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SANYO動画デジカメXacti

http://bebe1998.net


2005/8/13

今回はサンヨーの動画デジカメ Xacti(ザクティ)です
http://www.sanyo-dsc.com/

入手したのは、初代モデルのDMX-C1です

  1. 導入の経緯
  2. C1中古モデルと現行モデルとの違い
  3. DMX-C1の特徴
  4. 撮影機としてザクティC1診断
  5. ザクティのMPEG-4動画
  6. ザクティC1の動画サンプル
  7. MPEG-4ファイルの取り扱い
  8. 追記 フォーカスロック機能
  9. 追記 フリッカー軽減モード

導入の経緯

主たる導入目的は、嫁さん用のビデオカメラ兼デジカメとしての用途です

ビデオはソニーのDV(DCR-SC100)、デジカメはFinepixの6800zなんですが、たとえば幼稚園行事に両方もっっていくのはさすがに無理だし、6800zもどうも調子が悪い

・・・・というわけです

重さ150gで6800zの半分の重量だし、テープの装填も不要かつクレードルでいつもフル充電状態でもっていけるのも○・・・・。しかも動画と静止画の切り替えモードもないので、こんな便利なものはないわけです

また、動画ファイルは、、昨年末に、640×480のフルモーションの動画が撮れるフジフィルムのS602っていうデジカメを入手して、モーションJPEGから作成した動画を、郷里の父親にサーバー経由で配信したりしている点でも便利です

また、年末頃からホームムービーからPCでのDVD作成に手をだしたせいで、ハイビジョンエアチェックやDVDなどのホームシアターからすっかり遠ざかっていますが、HDV規格もでたことだし、現在の映像圧縮フォーマットと今後のストレージについてお勉強しておくのも必要かなっていうところで、MPEG-4ムービーというわけです

ということで、まずはザクティC1について簡単なレビュー

C1中古モデルと現行モデルとの違い

C1は中古市場では、たしかに手ごろな値段であり、300万画素デジカメとしてもつかえるので、嫁さん用の、くたびれかけたポルシェデザインのFinpeix6800zとDVカメラの機能を融合するにはちょうどよい選択肢のように思えたわけですが、現行モデルのC5や進化版のC4との違いも調べてみましたが、
どうやら

  • C4→C5からはボディサイズがさらに小さく(薄く)なった
  • C1→C4から動画時の手ぶれ補正
  • C1(300万画素) →C4(400万画素) → C5(500万画素)

手ぶれ補正はその他ファームウェアの違いはあるんでしょうが、コマーシャル的に多画素化すると動画の感度などに悪影響がでるのではっていうのは、私の思い違いなのかどうかは、比べていないのでなんともわかりません。C5は薄型になっているぶんだけ、レンズにしわ寄せがいってそうだし

DMX-C1の特徴

大きさは、ちょっと大きめで分厚い携帯電話というべきか、小型のシェーバーといったところ
RDのリモコンの半分くらいです

充電とUSBの取り込み用のクレードルに乗せます

我が家では、「いつでもフル充電状態にあること」が重要

こどもが生まれてからのデジカメ買い替え時に、ポルシェデザインのFinepix6800Zを選んだのも、本体充電と取り込みが嫁さんでも簡単にできるクレードルがあったこともあり、今回のザクティもここがひとつのポイントです

 

レンズ部と液晶モニター

 

ぱっとみたところ、まずまずのレンズのように思えます
スペック表によれば↓
=5.8〜33.8mm (35mmフィルム換算38mm〜220mm)光学5.8倍ズームF3.5(W)〜F3.7(T)
オートフォーカス 8群11枚(非球面2枚3面) NDフィルター搭載

広角が38mmで、ビデオカメラとしては広いほうなんでしょうが、最近のHDVカメラのFX1やS602の35mmに比べても狭い

個人的にはもう少し望遠側を犠牲にしてもがんばってほしかったところです


でもまあ、何倍ズームとか、何百万画素っていうコマーシャル用のスペックを満たさないと商品化されない時代ですから、300万画素の静止画がとれるCCDを搭載したわりには、がんばっているほうじゃないでしょうかと思います

レンズ保護や小型で胸ポケットに入るような使い方なので、ワイコンなどをつけることは想定外なんでしょうが、フィルターネジ溝などもありません

ストロボもレンズの真下ですが、光量はかなり不足している感じがします
2m程度が実用範囲な気がします

左右のスタイル

左側が電源連動の液晶モニター、反対側はバッテリーです
液晶モニターの内側の本体には主電源がスイッチがあり、長押しで電源が入ります
その後は、モニターを閉じておけば電源が切れるようになっていますが、待機電力の観点からも問題はなさそうです
なお、バッテリーは、公称動画60分となっていますが、512MBのSDで動画と静止画を撮りきりましたから、実用上は十分な容量が確保されていると思います
そもそも、512MBだと、最高画質で約20分。1GBだとその倍
300万画素の静止画1枚が動画約3秒分に相当するようです

操作部


真中がズーム、左が静止画、右が動画のトリガーボタンです
このザクティの素晴らしいところは、静止画と動画のモードを切り替える必要なく、どっちかを押せば録画または静止画シャッターが切れるところ

この操作部と形状のおかげで右手でも左手でも動画、静止画とも片手だけで操作ができます。

私の場合、左手で静止画が撮れるってことは、右手はハイビジョンカメラ回しながら、いざとなればこいつで静止画も撮れるってわけで、実際、右手でHC1を撮りながら、左手で静止画を撮ってみましたがうまくいきました

さらに、すばらしいのがこのXactiの場合は、動画撮影中に、静止画ボタンを押せば、300万画素のまま同時記録される点です
あとで動画を見返すと、1秒程度動画がフリーズしますが、そのまま何事もなかったかのように動画をつづけて録画されます

なお、ズームボタンは、シーソー式ではなく、上下にスライドするタイプで、あまりタッチはよくありませんが、そもそもズームは

  • モーター音がでかすぎてマイクが思いっきり拾うこと
  • テレ端でMPEG-4の圧縮もあって驚異的に手ぶれがノイズになって見苦しい

ということで、あまりつかいません


後継モデルのC4で手ぶれ補正がついた理由がわかるような気がしますが、モーター音のほうは改善されたんでしょうかね?

マイク

なお、ザクティのマイクの位置は、液晶モニタの裏側です(正面を向くほう)
音声記録はAACの2chステレオで、感度もよいようです

また、C4からは風きり低減があるようですが、ボコボコいっても、会話はちゃんと聞き取れる範囲なので、下手に低減モードで音を加工するよりつかいかたはスマートではないかと割り切っています
ちゃんとやるなら、ウィンドジャーマーの素材は貼り付けてやればいいんでしょうね

マイクについては、両手撮影時に、液晶モニターを左手でもつときにふさがないようにするのがポイントですね?

SDカードとバッテリー

メモリは動画も静止画もSDメモリカードです

とりあえず512MBを挿しているので、最高画質もMPEG-4で20分程度。バッテリーのもちが公称動画60分のようななので、ちょうどバランスがとれるんじゃないでしょうか

 

なお、通常は液晶を開くと電源が入りすぐに撮影モードに入りますが、メインスイッチは液晶モニターに下にあります。

通常は、オンのままにしてあり液晶を閉じるとスタンバイモードなるのでつかいません

待機時の消費電力も、いまのところあまり気にならないですね

撮影機としてザクティC1診断

よい点

  • 小さい、軽い、クレードルでいつでも充電OK
  • 液晶モニター連動電源でレンズ蓋さえはずしておけば起動にストレスがない
  • 右手でも左手でも撮影できる(ただし左手でもつと液晶モニターを開いて、回転させる作業はむずかしい)
  • 液晶モニターは小さいが屋外でも視認性はよい
  • 動画と静止画がどっちもボタンひとつ
  • 動画撮影中に300万画素の静止画が撮れる
  • ISO感度50が標準のノイズの少ない屋外静止画

改善すべき点

  • オートフォーカスが相当にひどい(とくに静止画)
  • ズーム操作時もモーター音がでかすぎ
  • レンズにフィルタ溝がない
  • ストロボの発光量が弱すぎ
  • 薄暮時に感度オートだとISO100に設定され、ノイズも多い

とくにやっかいなのは、静止画デジカメとしてのオートフォーカスが安心してつかえない点です。適当に撮影するとたいていフォーカスがこない・・・

モニターサイズが小さいこともあって、ピンがまったく確認するに足らないので、静止画時にモニターに表示されるインジケーターだけが頼りなんですが、真ん中に被写体があっても、他にコントラストが高い絵があるとそっちにあってしまうようです

しかも合焦速度が遅い・・・・

また動画の場合も、合焦しないシーンだと、ずっと合焦しないまま・・・

たとえばこれ↓


ザクティC1のオートフォーカスが甘いことを知らずに撮影したせいもあるんですが、この構図でどこにもピンがありません

帰省の折に、8耐決勝の日とは知らずに、鈴鹿サーキットランドにいったときキャンギャルのおねいさんと撮ってもらったのにこのザマです。こんなデジカメみたことありません(ーー;)

これに大いに反省して、コツがあるのか、設定がなにかあるのかいろいろ調べましたが、フォーカスがあわなければ、いったん半押しを解除して、微妙に向きをかえることです

取り扱い説明書によると、フォーカスモードを全域からマクロ非対応の「ノーマルモード」にすると改善するらしいんですが、あまり効果はないようです

なお、設定関連としてはザクティの静止画の標準のISO感度は50から400ですが、暗くてもあんまり上げないような調整になっているようです。その分、明るいところでは暗部にノイズがのりにくいですが、CCD自体はダイナミックレンジも特筆すべき点もない感じです

9/24追記

ザクティのオートフォーカスの甘さは、相変わらず半分以上の確立で「はずして」くれますが、ひとつ裏技を発見しました。

SETボタンの十字キーを「上↑」に入れると、フォーカスがロックできます。

したがって、ズームで被写体を大きくとらえてフォーカスを確実にしてから、ロックして画角を戻す・・・というノーマルの使い方ができます。

解除ももう一度「上↑」なので、戻し忘れて次のショット撮影すると致命的ですが・・・※モニター上にロックのアイコンがでます

この方法で少なくとも私が撮影する場合には、はずさなくなりました

ザクティのMPEG-4動画

さていよいよ、本題のMPEG-4動画

ザクティ動画は、ISO準拠のMPEG4で再生互換に優れるっていう触れ込みですが、こいつがなかなか一筋縄にはいかないようです

撮影モードはVGAのフルフレームの最高画質での印象です

フリッカー軽減モード

その他動画関連機能としては、フリッカー軽減の機能があるところはさすがに動画デジカメです。関東地区の蛍光灯下では必要だなと思い、ONにしたまま、日中屋外で撮影したものを見ると、どうも白とび気味だったので調べてみたら、フリッカー軽減ONにしていることが原因のようです。よって、普段はオフにしてつかっています

12/19追記

このフリッカー軽減モードですが、しばらくオフにしていたつもりだったのですが、息子と散歩にでたときにXactiをひさしぶりに持ち出して小田急電車を撮影してみたところ、どうにも、露出があわないことに気が付きました

静止画でシャッター半押しにすると、すぐに露出があうのですが、動画ボタンを押しても、思いっきり露出オーバーのままでどうにもなりませんでした

・・・で設定みたら、このフリッカー軽減をオンになっており、もとに戻したらちゃんと露出があうようになりましたね

よくわからないカメラです

まずは、撮影動画です

ザクティC1の動画サンプル

QuickTimePlayerがインストールされているパソコンであれば、再生できるはずですが、ある程度CPUの性能のパソコンでないと音が送れたり、コマ落ちすると思います(すくなくとも我が家のセレロン1.2GHzのバイオWだとだめです)

題名「となりのbebe」↓

みどろこは次の3点です

  • ザクティC1のズーム時の「ご愛嬌モーター音」
  • オートフォーカスの遅さ
  • アイリス追従の遅さ



moive_bebe.MP4(4.7MB)

これはUleadの「PhotoExplorer8.0SE Basic」でのプロパティ情報

最高画質モードのレートは3000kbpsです

この動画をWMV(WindowsMediaVideo)に同じデータレートで変換するとファイルサイズが少し大きくなります
moive_bebe.wmv(5.4MB) ←MPEG4が再生できない場合はこちらを

MPEG-4としては得意なシーンなのか、けっこう綺麗な映像ですが、ズーム操作をしているので、ズームのモーター音のひどさが分かると思います

真空波動研で確認すると、なぜか320×240って表示がでるんですがどうしてなんでしょうね

[moive_bebe.MP4]
QuickTime 320x240 24Bit MPEG4 MPEG4-AAC 48.00kHz 16Bit 2ch 00:00:13
4,964,352Bytes
真空波動研SuperLite 050620

bebeを登場させたので、我が家のタマミの動画もいっしょに

「我が家のタマミ」

movie_tamami.MP4

MPEG-4ファイルの取り扱い

まず取り込み方法


本体のクレードル経由またはSDメモリーカードリーダーから取り込むのですが、転送が遅い・・・・

しかも、これまでつかってきたリネーム機能と日付自動フォルダ分割が便利なフジフィルムの「FinepixViewer」だと、mp4の動画が認識されないため、取り込みができません

よって、SDカードを取り出してUSB2.0でファイルコピーをしようとしたのですが、SDカードの中を見ると、静止画と動画以外に、ザクティ本体で再生するためのファイルがいっぱいあって「うざい」・・

というわけで、付属のバンドル版のユーリードのフォトエキスプローラー8.0SEで取り込むことにしました

付属ソフトだけに、きちんと.mp4を認識してサムネイル表示できるうえに、左下のプレビュー画面で再生もできます

ちなみに、別途同ビューアーの8.5の製品版では、認識されませんでしたから、サンヨー用の特別な何かがあるのかもしれません

ただし、フジフィルムの「ファインピクスビューワー」が、フジデジカメで撮影した静止画も動画も撮影情報によってリネームできたり、スライドショーでモーションJPEGの動画を連続撮影できるような機能はないようです

となると、せっかくのMPEG4動画も、フォトエキスプローラーかQuckTimeで、単一ファイルごとに再生するしかないわけで、これではあまりにも不便

・・というわけで、このMPEG-4を一ファイルにまとめて編集できる手段を講ずるほかなく、MPEG-4の研究がはじまりました

なお、ユーリードのダウンロードサイトにアップデートファイルがあるので、もし同じC1ユーザの方でされていないかたはぜひ
Photo Explorer 8.0SE Basic専用アップデートプログラム
(SANYO製デジタルムービーカメラDMX-C1付属用)(2004.6.4)

・・・・つづく