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6畳間のスピーカーセッティング



2004/4/24

前回からの続き

リビングシアター改め「プライベートシアター」へ移行して、約1ヶ月が経過しました

今回は、暫定ながらスピーカーセッティングについて

実際のところは、シアターは開業しているものの、2chオーディオについての探求は、まずは電源環境を整えてからと考えているので、テスト信号をつかったりといったところまでは手が回っていません

また、移設プランは、これまでもなんどか考えたことはあったのですが、果たしてリビングのエアボリュームとレイアウトの広さからくる反響特性が、6畳間でどこまで再現できるのか、あるいは、ぶかぶかの低域になるんじゃないかと不安はたくさんでしたが、2chに関しては、2年前に自分なりに「最高」から遠ざかった久しい状況が続いていると、いつまでもいまのままで何の向上策も講じられないんじゃ、趣味としての楽しみがないってのが正直なところです

というわけで、今回については、ルームアコースティックに手を加えない現状での、これまでのノウハウをベースに通常ソースでの感覚的な手探りモードとして、とりわけ同じようなスペースや環境で悩まれていたりする脱初心者の方のご参考とお考えください

メインスピーカー PMC FB1

ご承知とは思いますが、SPはPMCのFB1です。

 

これを6畳の短辺方向にセットし、90インチワイドスクリーンと同居させる位置決めになります

ドライブアンプも変わらずリトルプラネットを、AV用入力とオーディオ用と入力を切り替えての使用になります

FB1の幅は20cmであり、J1プロジェクトのスピーカーベースでも幅が30cmのため、スクリーンサイドに置いて正面を向ければ、楽々収まるのですが、

とりわけ私の場合、AV時にはセンタースピーカーをつかっていないこともあり、レーザーセッターをつかった内振りは必至です

偉そうですが、私の理屈を図にしてみました

黄色の範囲は、プロジェクターからの光です

スピーカーがスクリーンに近ければ、スクリーンの投射に被らないためには、スピーカーの内振り角度は制限されてしまい、プロジェクターの光源がスピーカーの交点となるのが限界点になってしまいます交点(@)

同時に、6畳間の短辺=2.7m程度で90ワイドのスクリーンを入れると、左右のSPの間隔は、当然スクリーン幅以上(図A-B)になり、センタースピーカーがないと真ん中が抜け易くなったり、2chソースでの音像のふらつきが発生しやすくなります(左図)

ところが、右図のようにSPをスクリーン(壁)から距離を離せば、プロジェクターの光の通り道を妨げない範囲で、左右の間隔を狭め(C-D)、交点を手前にもってくることができるようになります(交点A)

なんだ、あたりまえじゃねぇかと言われればその通りなのですが、これからスクリーンをはじめられる方が、何インチにすればいいのか、スピーカーの大きさと横壁の長さで単純に計算するときの悩み解消法のひとつとしてご参考ください

また、サウンド(透過)スクリーン以外では、センタースピーカーの音像が低くなることに違和感があるものの、センターなしでは不満を感じている方も一度試されることをお薦めしたいと思います。とくに、最近のAVセンターではセンター信号をダウンミックスできる機種が増え、またE9000のように、センターchのダウンミクスレベルを任意に設定できる場合にはより成功の可能性が高いのではと思われます(E9000ESはアナログダウンミックス機能はありません)

さらに、この設置方法では、内振りを大きくできることによる左右の壁の一次反射の低減は、せまい部屋ではより効果が大きくなるだけでなく、スピーカーと背後の壁との距離がとれることにより、「低域のこもりや膨らみ」を抑えることも可能です

さらに、内振りを大きくすることは、最近の逸品館の情報などによると、2chソースに対しても、交点を部屋の長さの1/2以下が理想というレポートの実践が可能になります

私も実際にいろいろ試したわけではありませんが、背後の壁の吸音や拡散の対策がとられていない場合には、縦方向の1/2以下に交点をもってくることによって、定在波や音像を鈍らせる副次反射を低減できる効果があるのではと私になりに解釈しています

さりとて、私の場合は、FB1の背後の壁からの距離(フロントバッフルを基点)を80cmほどとってあり、振角も部屋の1/2とまではいきませんが、3/5程度の位置でレーザーセッターを設置してあわせてあります

さすがに1/2だと、スクリーンに近すぎて、粗は目立つし、やや息苦しい。

スクリーンが高い位置にあると距離が近いと見上げる角度も大きくなりつかれてしまいうので、映画をみる際の視聴位置は、2ch時よりも数10cm後方にとっています

とまあ、現段階ではおおよその位置を決めたという状態で、とりあえず、中抜けもなくボーカルやセンターがピシッと定位しているなあといった程度で、奥行きや広がりの得られるポジションといったところまでは到達していません

リアスピーカー Lenaeum model A1

リビングと違い、美観を気にする必要がないので、天吊でもOKとなったわけですが、まずは、エレクター風スチールラックの中段あたり(高さ1m程度)で、視聴高さよりもやや高い位置に1m程度の間隔で設置しています

ほとんどの場合、リアスピーカーは、できるだけ距離をとらないと、わざとらしいリア定位になり勝ちで、背後の壁の高い位置に置くのが成功率が高いのですが、現用のリアスピーカーは、10年前のハイテクSPリニアムドライバーの無指向性に頼っています

 
リニアムA1関連コラム 266号270号

本来であれば、真横か、やや後方に置いて、耳の高さにそろえたいところなのですが、いまのところリア、左右のひろがりに特段の不足はないようなので、部屋の使い勝手を優先しています

なお、リアSPの設置については、過去レーザーセッターを試したときに、ドライバーが特殊な構造で、バッフルを持たないせいか、通常のスピーカーのような効果がでないことは確認済みなので、正面を向けてぽんと置いています

ベースについては、スチールラックのネットタイプなので、以前FB1につかっていた40mm厚の御影石をつかっていますが、こいつの効果はものすごい。

金網タイプのラックにのせている人は、ベースをおごったほうがよいことは間違いありません

また、現状では、フロント側のコンセント数が不足していることもあり、リア用のアンプ(リトルプラネット2号機)をリアスピーカーのあいだに置いています。ミニコンポ的な設置方法なのでスピーカーケーブルは、左右ともに50cmで間に合います。バナナやYラグを使わないようにしたため手持ちの太めのケーブルの収まりが悪く、AETの6N(1200円/m)を導入しました

リアのリトルプラネットのインシュレーターはオリジナルのゴム足のままですが、左右のスピーカーベースに、コーリアンボードを渡しJ1プロジェクトを挟んでいます

なお、AVプリから、間に合わせのラインケーブル(3m+2m)で接続していますが、中継用コネクタも兼ねて、BBEを挟んでいます。

信号の流れは、E9000プリアウト>BBE>リトルプラネット>リニアム

BBEには、任意に調整できるイコライザー機能はありませんが、低域の位相を遅らせることによる中高域のメリハリ感と、ローブーストレベル調整機能により、テストトーンでもFB1とのバランスも、それなりにとれています

あとは、御影石ベースとスピーカーのインシュレーターをどうするかというところですが、当面後回しです

スーパーウーファーの是非

リビングから撤去するため、命名「駆逐艦ベロダイン号」も、ひいこらいいながら、持ち上げてきました

ベロダイン関連コラム 154号

当初は机とFB1のあいだに横にして置くつもりでしたが、さすがに80cmを横に置くと視覚的にも邪魔だし、音にも悪影響がでるかもしれないので、ソフトラックの位置を変更して、視聴位置真横に置くことにしました

このSWは、アンプとセパレートなので、アンプ置き場も確保せねばならず、暫定で本棚としてつかっているカラーボックスにMDF板を敷いて、載せており、そのうえにこれまた置き場に困るXBOXを乗せているという「ていたらく」状態です

しかもコンセントが不足し、タコ足のタコ足というありさまです

部屋が6畳だったら、SWは却って音のだぶつきがでてしまうのではないかと思いながら、「マトリックリローデッド」で是非についてチェックしてみましたが、やはりFB1へのダウンミックスと46cmユニットと巨大容積のウーファーがあるのとないのとでは、雲泥の差がでます

ハイレベルなLFEが入ると、ユニットそのものがなにかにあたったようにガタガタいうので調子が悪いので、出力レベルをなり低く抑えているのですが「リローデッド」では、ボスキャラ?が登場し、話かけるシーンなどでは前後に抜ける敵ボスの音の移動感が空気そのものが移動してくるような間隔に、のけぞってしまいます

この空気感だけはFB1単体では出せないので、なんとか調整して場所をとるだけの働きをさせてやろうと考えています

ベロダインの不調の原因は、譲り受けたときからのものですが、このSWユニットは、カタログ値13Hzとなっているとおり、ユニットの動きセンサーのフィードバック情報をアンプに送り制御していると思うのですが、AVやデジタル用途では20Hzを下限としてでてくれればよいので、なんとかセンサー部分をバイパスして、通常のパッシブ、密閉型のウーファーとしたいと考えています

以上、bebe'sのスピーカーレイアウトの暫定モードのご紹介

次のステップとしては、SWの修理、改造と併せて、FB1のJ1ベースのあいだに、さらに石などの重量物をつかうことを考えています

うまくならせていないせいでしょうが、部屋がかわってからどうも、低域の立ち上がりが鈍いのが気になりますね