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2005/7/2 今回のテーマは「HDVのエンコード」です ややあいまいな題名ですが、ようするにDVテープにハイビジョン記録された素材をPCに取り込んでからどうするのか?ということです。 DV登場からDVDレコーダー登場以前には、なにも考えずにDVテープからハードディスクに取り込んで、Premiere5.1で編集してテープに書き戻すというだけでしたが、いまの時代は、取り込んだ映像素材をDVaviにするだけじゃなく、DVD-R用へのMPEG2に変換したり、最近覚えたばかりのWMV(WindowsMedliaビデオ)に変換して、WEBにアップロードできるくらいにサイズを押さえる・・・なんてことができるので、ここのところすっかりはまっているものの、なかなかにわからないことばかりで、ほとんど「苦行」・「試練」の状態に陥りつつあります さて、まずはじめにあらためてFX1の機能とAdobeのPremierePRO1.5での編集条件について、これまで学んだことから説明します FX1の撮影時は、HDV(ハイビジョン 1440×1080i)とDV(4:3または16:9)が選択できますが、PCへの取り込みは、従来どおりカメラのDV端子(I-LINK)出力から
が選択できます。 この便利な機能のおかげで撮影はHDVモードに特化して、必要に応じてHDVまたは従来どおりDVとしてもつかえるようになっているので個人的にはFX1のDVモード記録の出番はなくなってしまいます もちろん強いてあげれば、DVDに残すことを前提いコンサートなどの撮影でも頼まれれば、リニアPCMがつかえるDVの出番はあるかもしれませんが・・・ ちなみに、FX1のアナログ出力(コンポーネント)からも同様にD3とD1の切り替えができますが、これはDV端子出力とは関係ありません。 ※つまりは、DV端子からはHDVからDVへダウンコンバートでデジタル出力したまま、アナログ出力からは1080で出力できるということです 編集とエンコーダーのアプリケーション 話は前後してしまいますが、HDV素材をさまざまなフォーマットに変更するためのアプリケーションです まずHDVからハイビジョンのままキャプチャするソフトから HDVキャプチャソフト PremirePro1.5(アドビ) VAIOではないので、HDVからのキャプチャと編集はアドビ提供のHDVプラグインをつかいます。 詳細は後述しますが、ハイビジョンMPEG2で記録されているFX1のテープから、いったんストリーミングのままキャプチャし、同時にフレーム単位かつある程度快適な編集環境のために、独自のAVIファイルに変換されます(もとのMPEG2-TSのファイルは自動削除される)。 このAVIファイルが、なかなかのやっかいもので、変換されるまで待たされるは、サイズはでかいわ、もう一回テープに戻すために、全編再エンコードが必要・・・・という代物 ※VAIOは、進化したDVgateMotionがあるようで、かつアドビのプラグインとは違うやり方をしているようです。手をいれていない部分以外はレンダリングなしで画質が劣化しないようで、ここはVAIOのアドバンテージでしょう CapDVHS(フリーウェア) フリーウェアのD-VHSテープからMPEG2のままキャプチャしてくれるありがたいソフト。 これまた後述しますが、FX1からもすんなりMPEG2のまま取り込みができます。目下は、このハイビジョンのMPEGファイルを編集できるソフトは持ち合わせていませんので、とったらとりっぱなしということになります エンコーダー WindowsMediaエンコーダー9(マイクロソフト) 無料ダウンロードできるソフトです。私の場合はダウンロードした覚えはなく、他のビデオ関連ソフトをインストールした際に組み込まれていたんだと思いますが、PremiereでキャプチャしたAVIや編集後にムービー出力したAVI(同じものですけどね)を、WindowsMedia形式に変換することができます 1440×1080とうHDVからのAVIファイルを、ワイドアスペクトを維持したまま、プログレッシブに変換するための設定方法がいまひとつ飲み込めていないものの、1280×720=D4解像度でのWM9(WMVのバージョン9)に変換できます。 おそらくパソコンでしか再生手段はありませんが、ビットレートを5Mpbsにすれば、すくなくともSDフォーマットのDVやDVDよりはずっと高画質のまま、4.7GBのDVDメディアに、らくらく1時間分は記録可能です AdobeMediaエンコーダー(アドビ) 独立したアプリではなく、PremiereProの出力メニューのひとつです プレミアの編集タイムラインから、範囲を指定して、DVD用のMPEG2や1080のWM9が出力可能です。 余談ですが、アドビの場合は、DVD作成の場合は、本来Premiere→メディアエンコーダーでMPEG2→EncoreDVD(アンコール)でオーサリングという手順になります TMPGEnc3.0Xpress(ペガシス) 今回、調達したカット編集と画質補正などができるエンコード専用アプリです。 今回はじめてわかったのが、ペガシスのTMPGEncシリーズの各ソフトの用途別の違い
3.0Xpressは、ウィンドウズメディアエンコーダーやアドビのパラメータがわかりにくかったこともあり、WM9での1080のプログレッシブ(1080p)かつ16:9への変換を確実にやりたいがために、試用版のあと、ライセンスを購入しました カット編集ができるうえに、再エンコード後のファイルサイズから逆算してビットレートを設定できるなどが、優れた点だと思います その他、調べてみたところ、2パスエンコードによる高画質圧縮や、ペンティアム4のハイパースレッティングでエンコードも早いらしい HDVからWMV(ハイビジョン)への難関 さて、HDVからWMVへの変換の手順なんですが、これがなかなか思うようにいかないんですね〜 まず、WMVとひとくちにいっても、解像度やフレームレートや転送レート(=圧縮の度合い)を指定してやったうえに、さらにアスペクト比も4:3、16:9まで設定してやらないといけません WindowsMediaエンコーダを起動して、ウィザードにしたがって、変換元のソースファイルと保存先を指定すると、謎の「コンテンツの配信」方法の設定画面が現れます↓
こいつが、またわかりにくいんですが、最初に目的を選ぶことによって、エンコード設定のプリセットを選べるような親切な手順だなと理解してます ようするに「ダウンロードファイル」・「ハードウェアデバイス」・「ストリーム配信」のどれを選んでも、最終的に同じエンコードにいきつくってことのようです ちなみに、「ハードウェアデバイス」を選んで次に進めると、次の画面になります
おかげで、HD素材の場合は5Mbpsが標準で、SD素材は、2Mbpsか1Mbpsのどっちかを選んで、あとはエンコード方法をVBRにするかCBRにするかってことなんでしょうね なお、HD品質ビデオの場合は、ビットレートとフレームレートとサイズはワンパターンしか選択できません↓
このまま進めていくと、1280×720のWMVの動画ファイルのできあがりです PCモニターで見る限りは、オリジナルのAVIとの差はほとんどわからないくらいの仕上がりです。ファイルサイズが相当に圧縮1/10以上なのでHDDやDVD-R(データとして)へ保存するには十分でしょう ・・が、それでも、もとの解像度が1440×1080なのに1280×720になってしまうのは気に入らない そこでPremiereでWMVへの変換を試みました PremiereからWMVへの変換手順 タイムラインに変換もとのAVIファイルを並べて、範囲を指定してから書き出しをするのは、テープもAVIムービーと同様ですが、WMVはDVD用のMPEG2は、「Adobe Media Encorder」を選択します。 ※なお、プレミアでの「DVDへの書き出し」設定は、メニューもなにもないまま一気にディスクまでつくってしまうので通常はつかわない機能ですね。Adobeの場合は、MPEG2で書き出してから、「EncoreDVD」ってソフトでオーサリングするのが純正パターンです。「EncoreDVD」は、非常に多機能で字幕作成から、フォトショップで作成したテキストレイヤーやレイヤーをメニューボタンにできるなど、ゼロからつくりあげていくので、よほど気が乗らないと、これでオーサリングしようと言う気になりません
まずは、トランスコードの設定です ここでは、WindowsMediaを選んでみます
・・・すると、あらら・・ていうくらいプリセットがあります
とりあえず、それっぽい「WMV9 1080 60i anamophic」を選んでから、「配信先」をクリックしてパラメーターをみてみると・・・ ↓さらに詳細な設定ができます フレームレートやピクセル縦横比、VBR時の平均と最大の設定まで、熟知しないと「わけわかんないぜぃ」っていうくらいカスタマイズできるんですが、なかなかの難関です
とりあえず、ビットレートを5Mbpsあたりにして、プログレッシブのためにfpsを29.97の倍にしてみたりいろいろやってみましたが、いまひとつピンとこないんですね というような経緯で、エンコーダーの定番ソフトのペガシスの「TMPGEnc3.0Xpress」の試用版をダウンロードしてつかってみることしました 「TMPGEnc3.0Xpress」 ・・・いきなり頓挫しました プレミアでキャプチャしたAVIファイルを読み込んでくれません WindowsMedidaエンコーダー9では、とりあえず問題なく読み込むのになぜか??? こんなエラーがでます↓ 「・・・音声のみのファイルは読み込めません」
AVIの場合はコーデック次第ということなので、このAVIファイルのコーデックをフリーウェアの真空波動研で調べてみたらやはり「不明」と表示 [hv.avi] コーデックを調べてみても、HDVらしきものは見当たりませんので、PremiereのHDVプラグインは、コーデック依存ではなく、なんかやってるんでしょうね
capDVHSからTMPGEncへ ようするにPremiereで編集用として扱っているAVIが読めないことはわかったものの、TMPGEnc3.0Xpressの、わかりやすいインターフェースは捨てがたいこともあって、FX1からのキャプチャをPremiere以外の方法で行ってみました CapDVHS 本来はD-VHSデッキとつなぐものなのか、わかっていないのですが、とりあえずFX1の1394端子経由でMPEG2として取り込んでくれます 拡張子は.mpgで私のパソコンでは、PowerDVDのアイコンになります おそらくこれがHDVの正体なんでしょかね? ちなみに、真空波動研で確認すると、転送レート25Mbpsで、約100MB(30秒)でのサイズです
このMPEGファイル 再生はなかなか難敵で、PowerDVDだと少しコマ落ちします ただ、このファイルは、TMPGEnc3.0Xpressでちゃんと読んでくれます アスペクトをあわせるのは、入力ソースと出力のアスペクトをあわせればよいようですが、NTSCのワイドを16:9が違うのがはじめてわかりました。 事前にアスペクトがプレビューできるのがTMPGEncのよいところですね ちなみに、上記のMPEGファイルを5Mbpsにすると、ファイルサイズは約20MBになることが事前にわかります 出力前のプレビュー画面(クリックするとソースの設定画面がでます) 結論 HDVからWMVへの変換手順は、タイトルやトランジョンをいれた「作品」として残すのであれば、Premiere一本で完結させる ワンカットの変換ならば、前後のトリミングもできるCapDVHS→TMPGEnc3.0XPressってとこのようです 願わくば、Premiereのキャプチャまたはムービー出力したAVIファイルをTMPGで読み込んでくれるとありがたいのですが |