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東芝RD-X4のドライブ換装作戦

http://bebe1998.net


2005/8/7→ 8/13追記

いよいよRD-X4のDVDドライブがつかいものにならなくなってしまいました。

RD-X4は、いまさら私が書くまでもなく、悪評名高い「東芝SD-W3002」を搭載のハイブリッドレコーダーシリーズのうちのフラッグシップ機です。

長くなってしまったので目次です

まず経緯・・・・

我が家のRD-X4の場合は、DVD-Rは購入当初より、太陽誘電のメディア以外は、まともにつかえた試しもなく、その後、EX対応後には、太陽誘電でもタイトルを複数コピーすると認識しなくなるなどといた現象が起きていたこともあり、ここ最近はめったにDVDを焼くことはなく、DVDに焼く場合も、たいていはDVD-RW(ビデオモード)により低速度で焼き、その後パソコンでISOイメージに変換してからコピーしなおすということで対応していました
(関連コラム336「RDユーザー派のためのPC用DVDドライブ」

今回、ドライブ交換を思い立ったのは、これまでほとんど問題なかったDVD-RAMでも、致命的な症状が発生したためです

DVD-RAMでコピーすると、コピーそのものはできるのですが、その後再生が一切できなくなり、さらには、記録済みのメディアをいれても、ディスク情報を読み込んだが最後、再生不能になるという最悪の状態に陥ることが判明したからです

なお、再生できなくなったディスクは、初期化や物理フォーマットをしても二度と使用できなくなってしまいます

そもそも、もっとも安全なメディアとして選んだカートリッジ式のDVD-RAMが、RD-X4で破壊されるという状態です

このあたりのトラブルを、購入店を経緯して以前からメーカーサービスに代替機種の貸し出し交換を要望していたものの、この後におよんでも、電話ひとつしてこない東芝サービスはほんとにろくなもんじゃありません

・・・・というわけで、かくなる上は、自己防衛しかありません

メーカーにドライブ交換を依頼しても、おんなじ「クソドライブ」にしかならないでしょうからね〜

松下製DVDマルチドライブへの交換

まずは交換するDVDドライブの選定

価格COMの掲示板などで調べてみると、交換したユーザーはLG電子製が多く、トラブルもないようですが、カートリッジRAMをそのままつかいたいことから、松下製への変更ユーザーを調べると、LF-M721への交換情報もあったことから、うちでも松下製のDVD-マルチドライブにしてみました

LF-M621JD
http://panasonic.jp/p3/multi/m621/

DVD-R 4倍速、RAM 3倍速です。オークションで6,000円で調達しました

721JDのひとつ前のモデルなので、換装成功事例は確認できなかったのですが、まあ同じでしょう。

ちょうどRD-X4が発売されて、不具合が多く、交換したときに流通していたのが721だったから換装ユーザー多いんだろうという推測です

さきに結論を書きますが、M621JDでも問題なく動作しました
※後述するとおり、一部制限があります

交換手順

私の場合、過去ホーシアター用の音質・画質向上のために、いろんなDVDプレーヤーの内部をあけて、「自己責任」で作業をしてきましたが、RD-X4の内部をみるのはこれがはじめてです

まず、筐体カバーの左右2つのビスと背面の3つのビスをはずしてひっぱると、薄っぺらいケースカバーがはずれます

内部は向かって右にハードディスクと電源部、中央にDVDドライブ、左側は基盤とチューナーユニッというレイアウトになっています

ざっと配線の状況やドライブの固定状態などを見回してみましたが、HDDとDVDにつながっているIDEケーブルが邪魔です

基盤側のコネクタをはずせば簡単なんでしょうが、この手の特殊なコネクタは、いちどはずすと後がこわい・・・

しかも、HDDにつながっているIDEケーブルは、DVDドライブの上を通って、透明なアクリル?のパーティションを通っています

RD-X4は、冷却ファンがひとつだけあり、発熱の大きい、HDDの冷却効率の観点から、下図のように仕切られているんですね↓

というわけで、私の手順は

  1. HDDを取り外す
  2. 仕切り板をはずす
  3. DVDドライブを取り外す

という方法です(皆さんそうか・・・?)

HDDの取り外し

HDDは、「ウマ」の載せられているので「ウマ」ごとはずします

振動吸収用のブッシュをかませたビスを4つプラスドライバではずします

HDDをはずすときは、テープで貼り付けてあるIDEケーブルをひっぺがしてからです。うまくはがすのは難しいでしょう↓


ちなみに我が家のRD-X4は、発熱の大きいとされるMAXTOR製ではななくWESTERN DIGITAL製でした

さて、HDDのビスをはずして、HDDをうまごと浮かせてから、IDEケーブルと電源コネクタをはずします

電源コネクタもIDEケーブルも、けっこう堅いうえに、こんな形状なので、抜きやすいように、ビスをはずしてからのほうがよいと思います

これはDVDドライブでも同じです

しっかりささっているので、横着せずに、ドライブはHDDをマウントからはずしてから取り外し作業をするほうが安全です

まず、HDDがはずれたら、こんどはDVDドライブに固定されている「仕切り板」をはずします

HDDははずすとドライバがつかいやすくなります・・・というよりはずさなないとよほど短いドライバーでないと不可能です

この仕切り板をはずしてから、DVDドライブも、ウマからはずして、作業しやすくしてからHDDと同じようにIDEコネクタと電源コネクタをはずします

もとのドライブの写真を撮り忘れましたが、DVDドライブはこんな感じで固定されています↓
四つのビスをはずすだけです(DVDドライブ固定用のウマ 写真は換装後の松下製のもの)

なお、東芝のもとのドライブのジャンパ設定は「マスター」でしたから、交換品もマスター設定のまま組み込むことにします

DVDドライブ側のIDEコネクタと電源コネクタ。せまいところだとはずしにくいですよ(写真は換装後のドライブのもの)

そういえばDVD側にアースがつながれていました↓これもはずしましょう

HDDとDVDドライブをはずした状態↓

この状態だと、すごく軽い・・・

DVDPのS9000ESなどのように電源トランスもなく、ころんとしたコンデンサとコイルがふたつあるだけのスイッチング電源のせいもありますが、ボディ剛性やフレーム補強などの点では、あきらかに「家電製品」的なつくりです

なお、こいつが、とりはずした悪名高い東芝SD-W3002

取り外したものの、パソコン用にもつかうのがおそろしい・・・

クリーニング

さて、せっかくHDDとDVDをとりはずしたので、購入以来まったくメンテしていないRD-X4をクリーニングしてみました

クリーニングといっても、ブロアで埃を吹き飛ばすだけです

ちなみに、約1年半、リビングの埃を吸ってたまった排気ファンの埃はこれくらい↓

埃は、HDD側の基盤だけでなく、DVDの回転による負圧によって、けっこうDVD側にもたまっていたので、そのまま外に持ち出して、基盤上の埃も一掃しました↓

ごらんのように、ピカピカです

松下製ドライブに換装完了

取り外しと逆の手順で組み込みました

実は、最初ラックにもどして作業しづらい配線をし終わった後に、作業中に取り外してたケーブルがあったことに気がつきました

最初、ドライブは動作するものの、画面に表示されないので「正直あせりました(*^^)v

そもそも、平日の夜中の11時半頃からはじめたのが、横着のもとですね。


たまにRD-X4でDVDソフトを再生することもありますが、我が家での普段のDVD再生は、写真中段のSONYの改造DVDPです。動作は俊敏、画質もよいし本体の操作ボタンもあり、リモコンも使いやすい

なので、X4のドライブを換装しても、再生用にはめったにつかわないでしょうね

一度ラックにしまったあとで、元に戻し忘れていた配線をしなおしたらごらんのとおり、RAMの認識は、ばっちりです↓

なお、ここからが重要・・・・

松下製ドライブに交換した場合の機能制限と回避テク

1.DVDソフト、ブランクメディアの種類に関わらず、そのままではディスクが認識されません

あらかじめ、価格.comの掲示板で調査済みだったのであわてることはありませんでしたが、松下のドライブでは621でも721でもそうなるようです

回避策は2つ

  • ディスクを挿入した状態で電源を入れ直す
  • トレイがしまって、画面にローディングのアイコンが表示されたタイミングでイジェクトボタンを、すばやくダブルクリックする

このダブルクリックは、ちょっとコツがあり、タイミングが悪いとディスクがでてきます

その2 以前、RD-X4で記録したDVD-Rが認識されません

すべてを試したわけではありませんが、見るナビ機能は無論、再生すらされません。メディアは誘電です。

これは松下のドライブのせいか、もとのRD-X4の東芝ドライブのせいとみるべきか

ちなみに、そのディスクは、普段つかっている他のDVDPではいちおう再生されますから実用上不便はありません

621ではなく、721にすればいいのかもしれませんね

東芝ドライブで記録したDVD-RAMは、問題なくつかえるし、認識時間も心なしか早くなっています

余談 RD-XS41

ちなみに、後日帰省のおりに、RD-XS41をLD電子のドライブに交換したのですが、この症状はありませんでした

これはあくまでも松下マルチドライブをRDシリーズにつかった場合の問題点です。カートリッジにこだわなければ、LG製にしたほうが無難ですね


実家のRD-XS41とLGの4120B

なお、LGドライブに換装した場合のリスクとメリット

実家のRD-XS41は、RD-X4と同じ東芝SD-W3002のDVDドライブ搭載モデルです。

事前の父親の報によれば、
・新規DVD-Rに認識に相当の時間がかかる(ものによっては1分くらい)
・ビクター、マクセルの新規RAMを認識しない

のという点が問題でした

LGのドライブに交換後は、太陽誘電の8倍速のブランクDVD-Rでは、認識時間は、ほぼ瞬時になり、劇的な効果を確認できました。
また、交換前はまったくつかえなかったビクター、マクセルのDVD-RAMも問題なく使用可能になりました

LGドライブに換えた場合は、ダブルクリックの裏技も不要だし、RDでファイナラズした過去のDVD-Rも問題なく見るナビがつかえることそ確認しました

カートリッジRAMがつかえなくなることさえ気にならなければ、LGのほうが安定してつかえそうな気がします

bebe's RD-X4のセッティング

最後に余談ながら、bebe'sのRD-X4の設置について

インシュレーターには、完実電気のスーパースパイクをつかっています

 

以前はCDPやアンプなどにつかっていたこともあり、タイプは違うものので、メインスピーカーのPMCのFB1は、いまでもこいつです

RD-X4は、DVDとHDDに振動が発生するので画質的に有利なのかどうかは検証してない(ようするにあんまりわかんない)のですが、すくなくとも底に空間ができることからつかっているまでです

もし、熱対策でこまっているようであれば、板でも防振ゴムなどでもいいのでこの手のインシュレーターはおすすめします

我が家の場合は、HDDがウェスタンだったせいか、熱暴走のような症状は体験していません

次に、せっかく内部をあけたので、DVDドライブの固定ビスにレゾナンスチップを貼ってやりました。

ドライブも変わったことだし、効果は不明ですが、これで書き込みが少しでも安定すれば・・・

リアの配線

ご覧のとおり、いまはホームシアターではなく、たんなるAV家電と化しているリビングの機材の配線写真です

配線にはまったくこだわっていませんが、ごちゃごちゃです。

ただこれでもいちおう引き回しの基本は守っているし、電源タップもチクマ改造モデルだし、ケーブルもそれなりのものをつかっているんですがどうなんでしょうね

アンテナケーブルも接点ロスとノイズ対策を考慮して、壁のF端子はパスして、直接、金属製の分配器につないでいるし、BSアンテナも、シアタールームとは独立したアンテナから引いています。ケーブルは5Cのシールドタイプです

なお、せっかくの機会なのでRD-X4の背面パネルの写真を撮ってみました

DVDドライブの評判は悪いものの、入出力の装備はD1端子入力やD5スルー機能、同軸のデジタル音声出力、アナログBSとゴーストリダクション機能付の地上波アナログチューナーとフル装備ですね

個人的には、「HDD」レコーダーの機能としての東芝は、つかいやすくて機能も豊富で評価しているので、今回のDVDドライブ換装が成功すればいいマシンになるはずなんですが・・・

以上 東芝RD-X4です

これからは、DVD-RAM記録>パソコンでDVD-R化の作戦でこれからもつかっていきます

取り外した東芝ドライブの活用  8/13追記

取り外した東芝ドライブを、USBの外付けドライブケースにいれてパソコンにつないでみました

興味本位ではありますが、殻RAMのREADだけでもできればよいかな?というのが目的です

外付けケースは、実家のXS41用に収まったLGドライブを取り外して箱だけのこっていたもの。(関連コラム344

USB2.0対応のIDEドライブ対応のバッファローのケースです

接続すると、ドライブはきちんと認識するのですが、スピンアップはしないし、RAMを突っ込むとI/Oエラーとなり、ROMだと認識しません

Neroのドライブスピードっていうフリーソフトをいれてみましたが、認識されていません。

ドライバがあわないのか、USBがよくないのかはわかりませんが、現状では使えませんでした


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ついでに、東芝ドライブを分解掃除して、相当にたまっていた埃を取り払いましたが同じでした

このドライブは、このままお蔵入りになりそうです