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HDV動画-D3出力対応のファミリーPC(ハードウェア編)

http://bebe1998.net


2005/10/16

次は、リビングのファミリーパソコンです。

これまでリビングでは、VAIO W101をつかってきましたが、電源不調が原因と思われる不調から脱却できずケースとM/Bから新調しました

HDDなどのパーツは流用したものの実質的には自作PCです

基本構成

  • CPU AMD Athron64 3000+(1.8GHz)
  • PCケース KEIAN(MicroATX)
  • MSI ATIマザーボード (RX4820M2-IL)
  • DDR400 512MB×2
  • HDD 160GB(シリアルATA Maxtore)+80GB(IDEリムーバブル)
  • DVD-RAM 松下LF-721JD

1.リビングパソコンの構成と用途

まずは、D端子出力によるHDV動画ファイルをハイビジョンテレビで見られる再生能力と機能をどこまでローコストでいけるかが鍵です。

性能はいいに越したことありませんが、ハイビジョン動画再生についての必要スペックがいろいろ調べてもよくわからないんですね。単純にハイビジョンテレビがリビングにあるので、このパソコンで再生できればいいなというところです

普段は、ファミリーユースとして、嫁さんがWEBブラウズしたり、こどもがお絵かきもどきや知育ゲームなんぞをやっているパソコンなので、静音や省電力、テレビ視聴機能などの機能となにより安定動作が目的です

加えて、東芝DVDレコーダーの録画番組をDVDにオーサリングにもつかうのでDVD-RAMドライブとエンコーダソフトを入れてあります

当初はコスト重視で、最廉価のAMDセンプロン2600+で組み、AGPのグラフィックにカノープスを導入したのですが、どうにもこうにもD端子(D3、D4)出力が得られず、いっそグラフィックを買い換えるよりも、手持ちのPCI-Eの6600をつかえるようにしたほうがよいとの判断で、マザーボードをPCI-E対応のソケット939に変更し、CPUにはAMDのアスロン3000+に変更しました

センプロン2600+からアスロン3000+への変更ですが、ベンチマーキングでは差がでますが、実用上はセンプロン2600+とあまり変わらないですね(ベンチ結果


ベニス版のAthlon64 3000+(ソケット939)

交換前のSemplon2600+の倍近い値段ですが(1.6GHZz)と比べて、正直性能差は感じにくい

しいていえばMPEG4の再生時に余裕があるような感じもあります。まあどっちにしても、エンコードに関しては、ペンティアム4(530J)のハイパースレッティングとは比較にはなりません


マザーボードは、ATIのRX480MS-IL。
ソケット939+PCI-E対応のマイクロATXボードは選択肢がほとんどありません。
オンボードグラフィック非搭載のマザーです。通販で8000円也。

交換前のソケット754+AGP×8のDFIマザーと比べて、値段は同じですが、メモリスロットが4本でDualチャネル動作するってことだけでも利点はあるんでしょうがMSIのユーティリティがそうそう気に入っているわけでもなく、PCI-Eの6600を使いたかっただけの交換理由なだけにとくに基本性能がよくなったとかいうわけではありません


電源は24ピンで、メモリも4スロット。最近のIntelのマイクロマザーにはにはないIDE2系統がAMDの決め手です。DVDとIDEのドライブをつかうとなると、やはりIDEは2系統必要です。


ソケット939。装着は向きに悩むことなく簡単です

2.液晶モニター

チューニングとは関係ありませんが、液晶モニターを19インチにしました。

値段で選んだアナログ専用モデル ロジテックの19インチ
LCM-T191A/S http://www.logitec.co.jp/products/monitor/lcmt191as.html

動画の残像なども少なく、コストパフォーマンスとしてはいいモノだと思います

自室用パソコンの三菱RDT193Eと比べると応答速度も速いようです。アナログ専用の1系統だけですが輝度も高くて、アドビガンマで追い込むとけっこうきれいな絵がでます。

当初は、17インチの光沢液晶の高画質タイプあたりも視野にいれていたのですが、19インチの1280×1024は、いったん使い出すと非常に見やすいこともあって、選択は正解だったと思っています。

そもそも光沢液晶は店頭では映えますが、映りこみがすごそうだし、どこがいいんでしょうかね?

入力は1系統のみで調整画面や音量操作などもも使いやすいとはいえないインターフェイスです。

3.D端子出力のためのグラフィックボード

当初は、AGPマザーだったので、カノープスのMTVGA-9600XTを買ってみたのですが、性能は申し分なかったものの、どうにもD端子出力がうまく設定できなかったので、マザー、CPUとこのボードは、ほどなくお蔵入りに・・・・

その後、現在の構成に変えたことで、当初BTXにつかっていたギガバイトのGeForce6600のクロックアップ版 GV-NX66128DPを挿しています

当初は、6800Ultraをリビング用にまわそうかと思ったのですが、コンポーネント変換アダプターが対応しなかったので、6600をリビングPCにもってきました

このコンポーネント出力によるハイビジョンテレビでの動画再生については次回コラムで紹介します

もともとが、BTXマシンでつかいこんでいたモデルなので設定もスムースにコンポーネント出力ができましたので狙いは成功です

このグラフィックボードはファンレスなのでそれなりに熱がこもりますが、BTXでつかっていたときよりもケース内のエアフローやCPUの発熱も弱く快適に動作しています

4.静音化のためのファンコントローラーとクーラー換装

このマザーボードは、インストールはすんなりいったのですが、なぜだかCPUのファンがまわらない


回転数制御されないと、とってもやかましいリテールクーラー

そもそもマザーが不良品なのか組み込み時に壊しちゃったのかはわかりませんが、代替品をさきに送ってくれるとかならばともかく、メーカーに修理にだす余裕もないので、とりあえずは直結でつないでつかってみました

・・が、やはりリテールファンが常に全開はどうにも、やかましくて嫁さんから苦情はくるしで、手ごろで空きベイをつかわないファンコントローラーを探したところ、こいつを見つけました

超多機能ファンコントローラー Zephyrus
http://review.dospara.co.jp/archives/5684323.htmlfylus

実際に温度センサーをつかって、USB2.0でモニタリングソフトで動作するファンコントローラーです

センサーは3系統で、ファンコントロールも3系統×2が可能です

温度計は、CPUそばのヒートシンクとHDDの表面とノースブリッジのヒートシンクにつないでいます

CPUはコア温度ではないので、BIOS上での温度とはかなり開きがありますが、センサーがこわれていなければ、平常は30度から35度あたりでファンを設定した出力比で制御してくれる便利なソフトです

そもそも、マザーにある機能なので、わざわざ買う必要があるのかは疑問でもありますが、実際に温度センサーというのがなんとなくマニアックな感じで楽しいもんです

CPUクーラー 鎌鉾Z

当初は、ファンコントローラーでリテールクーラーのファンを30%程度で制御していたのですが0%程度で作動させていましたが、それでもまだノイジーな感があったし、CPUが静かになるとケースファンが気になるようになります

そのままでも十分静かといえるのですが、こういうのはやりだすとさらに徹底したくなるっていうのが人情です

最近は水冷ユニットなども発売されていて、私的には非常に気になるんですが、まあいかんせん、このマシンはアスロンの3000+だし、そうそうエンコードなどのCPUの連続負荷をかけるようなこともしないので、そこまでやることはないだろうというのが理性として働きます

そこで、まずは、値段も異様に安く、9cmのファンがついている、この鎌鉾Zに替えてみました

写真のように、ファンコン付の最大3800rpmのファンがついていたのですが、購入時点でそこまでの回転数や冷却性能はいらないだろうと思い、Zではない普通の「鎌鉾」にしようと思ったのですが、ふと、この抵抗装置付の3800回転ファンをBTXにまわしてファンを交換すれば一石二鳥ではないかというプランが頭をもたげました(前コラム参照

「鎌鉾」と「鎌鉾Z」は値段は1000円しか違わないのに、Zには銅製のヒートパイプがついているので、同じCPUならZのほうがさらにファンの回転数は少なくて済むはずです

さて、取り付けて見る前に、9cmのファンを交換しました

ファン交換は、フックをはずすだけなので、非常に簡単です

超多機能ファンコントローラー 「Zephyrus」の温度センサーを貼り付けてから装着しました

マザーボードの裏に固定する補強ベース?が両面テープではずれなかたたのでそのままつかうことにして装着です

せっかくマザーを取り外したのに手間が無駄でした

クーラーにリテンションをかける台座?を取替え、いざ鎌鉾Zのフックをかけようとしたら、どうにもこうにも「かたく」で、こりゃうっかりするとマザーをたたき割りそうな勢いです

ひとのことは言えませんが、この「かたさ」に関してだけは初心者にはお奨めできないCPUクーラーといえそうです

まあ、それでも、マザーの破損やコアをつぶさないかと冷や冷やしながらもなんとか固定して、「Zephyrus」の温度センサーにつなぎなおしてPCを起動させましたが、さすがに9cmファンの1600rpmだけあって、100%のファン回転でもそのままつかえそうな静音レベルになります

CPUの温度も安定していて、平常は50%で回転させるとCPUのファンの音はほんとにかすかという程度です

あわせて、CPUの真上にあいている穴のPCケースのサイドファンをとりはずして、外気を直接、鎌鉾Zのファンで吸い込めるようにしたこともあって、ファンがひとつ減りました

残りは背面のファンと、HDDにつけてある低回転のファン

それとこれまた、ほとんど音のしない、電源「鎌力マイクロ 320W」で、夜中でもけっこう静かに動作させることに成功しました

・・・がひとつだけ欠点があり、それば「Zephyrus」が発すると思われるハムノイズが耳につくこと

当初は電源か、他のファンかと思ったのですが、ファンをダイレクトにまわすと、そのようなノイズは聞こえないので、まあ間違いなく「Zephyrus」の発するノイズでしょうね

こんどなんらかの対策を講ずることができればと思いますが、たぶん難しいでしょうね

5.電源交換(鎌力マイクロ)

電源の強化はまったく考えていなかったものの、ケース付属の電源が原因不明のまま、わずか2ヶ月をまたずに逝ってしまったので、手元にあった「鎌力マイクロ」を代用することになりました

マイクロATX用対応サイズなので、サイズが合いませんが、問題なく使えています


早々に死亡したたKEIANケースの付属電源
http://www.keian.co.jp/new_pro/kwin400480ps/kwin400480ps.html

1万円のケース付属の電源ってこんなものかい?

ときどきOSが起動しなくなるから怪しい怪しいときは電源疑うってのはオーディオで学んでることだけど、解決が早かった。保証書送れば取り替えてくれるのかな?


「鎌力マイクロ」を代用(出力は320W)

サイズがマイクロ用なので、2点止で隙間あり状態です

こいつはケース内の排気能力は期待できなさそうだけど、静かなことは静かです。容量が不足することもないでしょう

KMRK-FX320A(鎌力マイクロ)


http://www.scythe.co.jp/power/20040729-201044.html

シリアルATAの端子も2系統あって、VAIO時代に世話になったこともあってけっこう気に入っています。12Vも18Aあるので十分でしょう。

6.DVDドライブ(松下LF-721JD)

東芝RDからの読み込みや、キャプチャ動画ファイル等の長期安定保存のためにカートリッジRAM対応にしました(Panasonic LF-M721JD

-R=8倍速、RAM=5倍速で機能は必要十分です。もっともRAMは2倍速メディアしかもっていません

大事な録画分は、多少手間がかかりますが、次の手順です

RD-X4(DVD-RAM)で録画→TMPGEncDVDAuther2.0編集オーサリング→ISOイメージ→DVD書き込み(Decrypter)→DVD-R(4倍速)

再生互換を考えると東芝レコーダーでのDVD-R書き込みは信用できません

マウス

ついでながら、ファミリーPCのマウスはロジクールレーザーコードレスマウスのMX-1000です

こどもの手にはでかいし、嫁さんにも不評なんですが、テーブルの表面がつんつるてんなので、赤外線式の高精度タイプをいくつか試しましたが、このテーブルでパッドなしでつかおうとするとレーザーしかありません

充電式なので、たまにクレードルに乗せてやらないいけないのが面倒です

その他、WACOMのタブレットと付属のマウスがあるのでバッテリーがなくなっても緊急避難対策はあります

写真の携帯電話みたいなのは、USBのマイク&スピーカーフォンです

実家とのスカイプ専用ですね。安物のアナログのヘッドセットより音質はクリアです

次回はHDV動画再生関連のアプリケーション&設定編