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2005/11/4 HDV動画ファイルの再生と簡易編集のアプリケーションとビデオカードの設定編です
いまだに詳細には把握はしていないのですが、HDVカメラでのテープへの記録方式は、MPEG2の一種のようで、ビデオと音声が別々に記録されているようです。 参考リンクはこちら これをI-Linkケーブルで取り込むときの信号の流れがMPEG2-TSであり、パソコンに取り込む段階では.mpgまたはm2tという拡張子のMPEG2ファイルになるようです FX1やHC1を、CapD-VHS(フリーウェア)や、最近入手したユーリードのVideoStudio9+HDVプラグインで取り込んだファイルの属性を真空波動研などで確認すると MPEG2 1440x1080 29.97fps 16:9 625line 25000.00kb/s MPEG1-LayerII 48.00kHz 384.00kb/s CBR Stereo となっていて、映像が25Mbpsの固定レートです ファイルサイズは、時間あたりではDVとほぼ同じで、2GBで9分になります(DVテープと同じ)から、1時間まるまるのHDVを取り込むと11GB程度ってところでしょうから、いまのところ1時間まるまるを1枚に収まるディスクメディアは、PC用のブルーレイくらいしかありませんので、保存はHDDになります 保存をクラッシュの危険のあるHDDにすることの是非についてはさておき、1GBあたり50円程度までHDDの価格が下がってきている状況では1時間あたりでも600円程度(50円×11GB)なので、HDD保存=ライブラリ化は非常にコストパフォーマンスがよいように思えてきます さて、このHDVのMPEG2ファイル・・・ はっきりいってファイルサイズそのものよりも、デコードして再生するのはそれなりに「重い」ことは確かです 単純にビデオカードの問題ではなく、CPUの性能が一定以上ないとまともに再生できません MPEG2が再生できるアブリケーションであれば再生できるのですが、530JやAthlon3000+で検証したかぎりにおいては、WinDVD7が唯一、コマ落ちなくスムースに再生してくれます(WinDVD6もOK) PowerDVD6(Delux)では、画質補正をいれない状態でもどちらでも、かなりコマ落ちします※ ※追記 その後「VLC media player」(http://www.videolan.org/)をインストール後に、PowerDVD6で再生したら、不思議なことにコマ落ちがなくなりました 参考にさせていただいたサイト WindowsMediaPlayer10では、ややコマ落ちや音とびが発生します。WidowsMediaPlayer10では、nVIDIAの再生支援機能「PUREVIDEO」をいれてももう一歩再生がスムースではありません これはPCI-EのGeForce6800Ultra(256MB)でも6600(128MB)でも同じです。なお、知人のVAIO(RADEON X300)でも同様のようで、WinDVD6または7がよいようです ちなみにQuickTime(Pro7)では、なぜか再生してくれません WinDVD7のインターフェイス↓ ![]() WinDVD7の使い勝手に関しては、前バージョンやPowerDVD6のほうが個人的には気に入っています。WindowsMediaPlayerに近い操作感でマウスホイールでの可変則再生ができないのが不便だし、DVD再生に関しては、VIDEO-TSフォルダからそのまま再生できるPowerDVDのほうが使いやすい ただまあ、画質に関してはVersion6よりも調整がしやすくなっていることは確かです まず、タイトルをいれたりまともなビデオ作品をつくろうとすると、うちの場合ではPremierePro1.5をつかうことになります。 以前のコラムでも触れていますが、Premiereの場合は、HDV動画ファイルをフレーム単位で、スムースに編集できるようにするために、キャプチャしながら、専用コーデックでリアルタイムにAVI形式に変換されます このHDVのAVIは、、再生も編集も、かなり動作が軽いのが特徴ですが、いかんせんファイルサイズが巨大です しかもコーデックが公にされていないようで、PremierePro以外での編集やエンコーダーのアプリでは取り扱いができません 基本的にPremier.Proは、DV-AVIまたは独自のHDV用のMPEG2-TSからAVIに変換したものを扱うと考えるべきものなので、ちょいと気軽るに・・・てわけにはいかないんですね もっとも、PremierePROでMPEG2で書き出せばいいんでしょうが、このエンコードがこれまた「重い」うえに、少なからず劣化をともなうとこいうこともあって、現行のCPUでは、リアルタイムに近い感覚での編集やプレビューはなかなかきびしいのが現状です というわけで、私としては、現状の,PCスペックを考慮するとそのままMPEG2でキャプチャして、簡易的にカット編集程度で済ませたりするのが得策かな?と考えた次第です ここで紹介するソフトウェアは「VideoStduio9」と「TMPG MPEGEditor2」のふたつです HDVカメラからMPEG2で取り込むには、フリーウェアのCapDVHSをつかっても同じなんですが、VideoStduio9(HDVプラグイン必要)だとプレビューとカメラコントロールができます 我が家では、前バージョンの8がインストールしてあったし、基本的にはデジカメの静止画とモーションJPEGの動画から、DVDスライドショーをつくる用途がメインだったのであえて、バージョンアップの必要性も感じていなかったのですが、雑誌PCfanでHDVキャプチャについて紹介されていたので、すぐに入手しました HDVキャプチャ対応以外の大きな仕様変更は、クイックDVDウィザードが追加されたことや、DVDメニューも含め16:9アスペクトにに完全対応したこと、DVDメニューで動画をあつかえるようになったことくらいでしょうか HDVプラグインが追加されたとはいえ、基本的にはDVテープからほぼ「おまかせ」でDVDがつくれるというコンセプトは変わりません ![]() HDVキャプチャー画面 動作確認では、SONYのHC1のみをサポートとありましたが、FX1でも問題なく動作します 無償プラグインのダウンロードはこちら FX1からのキャプチャ画面です。 ![]() 画面の再生、早送り等の操作ボタンでFX1をコントロールできるので快適ですが、Premiereと違い音声プレビューをオフにしたりすることは少なくともFX1ではできませんでした ハードウェアデバイスの認識はSony--HDV MPEG になります
本来のVideoStudio9の用途は、ここから16:9のDVDに変換してディスクを作成したりするんでしょうが、どれくらいエンコードに時間がかかるのか・・・しかも、編集中はとてもじゃありませんが、まともには動いてくれないんだろうと思っていたら・・・・ トランジション、タイトル挿入なども、普通に編集でき、編集結果を MPEG2 HDを選べば、なんとスマートレンダリングで、MPEG2として出力が可能です。 カット編集部分と、トランジションやタイトル部分だけの再エンコードなので、すばらしく変換が早い ![]() さらに、時間をかければ、WMV HDとしても出力できるすぐれものです Premiereと違い、HDVテープへの書き戻しはできないようですが、PCでの再生であれば、Premiereいらずですね。 HDVからのキャプチャしたMPEG2編集のもうひとつの便利アプリが「TMPG MPEG Editor2.0」です 本来の機能は、PCでテレビ録画したMPEG2のCMカットなどをGOP単位ではなくフレーム単位でカット編集をするためのものでしょうが、HDV MPEGでも同様にスマートレンダリングが可能です。 しかも、25Mbps固定のHDVの規格であれば、「一般的なMPEGファイル」と「HDV向けのMPEGファイル」のコンバーターとしても利用できます 一般的〜 とHDV向け〜 の違いは、よくわかりせんが拡張子がmpgかmt2となるかの違いがあります。 WinDVDなどで再生するのであればmpgのほうが都合がよい(というよりmt2だと再生できない場合がある)ので、HDVを扱う場合には重宝するソフトでしょう。 おそらくVAIOであれば、mt2からテープに書き戻すことができるんじゃないでしょうかね? ![]() MPEG Editor2.0の再エンコード部分のプレビュー機能です。赤い部分以外は、手を加えず出力されますので、とっても早いですね。 ![]() 設定画面で確認すると、デュアルコア、マルチCPUによる処理が可能なようです。うちの場合では、Pentium4の530Jのハイバースレティングにより論理CPU数を2とカウントしてされています ![]() というような事前準備で、HDVの動画ファイルを準備したらいよいよ、32インチWEGAに出力です。 ビデオカードは、ギガバイトのGV-NX66128DP GeForce6600 VRAM 128MB のファンレスのモデルです 正直、HDV再生のスペックとどれくらいが適当なのかもわからずBTX用に購入し、コンポーネントアダプターのあるモデルを選んだわけですが、結果として必要十分のようです アナログ×1 DVI×1 にコンポーネントアダプター用のコネクタがあります
うちの場合は、PC用のモニターはアナログ専用モデルなので、DVIは使用しません
※当初、AGPマザーで組んだときのカノープスMTVGA-9600XT(ATI)のビデオカードが、DVIからの変換コネクターをつかう方式と違い、nVIDIAの設定のほうが簡単です コンポーネント&S端子出力アダプター
テレビ側は、色差メス3ピン→D端子変換ケーブルをかませています
なお、余談ながら、我が家のWEGAはコンポーネント入力が3系統しかなく、 @BSD&CS110チューナー(松下MHD500) ですでに埋まっているので、ビデオカードからのコンポーネント入力には、RD-X4のD5スルー機能をつかいます いろいろ不満のあるRD-X4ですが、D5スルー機能については大いに役に立ちました ・・でいよいよビデオカードの設定をしてテレビ出力です この手の設定方法に関しては、インターネットで探してもなかなかわかりやすい情報が得られず、手探り状態になりますし、けっきょくはビデオカード側でのマルチモニター機能をつかうことになるので、テレビ側と液晶モニター側の解像度によっても違ってくるのでやかいです ご参考までに我が家の設定方法 当初はデュアルビューで液晶モニターとTV側の解像度をそれぞれかえたりしたのですが、液晶側が水平1280以上あげられないので、TV側を1920にすると、それにひっぱられてややこしい けっきょくは、Windowsの設定はシングルモニターにして、ビデオカード側でクローンモードにして、解像度をD4相当の1280×720で、水平方向を1280に合わせるのがよいことがわかりました ![]() この状態ではPCモニターのデスクトップに表示される1280×1024部分のうち、ハイビジョンテレビの表示エリアが1280×720のため、水平方向(横幅)は同じですが、垂直方向の2/3しか表示されせん(2/3=720/1024)が、セカンダリデバイスでの自動スパン無効タブがはいっているのでこれを解除したほうがよいようです ここが素人のはまってしまったところでして(~_~;)、さらに深い調整をしてテレビ側ですべて表示させようとしてしまうと、本来のモニターがそれにひっぱられてしまい右往左往してしまいます↓ ![]() ここをいじると袋小路に突入してしまうので、ネイティブを選択す けっきょくのことろ、クローンモードの場合では、フルスクリーンデバイスをセカンダリに設定しておけばオーバーレイの設定をセカンダリ=TV側を全画面に設定すると、WinDVD7やWindowsMedeliaPlayer10での再生時には、きれいに32インチ枠全体に表示してくれることがわかりました↓ ![]() この設定でOKです HDVは1280×720入力をそのまま全画面で表示でき、そのた640×480のWMVやザクティのMPEG4のSDTV解像度ではビデオドライバ側で自動的にD4にスケーリングされて出力され、テレビ側でD3表示されているか、D2で出力されているのかがわからないのですが、WEGAのDRCモードやアスペクトを切り替えてみると、DRCがロックされていることから、D2以上がきていることは確かで、アスペクト切り替えもできます というわけで、出力は720p固定でフルスクリーンビデオの設定に落ち着きました クローンモードなので、TVをつかわない場合でも毎回ドライバの設定をいじる必要がありません(デュアルビューだと、操作を間違うと別の画面にいっちゃうんですよね) ![]() なおこの場合は、Widnowsでは、シングルモニターとして認識されています ![]() 参考まで ![]() 追記 その後、やはりどうしても720Pで入れた、WEGAの画が気に入らず、けっきょくは毎回デュアルビューにかえて、1080iで出力する方式にかえました(2005/12) 話がややこしくなりますが、我が家の32インチのWEGAは、WEGAエンジン前のモデルなのでD4のネイティブ再生に対応していません。 したがって、ビデオカードからのD4を内部でD3に変換して表示してます(はず) たしかに、HDVカメラから1080iのコンポーネント接続に比べると、解像感も若干おちていますし、色合いなどについても調整の必要を感じる映像ではありますが、1mも離れてみれば大差はありません 追記 その後、やはりどうしても720Pで入れた、WEGAの画が気に入らず、けっきょくは毎回デュアルビューにかえて、1080iで出力する方式にかえました(2005/12) VideoStudio9で試しにつくったHDV作品をWinDVD7で再生したときの液晶PCモニター上での画面とハイビジョンテレビで全画面表示した場合はこんな風になります↓ ↓これは小学館の「恐竜デジタル超百科」付属のCD-ROM内のムービーです XGA解像度固定ですが、動画そのものはWMVなのでテレビでは全画面再生になります このCD-ROMは、3DCGの恐竜や動画もあり非常によくできていますので、お子様がいらっしゃる方にはぜひオススメです!!! 参考までにクローンモード設定して3DMARK05の結果です
PC再生−ハイビジョンD3接続による映像には非常に満足しています なんといっても現行HDVデッキは存在せず(あっても買えないし買わないでしょう)、ディスクもこれからというところで、現行のBDやSHARPのハイブリ機についても興味がわかないなかで、この方法がもっとも、HDV再生が簡易でかつライブラリ化がしやすいわけです すでにDVD&HDDレコーダーをつかっているかたや、I-Tunesによる音楽のHDD再生をしているかたなら感じられているかたも多いと思いますが、この時代、ディスクを探して挿入するという作業そものが面倒になっています たしかにHDDクラッシュはこわいところですが、別途DVD-RAMやRAIDなどのバックアップ策やライブラリHDDのデュープをつくっておけばいいわけで、HDDも今後リムーバブルタイプに分散しておくことがもっとも便利です どこかで、過去のDVテープをすべてHDDにキャプチャしておくこともやってみたいですねさきにも触れたように今後、HDDの単価がどんどんさがっていくでしょうから、DVやHDVのファイルサイズ程度であれば、わざわざ手間ひまかけて、画質の悪いDVDや他のフォーマットに変換するのが馬鹿らしいとさえ感じますが、いかがでしょうかね?? |