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2005/11/13 前回でHDV関連のコラムが一段落にして、DVとHDVのHDDへのライブラリ化をすすめようと思っていたのですが、いざHDVからキャプチャして簡易編集をはじめてみると、どうにも編集効率の悪さの壁があることをがわかりました ユーリードのVideoStudio9でのキャプチャして、タイトルや場面転換の簡易編集とTMPGEncのMPEGEditor2.0で不要部分のカットを組み合わせる作戦だったのですが、どうにも編集作業がもたもたしてしてしまいます VideoStudioではタイトルのオーバーレイやシーンチェンジのトランジションはわりとスムースだし、スマートレンダリングされるので、待ち時間も少ないものの、プレビュー画面の追従が極端に悪く、カットしたいポイントで停止するがことが至難の技 よって、シーンごとに分割、不要部分の削除を「MPEGEditor2.0」でさきにすませてから、「VideoStudio9」に再度読み込む作戦を考えて実行したものの、、「MEPGEditor」でカットの前後を指定して、シーンを1ファイルとしてバッチ登録して、またもとの画面に戻るという、作業になってしまいます バッチ登録も面倒ではありますが、それよりも難儀なのは「MPEGEditor2.0」でも、ネイティブのHDVファイルでは、スライダーにサムネイルがまったく追従せず、これまたカットが難航することです。結局は、プレビュー画面ではなく、サムネイルをみながら、音なしで指定していくという職人芸が要求されてしまいます bebe'sの編集マシンは、コラム355のとおりの、グラフィックボードの性能には問題はないはず(6800Uよりも2Dの早いボードもあるんでしょうが)、CPUが3GHzがネックになっているのかもしれません というわけで、あらためてPremierePRO1.5のアドビ提供のavi変換ファイルでの編集にもどってみました AdobePremierePRO アドビ謹製HDVプラグイン まずさきにタイトルのAdobeのPremiereProは、プラグインなしでは、MPEGファイルの編集ができません。基本的にはDVのAVIファイルを編集してAVIで書き出すことです Proや6.0以上では、DVD用のMPEG2で書き出すことができますが、Adobeシリーズの場合では、別途「EncoreDVD(アンコールDVDよ読みます)」でAfterEffectsでつくった2DムービーやPhotoshopでつくったメニューで、市販DVDのような凝ったメニューのDVDオーサリングするのが通常です ただ、HDVに関しては現状では、かろうじてカメラとの連携がとれる程度になっていて、市販のHDTVのディスクや規格がないことから、あくまでもHDVカメラから取り込んで、またテープに返すというところですね VAIOとは異なり、Adobe謹製のプラグイン編集では、カメラからキャプチャーしたTSファイルをいったんAVI形式に変換することにより、プレミア上でのスムースな編集が約束されます。 VAIOの場合は作業用のプロキシファイルをつくって編集時の操作性を得ているため、必要部分のみをレンダンリングし、またVAIO用のカメラとの入出力のソフトウェアで、編集すみのm2tをテープに書き出すのに対し、アドビ謹製仕様では、キャプチャー時と書き出し時に全編を、AVIとMPEGへの相互変換が最低2回は行われるわけです そのため、再エンコードによる画質劣化以前に、レンダリング(=エンコード)の待ち時間が相当にかかってしまう難点があります 私の場合は、いまのところテープへ書き戻すことはせず、MPEG2で出力できればよいのですが、プレミアで編集したタイムラインから、HDV準拠のMPEG2をはきだそうとすると、この待ち時間がたいへん長い・・・。 デュアルコアのマシンではもっと早いんでしょうが、それでも、スマートレンダリングの無劣化出力にはおよびません ただし、編集時の作業効率はDVとまったくかわらないレスポンスで、もっとも慣れているプレミアで思い通りに編集ができるので、非常に快適で、イメージどおりにテンポ作品が仕上がります さらに、標準のAdobeのメディアエンコーダーで、HDV完全準拠のMEPGを吐き出す設定がまだつかめていないこともあって、この方法ももう一歩というところです MAINConcept MPEG Pro (サードパーティMPEG編集プラグイン) そこで、前から情報ももっていたプレミア用のサードパーティのMEPG編集プラグインのDEMO版をダウンロードしてみました 関連URLです インストールしたのは、MainConcept社の「MpegPro ver1.06」です http://www.mainconcept.jp/mpeg_pro.html 無料のお試し版なので、テープへの書き出しができないのと、作品の頭とトランジションやタイトルを加えた部分に5秒間「MAINConceptのロゴ」が表示されるようです 使用期限があるのかどうかはわかりません プラグインをインストールすると、プリセットが追加されます DVはもちろん、HDVとHDTVなどのプリセットがあり、プレミアプロでDVDのMPEG2から1920×1080のフルスペックハイビジョンが取り扱えるようになります(HDVは1440×1080) HDVでは、1080iと1080i(Premiere1.51以前)の2種類のプリセットが用意されています 2種類試してみましたが、Pro1.51では 「NTSC HDV 1080i」を選ばないとアスペクトなどもみなおかしくなるようです
さて、プラグインの追加によって、プレミアのタイプライン上に、MPEGやTSがそのままダイレクトに読み込めるようになります カメラコントロールとMPEGでのキャプチャーもできます。カメラもFX1がプリセットされているので、設定をあわせればプレビューしながらのキャプチャーも可能です 編集は、アドビ謹製のAVIのようなスムースさは期待できませんが、それでもビデオスタジオやMPEGEditorよりは数段スムースで、ほぼストレスなく編集できます やはり難点がでるのはプレビュー画面のためのデコード処理スピードが追いつかないことや、トランジションやタイトルを設定したときのリアルタイムプレビューができないことです 編集後の出力ファイル シーケンスからの出力にMainConceptMpegProが加わっており、ムービー出力からもMPEG出力が可能です。テープへの書き出しができないのはDEMO版だからでしょう
まだ、理解できていないのですが、ムービーを選択して書き出すと、拡張子はmpgとなり、MEPGPro出力をするとm2tになります ムービー出力したものも、MPEGProコーデックでm2tで書き出したものも、ともにスマートレンダリングされますが、真空波動研で確認すると、m2tは不明と表示されます MPEGProコーデック出力でHDV1080iとするとm2tとなります。 画面をクリックすると詳細設定画面が確認できます 出力中の画面です すでに、ビデオスタジオ9でキャプチャしていたMPEGファイルを読み込んで、トランジションやタイトルなど再レンダリングしているときには、Normalと表示され、元のファイルをそのまま書き出しているあいだはSmartになっています
出力ファイル さきにも触れたように、bebe'sライブライ化プランではテープへの書き戻しはしないのですが、完成したファイルはちょっとクセがあるようです 真空波動研SuperLite 050620で確認してみると「未対応の形式」と認識されます なので設定w変更してMPEGで書き出してみましたが、なぜかプレミアからダイレクトで出力したファイルは、WinDVDで再生できるようになりますが、不思議な現象が起こります 1.時間スライダーが使えない 2.画面キャプチャボタンなどがつかえない クリックすると拡大しますが、スライダーの表示や画面上部の機能の一部が消えていることがわかります(なお、映像部分は、Premiereから切り出した静止画をハメ込んでいます) 左上に、デモ版のロゴが見えますが、非常に小さいので気になりません これまでのHDV編集方法をまとめてみました PremierPro アドビ謹製プラグイン(AVI変換ファイル編集) キャプチャ後のAVI変換待ちと、出力時の全編エンコードによる膨大な待ち時間と快適な編集操作性のトレードオフをどうみるか? 凝った編集をするならこの方式がベスト。ただし、フルスペックHD対応の高精彩モニターでは画質劣化が気になる可能性あり。 編集時のAVIのファイルサイズも巨大となる PremierePro MAINConcept製プラグイン(MPEG Pro) 正規版購入コストが許せば画質、トータルの編集時間の点からベスト。プレビューウンィドウのやや遅れはCPUが高スペックなら解消できるかも? ただしDEMO版でもカット編集はスムースだし、ロゴ部分も無視できるレベル。テープ書き出ししなけえばDEMO版でいくのも得策 ユーリードVideoStudio9+TMPGEncMpegEditor2.0 キャプチャーも安定しており、カット済みの素材さえ準備できれば、素人受けしやすいトランジションやテーマなど見栄えのよい作品が簡単に作れる点は美点 MpegEditorでフレーム単位のカット編集がうまくつかえればローコストで誰でもつかえるという点ではよいですね もう少し研究してみることになりそうです |