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フライングモール DAD M100Pro



2004/9/15

コラムの順番が前後しますが、ここ最近、どうにも調子のでないベロダインにイライラして、あれこれやってきました

ベロダインのSWスペックなどは、コラム154号にて

調子が悪いってのは、このSWは、フィードバックセンサーがついて、ユニットの動きを制御して、スペック上13Hzっていう低域をだすっていうものなんですが、その分、アンプ側とユニット内部の回路がうまくいかないと、へんな動きして音がでなかったりするんですね

おまけに、90年製だからエッジはへたって、いじっているうちに破れちゃうし、アンプのボリューム回路も接触不良になって、映画みる前に音がちゃんとでてるか調整しないといけないのが、まずストレス

さしあたって、エッジは特注サイズをつくってもらって自分で補修したものの、アンプ側がどうにもならなくて、とりあえず手持ちのケンウッドのアンプに換えてみたけど、ドライブ力が全然足らない・・・

・・・ボリュームパーツを買って取り換えてみるかとは思ったものの、ここはひとつドライブ力のありそうなモノラルアンプを・・ってな経緯で、「フライングモール」を試してみました

メーカーHPはこちら
http://www.flyingmole.co.jp/jp/

「空とぶモグラ」も雑誌などで紹介されて以前から知っていましたが改めて詳しく調べてみると、当初の民生用のDAD-M1とは別に、DA-100proってのがラインナップされていて、なぜか、M1よりも安い・・・(安い理由は後述)

しかも、スピーカー端子は、普通のバナナがつかえるし、ACインレットだってメガネじゃなくてIECタイプ

 

余談ながら、プロ用仕様ってなことで、外部入力やスピーカー端子の形状によって、ほかに2つのタイプがありますが、普通の用途ならHTってモデルになります

デジタルアンプで変換効率85%でモノラル出力100W/8オーム。

サイズは英語の辞書くらいの132(W)x238(D)x43(H)mm

まわりに聞いて見たけど、少なくともSW専用としてつかっている方は見当たらず、まあ冒険といえば冒険・・・

で・・・エッジを張り替えたベロダインを鳴らしてみました

センサーが働かないせいか、エッジ張り替えでF特も変わっちまったのか、ドライブ力が足らないのか、結果はいまひとつながら、それなりの音の立ち上がりでドライブしてくれる感じです

音としてはベロダインの専用アンプのほうが明らかにマッチングはよいようですが、音がでないってことがないのでストレスからは開放されました

というような経緯で、しばらく、これで鳴らしていましたが、30cmのウーファーユニットを入手できることになり、アンプも替えたことだし、新ユニット+フライングモールでの新体制プランに移行することになりました(詳細次号にて)

フライングモール内部とチューンナッププラン

フライングモールの内部を開けてみたのは、実際には、ユニット交換したあとですが、ちょっとご紹介

まず、内部・・・

サイドのビス(メガネドライバーであけるくらいの小さいネジ)をはずすと、頼りない天板がはずれます。

聞くところによると、民生用のM1がアルミ筐体なのに対して、Pro100はコストダウンタイプのようです


クリックでVGAに拡大

デジタルアンプってのをはじめてみましたが、さすがに発熱量が少ないのでヒートシンクなどもなく、基盤2枚のシンプルな構成です

左手前のICは、銅箔と思われるシールドが施されていますが、その他のパーツについては特段、輻射対策などのシールドはされていないようです

また、写真右上がACインレット、下がRCA入力から前面のボリューム回路に配線されていますが、ちょっとみたところ、コネクタを差し替えれば簡単に、ボリューム回路をバイパスできるようです

入力ゲインを調整できる仕様なんですが、bebe'sでは開放でつかうので、どうみても音質的な配慮のないボリュームなんぞはバイパスしてやろうということで差し替えてみました↓

これで、赤く塗った配線で、パワー段に直結されます

パワーアンプとしてつかうのであれば、こんな簡単なチューニングはないはずなので、ユーザーの方はぜひお試しされて教えてください

ついでに、ヒューズも、例によって掟破りのものに交換・・

さらに、AC供給がIECタイプなので、ACケーブルも交換してみることにしました。

おそらく、この手のアンプは音質も吟味はされているんでしょうが、ACラインを共有する機器には、あまりよい影響はないでしょうから、MITなどのフィルター付のケーブルやAETのGAIAなどのほうが効果がでるかもしれないなと思いながらも、品川電線の単線とアースピンを抜いた松下のACプラグとマリンコの320で一本ケーブルをつくってみました

ケーブルの長さも2m程度と必要長さよりも長めにして、「ケーブルがある程度長いほうが低域がでる!?」セオリーにしたがってみました

・・・さて、これで相当に体力アップしたはずのデジタルアンプの音はどうかわったか????

残念ながら、ウーファー使用だけではよくわからん

低域の立ち上がりがズバっとくるようになった気もしますが、ユニットは交換後の新品だし、高域が滑らかになったとかといコメントはできませんのであしからず

それでも、個人的にはこのフライングモールのプロタイプは、コストしぼってる分をオーナーでいじってやれば、けっこう音が変わりそうな予感はします

ざっと思いつくところでも、内部配線やコンデンサーの頭にカーボンマニック塗ったり、もっと本格的にやるなら、華奢な筐体から脱皮させて、アルミなどでつくった筐体にしたり、おそらく天板もはずしたほうがいいのかもしれませんよ

なお、上記の方法は自己責任で願いますね〜

あとは、写真のとおり、アースが配線されていますから、3芯のACケーブルつかうときはアースループに気をつけるか、可能であればアースを落としてやるといいような予想もされます

ウーファーの交換につづく・・・