型3Dシステムを試してみようということになりました


注)290号時点と比べて、BSDとDVDの位置を入れ替えました。これから夏に向けてのBSDチューナーの熱対策です。前回三菱VHSに入れ替えため1cmの余裕ができて、うまく3台が納まってくれました

アイテムはこれら↓

  • メインSP YAMAHA NS-10MM(初期の密閉型BLKモデル)
  • SW YAMAHA SW40
  • アンプ KENWOOD KA1001G

ヤマハのSW40は、このあいだ実家から持ち帰ってきたもので、いちどテレビSPと組み合わせてみましたがどうもイマイチで、しばらくただの「台」になっていたもの。

ちなみに、10MMとSW40のカップリングは、以前は「Big10」というネーミングでセット販売されていたこともあります

ネットで検索してみたら、ちゃんと見つかりました。
http://www.yamaha.co.jp/news/1996/96072501.html

こういうところはYAMAHAは偉い・・・

その他10MMで検索してユーザーを探してみるも、ほとんどがリアSPとしてつかっていたり、その後のバスレフになったモデルで5.1chでつかわれているひとが多いようですね

またアンプは、去年、リアSPをセパレート駆動するように導入したKENWOODのKA1001Gも復活です(252号


さて、知人からただ同然の価格で譲っていただいたYAMAHAの10MM。

フロントバッフルがVHSとまったく同じ寸法(107W×191H×140D)で、音質的な問題は別にして、防磁型なのでテレビサイドに貼り付けてもOK。

ドームツィーターに、この当時の人気だったYAMAHAの10MTをそのまま小さくしたような感じで、私にしてみれば、白い9cmのウーファーユニットがなんとかなくすでにノスタルジーです。

スペック的には、100Hz〜20KHz。インピーダンスは6オームに88dB。

いっぽう、SW40は、YSTの小型SWとしては最小の20cmユニット搭載モデル。サイズは、252W×350H×320Dで、重さはたったの8.2Kgで、なんとかテレビの右側に収めることができました

設置と接続

テレビ出力端子からアンプへ

当初は、10MMをテレビのサイドキャビネットにどうやって固定しようかと考えていました

・・・一番簡単なのはブチルで貼り付けるがこれだと、はずすときがたいへんだなと思ったりしたのですが、写真のように、SWに上にアンプを縦置きして10MMを乗っけたら高さがちょうどよいことになり、左側は、たまたま買ってみたビデオラックにコーリアンボード敷いて、まあこんなもんかい?ってな感じです

もちろん、左右のユニットの高さは10cm近く違うのですが、実際に聴いた感じでは影響なしと判断・・・・。

アンプについては、縦にしてSWに乗っけてるくらいなので、解像感とかオーディオ的なアプローチは狙っていませんが、それでもトランス側が下にくる向きにするくらいの気はつかっています

まだ試していないのですが、テレビのサイドキャビに貼り付けるよりは、セッティングとしては「まし」なんじゃないかと思います

本来ならこのくらいの小型モデルは、テレビから前にだして、まわりになにもおかないほうが、きれいに音場が広がってとくにバーチャルサラウンドやるにはいいんでしょうが、そういうわけにもいきません

接続は、テレビの音声出力(BSモニター共有端子)から、KENWOODにつなぐ1系統のみ方式。

よって、セレクター機能はテレビに委ねて、BSD、DVDから地上波までテレビ側の入力切り替えだけで、ほぼテレビ内蔵SPのつかい方に準用できるようにしています

クオリティを追求すると、TVからの出力はあまり好ましいとはいえないんでしょうが、以前、同じ方式でNakamichi>FB1としてつかっていたこともあり、私的にはTVからの音声出力端子は馬鹿にはしておりません。

しかも、WEGAの場合は、音声出力端子はもちろん内蔵ボリュームの影響は受けませんが、「BBE」と「サラウンド」より後段から取り出されているので、SONY DVDのバーチャル以外のソースもケースバイケースでサラウンド機能をつかうことが可能です

アンプから10MMとSW40

SW40は、ライン入力とSP入力が選べ、当初は、KENWOODのSP端子からSW40→10MMするつもりでしたが、KENWOODにもSP端子のほかにSW用のプリアウトがあることが分かり、とりあえず、SW40へはライン接続でいくことにしました

ライン接続※だと、SW40の入力信号有無によるオート電源機能もつかえるので、ファミリーユースとしては省電力に貢献できます(メインのシステムは、木曜日あたりから、週末に向けてウォーミングアップ体制にはいったりするくせには、こういうオート機能がついてたりすると、けっこうまじめに考えたりするのが不思議なものです\(^o^)/)

※その後、SP入力からの入力信号の検知によるオート電源機能が作動することが判明(コラム296号

スピーカーケーブルは、新調するのももったいないので、リア配線用のあまりのキンバーのあまりか、カナレをつかおうと思っていたのですが、どちらも4芯でそこそこの太さがあるので、10MMのバネ式の端子にはそのままではうまく入らないだろうということで、とりあえずは、天井裏の物置から、むか〜し、つかっていた200円/mくらいのケーブルをひっぱりだして、被膜も剥き直さずに、えいやとつないだままになってます

このあたりはいずれ手をいれてみようと思いますが、まずは音だしが先決です

音質と調整

まず、適当につないで鳴らしてみたところ、ローコストシステムとはテレビスピーカーとは雲泥の差です

とにかく、ニュースやダイアローグがはっきりしないうえに、中低域がやたらに膨らむWEGAの内蔵スピーカーの不満点は解消されました。

とくに声に関しては、スッキリしすぎなきらいはありますが、音離れのよい開放的な声で10MMは鳴ってくれます

いっぽうで、SW40も、テレビスピーカーの補助としてつかっていたときよりも、ずっとつながりはいいものの、音量をちょっとあげると床がぶよぶよ響くし、カットオフとレベル調整にはけっこう難航しました

SW40と10MMは、100Hz〜120Hzでクロスーバーさせているんですが、LFEのようにすぱっと切れるわけでもないの、100Hz付近が、プラスウファー的というかブースト状態になってしまいます

ブーストされるだけなら、まだよいんですが、ライン接続のせいか、SW40のアンプがのろいのか、10MMとSW40の時間軸があわず、エコー的にかぶってしまいます

ということもあって、まずはSW40の下にコーリアンのボードを敷いていたのを、4cm厚の御影石をひっぱりだしてきて設置してみたら、予想以上に床鳴きがおさまり、まあまあの低域に変身してくれました

この御影石。J1ボードを入れる前はFB1につかっていて非常に効果のあったものですが、定価2万円の小型SWにつかってもすごい威力を発揮してくれますので、5.1chセットで低域のもたつきに悩んでる人にはぜひともオススメです

 

わたしが御影石を買ったのは、ネットでオーダーサイズで加工してくれる石材店を探したものですが、最近は、オーディオムカイとかで気軽に買えるようになってますから、よい時代ですね。

いっぽう、10MMは、左がわは金網状のラック(相模大野のアウトレットのコムサ(の安いブランド)で買ってきました たしか3000円くらい)に、コーリアンボードを乗せたまま。

右サイドは、縦置きしたアンプの側面がベースになりますが、SPの前側をサイドではなくアンプのフロントパネルに載せ(ちょっと厚みがあります)、SPの後ろ側は、カーボンインシュレーターをかませています

さらに、SW40に載せてあるアンプのベースには、同じコーリアンといった感じ

ただ、いまのところフロントスピーカーに関しては、置き方による顕著な違いを感じていないので、このあたりは、アンプやSPケーブルを替えてからの調整になるかもしれません

サラウンド

というわけで、当初の目論見どおり、DVDのバーチャルサラウンドやSRSを加えたBSDの2ch音声のサラウンド感です

これまでDVDの715Pのサラウンドモードは、「TVダイナミック」または「TVワイド」にしていたんですが、外部スピーカーにすると、ダイナミックレンジに余裕がでることもあって、「TVスタンダード」がけっこう高バランスな印象ですが、音の回り込みはどうにもいまひとつ・・・

勝手にライバル視しているBOSEの「3・2・1」にゃ敵わんなというのが正直なところ

それでも、スピーカーをできるだけ前にだして、かつ視聴位置をテレビから1mちょっとのところにもってきて、ニアフィールド的につかうと、一気にバーチャルサラウンドのが効果がでてきます。本来ならば、レーザーセッターなどで正確にセットすればもっともっとよくなるんでしょうが・・・・

いずれにせよ、個人的にはけっこう好きなバーチャル再生は、スピーカーの位置と向きとリスナーとの関係によって、0〜100まで変化するのはこのクラスでも同様

また、バーチャルサラウンドの効果だけを考えるのであれば、下手にスピーカーを追加するよりも、テレビの左右均等配置されたスピーカーのほうが効果がある場合が多いではないかとも思われますが、みなさんどうなんでしょうね?

今後のチューニングメニュー

このBIG10システムは、すでに限界点は見えるものの、TV用のサブシステムとしてとらえれば、メインとSWのバランスや置き方などなかなかによい勉強になります

今後のお楽しみとしては

  • SWをライン入力からスピーカー入力に切り替え
  • スピーカーケーブルの変更
  • スピーカーやSWの内部の吸音対策による変化

・・・などしばらく楽しめそうです

さしあたって、その後の最新状況では、TV出力端子からアンプまでのラインケーブルを、おそらく過剰スペックと思われるMUSEのSUTUDIO O3に変更。

ビクターのAVシリーズのOFCからの変更でしたが、たしかに心なし音離れがよくなった印象もありますが、ケーブルの値段の差を比べるとこの段階での効果は薄いですね

アンプとSWが増えたことによって、テレビ用の電源タップだけでは足りなくなったので、オヤイデ電気で自作用電源BOXを導入

チクマのステンレスベースと樹脂ケースとタップで、TV、プロジェクターやハイビジョン機器、DVDとよさそうな組み合わせを試しています

このオヤイデの自作BOXは、内部配線やカバーまでついて2500円とお手頃で、手持ちのレビトンとオヤイデのコンセントをいれて、ACケーブルにはAETのGAIAでつくってみたばかり・・・

BSDチューナーをオヤイデコンセント>オヤイデメガネケーブルとしたりしてみると、やはり映像もかわりますね

詳細は297号にて

長くなってしまいましたが、今回はこれでおしまい

次回は、修理&ヘッドフォンのチューニングを受けて戻ってきたE9000ESを予定