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パラレル・サイドスピーカー作戦(接続編)



2004/9/27

SWユニット交換の調整の過程でDVDやハイビジョンD-VHSのソースをいろいろ聴いていたときに、メインスピーカーの音を消して、、ソニーAVアンプの音場モードをいくつか聴いてみました

そこで思ったのは、やっぱりサラウンド側に関しては、シネマスタジオEXの各モードや、マトリックス6.1chなどのDSPモードのほうが包囲感や広がりは、ストレートデコードに勝るなというのが実感

とりわけ、スピーカー調整でバーチャルスピーカーをオンにしたときのサイドへの回り込みは、リアSPのリニアムA1の無指向性ツィーターの特性との相乗効果で、座る位置さえ気をつければ6畳間シアターとしては、ほぼ不満のない状態だなと合格点はだしているのですが、やはり音のキレのよさと、熱くなるとdspチップが暴走するクセが直っていないことから(301号)、bebe'sでは、AACもdtsもDDも、A.F.Dモードが基本です

また、通常の映画作品ではあまり気になることはないんですが、360度をゆっくりと音が移動するようなソースの場合、サイドのやや前方から後方への微妙な定位については、以前つかっていたB&WのTHXダイポールには及ばないなというのが不満でもあったので、以前からのプランを実行に移してました〜

このコラムの題名もどうしようかちょっと迷ったのですが、単純に「リアスピーカーを4本にしたパラレル接続」です

リアSPの配置

まず、現状のリアSPと配置図はこちらで(コラム321

現用のリアSPは、視聴位置の1m程度後方で幅1mくらいの間隔で、耳の高さからは50cmほど高い位置になります(322号


先に触れたように、この位置と距離では通常タイプのツィーターのスピーカーでは、メインと同一のもので、しかもかなり厳密にリスニングポイントを特定とレベル調整を行わないとリアの定位や音源がソリッドに定位してしまうのですが、リニアムについてはSPの左右の間隔が狭くとも、外側への広がりは実際申し分ないのが特徴です。中古でしか入手が困難なので、オススメするわけにはいきませんが、リニアム特許をつかったオーラや一時期のケンウッドスピーカーなどで同様の効果が狙えるかもしれません

ビクターのタイプも聞いたことはないのですがよさそうですけどね

リニアムのツィイーター

今回の試みは、この状態での後方の広がり特性に、音量を下げたときのメインスピーカーとのもう一段上のつながりを狙うのと、サイド前方定位の向上を狙うものです

サイドリアの追加

置き場所は、左側が机の上↓

 

PCの液晶モニターとブラウン管モニターとのあいだ

いっぽう右側はSWの上↓

右側のほうが高さが10cmほど低くなりますね

両方とも、バッフルを上にむけて置いてあり、座った位置から手をのばすと届くような場所です

アンプとの接続

1台のアンプで、2組のスピーカーを鳴らす接続については、こちらのページが分かりやすのでご参考ください

ドライブアンプは、リトルプラネット2号機で、前方のAVセンターのリアのプリアウトから、途中BBEを経由してつないでいます

図で書くとこうなります

AVプリアウト(リア)→ラインケーブル5m→BBE入出力→ラインケーブル2m→リトルプラネット→左右2台ずつ同一SP端子に接続

説明が前後しますが、サイドスピーカーは、夏休みに実家からもちかえってきたマランツのLS-7Vってモデルです

bebeが、サラウンドデビューしたときにDENONのAVアンプ 2030といっしょに、買ってきた初代メインスピーカーです。(たぶん93年頃だったと思いますから、12年前くらいですかね?)

幅128mm×高さ204mm×奥行き163mmの小型ブックシェルフです。

ユニットは10cmウーファーにドーム型のツィイーターの密閉モデルです

キャビネットは木製で重さは3Kgで、いまでもけっこういい音します

ただしインピーダンスは6オーム、能率は84dB/W/mと、そこそこのアンプで鳴らしてやる必要があります

いっぽう、現用のリニアムA1は、能率データが不明ですがインピーダンスは8オームなので、本来は推奨されないパラ接続なんでしょうが、まあPMCのBB5を逸品館で鳴らしているリトルプラネットだったら、問題ないだろってな間隔で、気にしないでつないでみました

心配したのは、サイドとリアの音量差がコントロールできない点で、狙いとしてサイドスピーカーがあまりでしゃばってもらっちゃ失敗に終わることが予想されていたので、サイドの能率が低いほうがよかろうと思っていたのですが、結果として想像以上にリアとサイドのバランスがとれてるのが幸いでした

無論マランツのほうが、低能率のようで音量レベルは低いので、テストトーンを鳴らすと、音像は左右ともリア寄りに定位します

いっぽうで、サラウンドバック用のリアセンター信号をいれると、リアのほうが音圧が高いこともあって、きちんと後方に距離感をもって定位しています

リアとサイドが逆転すると、リアセンターは、頭の真上あたりでの定位するはずだから、まあ狙い通りなのかはともかく結果オーライです

なお、余談ながら当初は、インピーダンスが違うことと、サイドの音量を個別に調整したかったことから。サイドスピーカー用にケンウッドのK'sアンプでリアとサイドを別々のアンプでドライブしようとしてみたのですが、リアのラインケーブル(BBEの出力)をパラレルで分岐して2台のアンプにつないだため2台のアンプが入力同士でつながったことにより、ケンウッドの電源オンオフでリニアム側から飛び込みノイズのほうなものが発生することが判明

ということもあって、リトルプラネットからのパラドライブに切り替えたのですが、結果は明らかにリトルプラネットで鳴らしたほうがよい感じです

おかげで、ひっぱりだしてきたケンウッドは、ヘッドフォン用としてテレビモニターの上に置かれ、ますますモノが増えてきました

上の写真にも映っていますが、つかっていないPC用モニターが2台(17インチと21インチ)、壊れている10インチ、それに通常用の14インチのPVMに、15インチの液晶とモニターだらけになっています

サイドスピーカー追加の効用

リアのレベルを半分(-3dB)にしていくつかのソースを聴いてみましたが、効果はなかなかのものです

当初はメリットよりもデメリットを探して聴いていたのですが、いまのところ気になるところはなく、リアとサイドの音色の違いも感じられません

詳細は次号にて