362
|
|
|
2006/1/9 (1/15追記)
なお、現行(2006/1)はすでに後継機のF11にモデルチェンジされています
index 我が家のデジカメ遍歴は、デジカメのページにまとめていますが、現在つかっているのは、いまどきにいうとネオ一眼タイプのFinepixs602と、嫁さん用のサンヨーのXactiの初代モデルC1です その上で、F10を買い足した理由は次の2点
ザクティは、ビデオカメラのコラム351でも触れていますが、とにかくオートフォーカスが動画も静止画もひどく、それなりの配慮をしないとまともに写せない また、室内撮影については、メインカメラのS602でも設定すればまずまず使えるのですが、がISO感度の切り替えが手動なのと、800以上だとSXGAに限定されてしまう点がネックです というような経緯で、デジカメに詳しい友人ninoとメール相談しながら、自分なりの判断材料でF10に落ち着いた経緯を書いてみたいと思います F10選定時の対抗馬として検討したのは、S602からの買い替えとしてのフジフィルムの900万画素S9000です それと、フジフィルムのZ1、Z2、マイナーチェンジ版のF11、それにソニーの新型機の手ぶれ+高感度が売りのT9です 最終的には中古25000円という値段でF10にしちゃったんですが、ネットや雑誌のレビューや実写映像などで自分なりに比較検討したので、まとめてみます まず前提としては、記録画素数に関しては、現行の300万画素あれば十分なので私の場合、画素数はカメラ選びの基準としては重要ではありません かえって、同じCCD面積であれば、画素数が300万画素のほうが感度的には有利なわけで、本来ならば300万画素程度で高感度という実用本位のモデルを各メーカーからだしてほしいもんですが、コマーシャル的には500万画素はないと売りにならないんでしょうね http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs9000/index.html 当初はS602を、FinepixのS9000に替えようと考えたりしたのですが、資金繰りが付き添うもない点をのぞいても、デザインや質感がS602に比べて魅力に乏しかったことが1点 またS602は、主にはHDVカメラといっしょに私がつかうことになるので、どうしても左手でビデオカメラを持ったまま、右手だけの操作で撮影できることもポイントのため、ズームリング操作のデジイチやS9000だとどうにも使いづらい(というか、FX1を片手にもっての実際ズーム操作はかなり困難) 行楽の際のbebeのHDV+デジカメでのフル装備状態はこんな感じ↓
FX1も高感度を生かして、HC1のように静止画記録ができればいいんでしょうが、やはりモチはモチ屋で、静止画はデジカメのほうが画質はいいんですよね このデジカメとビデオの両方スタイルは、以前のVX1000、2000とFinepix700、1700、6800zの頃からかわりませんが、小型のカメラをポケットや首からぶら下げておくよりも、S602のようなカメラを肩からストラップでかけておいたほうが疲れないし、カメラが大きい分手ぶれもおきません ・・・というようなわけで、S9000は早々にあきらめて、嫁さん用途での高感度・手ぶれ・フォーカス性能のバランスの取れたモデル選定に入りました ただ、S9000の広角28mmという点だけは魅力がありましたので次期モデル以降に期待です 同じフジフィルムのFシリーズ(F10とF11)とZシリーズ(Z1とZ2)です ファインピクスZ1 自動のISO感度が、800までなのでまず消え・・・ S602でなんども手動で感度調整していますが、ほとんどのシーンでISO800程度だと、被写体ブレと手ぶれを抑える1/60秒(ぎりぎりで1/30秒)は維持できません ファインピクスZ2 自動感度がF10やF11と同様にISO1600までとなった点や、クレードル、薄型ボディ、スライド式の電源など操作性においてもZ2のアドバンテージは大きい レンズのF値がFのF2.8-F5に比べてF3.5-F4.2と広角側が暗いのですが、S602でテストしたところではF2.8と3.5の差は、シャッターの段差も1段または2段程度なので実用上は問題にならないと思われるので許容範囲と判断 しかしながら、Z2でひっかかったのはバッテリーの容量です CIPA規格でF10が500枚に対して、Z2は170枚なので、非常に心もとない容量です とくにいまのコンパクトデジカメは、コスト削減やサイズ競争のため光学ファインダーによる液晶オフというつかいかたができないので、Z2だとかなり心もとないのでは? ということで、Z2が消えました F10購入後の感想 詳細は別途触れますが、やっぱりクレードルはほしかった・・・。我が家での現役引退済みの6800Zや現用のザクティのようなクレードルによる充電とUSBキャプチャーはやはり必要 とにく、F10は購入してから気がついたのですが、専用のアダプターがとにかく無粋で、USB端子互換かと思っていたら、アダプターがないと取り込みも充電もできないことが最大のウィークポイントです その分、バッテリーが持つので、充電の管理は私がやらざると得ません http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T9/spec.html http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200511/05-1101A/ Z2とのライバル機の薄型のソニーのT9 薄さ・スタイリング、光学手ぶれ補正+ISO640相当の高感度化で、おそらく巷や店頭では一番人気のモデルだと思うんですが、まずISO640ではNG・・・ 光学手ぶれ補正が加わるので、ブレに関してはISO感度が稼げることを差し引いても、今回のニーズではきびしいだろうし、T9のサンプル画質みて一発で候補からはずれた http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/35563-2615-13-2.html 余談ながら、サンプル画質については、メーカーサイトって、フジもソニーも「売り」の高感度を掲載していないのが気に入らない・・・ ISO80とか100だと実用画質がわかんないでしょ・・・? それにしても、この時点で、あらためてフジフィルムのハニカムCCDとノイズリダクション回路の優秀さに気づかされます ソニーも、ビデオカメラでは、VX2000世代からのAHT回路で他社をよせつけないノイズリダクションを積んでるし、デジカメ用の高画素になるとむずかしいのかな?と思う次第 ・・・とうわけで、再びフジのハニカムCCDに的が絞られました http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf11/ 懐が許せば、F11を買っておけば間違いないことは確かなんでしょうが、F10で後悔しないかどうかが争点です 画質のブラッシュアップという点でのF10とF11の比較についてはこちらのページを参考にしました 用途はスナップ撮影なので、この画質さはは気にならないレベルと判断 あとの違いは、F10のウィークポイントとされている「マクロモード時のフォーカスの遅さ」と「プログラムAE」ですが、これも無視することにしました とくにシャッター優先などで、撮ることはないでしょうし、マクロ撮影は花を撮る事もマレだし、ホームページ用途にはS602を使いますから問題ないと思ったわけです 唯一のF10の利点は、プログラムAEがない分、F10のほうがシンプルということです 写真はメーカーサイトから拝借しました(クリックして引用元のページの飛びます)が、右下の操作ダイヤルの「下」の割り当てが、F10は「セルフタイマー」、F11は「プログラムAE」の設定のようです ![]() F11 ![]() セルフタイマー機能は、三脚用途だけでなく、手持ちでも、カメラをどこかに固定するにせよ、シャッターを押し込む際のブレを押さえるためには、非常に有効な機能で、とりあえずフジフィルムのカメラには「2秒」と「10秒」の設定があり、2秒が便利なんですね この機能はS602でも多様するので、F10をわたしが使う場合においても、メニューに入らずにつかえるのがF10の優位性です F10購入後の感想 F10のマクロのオートフォーカスが遅いのは事前調査済みだったものの、本当に、驚異的に遅い・・・ 旅行に持参して、「料理」を写しておいたり、ホームページでつかうような方には、間違いなくF11でなければなりなません ファインピクスについては700を最初に購入し、後継の1700Zやボルシェデザインの6800Zのつかってきましたが、F10はオーソドックスなスタイルです はっきりいって面白みはありませんが、質感はまずまずだと思います 光学ファインダーがないのも、せっかくの2.5インチ液晶なんだからと考えると当然なんでしょうが、ザクティのような特殊な形ならともかく、この普通のカメラの形のF10を持つと、ついファインダーをのぞいてしまいます・・・・(^^♪
2.5インチの液晶は、11万画素でF11の15万画素やZ2の20万画素に比べると精細感にはかけるんでしょうが、比べてみていないので不満はありません ・・が液晶ってビデオでもそうですが、水平出しに失敗しますね。これは気をつけるしかないんでしょうが、これからのモデルは「水平センサー」表示とかの付加機能をつけてほしいと思うのは私だけ!? フォールディングについては、この膨らみがいいし、胴鏡が伸びるタイプは、レンズを手でふさがないので、Z2などよりも使いやすいことも確かです
2.5インチってのはデジカメでみると意外に大きく感じるもんですね なお、F10の機能として晴天下でのモードとして液晶のバックライトをあげる機能があります 光学ファインダーがないから、いまどきは必須機能なんでしょうね 操作は十字ダイヤルの「上」を押すだけで簡単です
記録画素数の切り替え fボタンひとつで、ほぼダイレクトに呼び出しができるのがよいところです フィンピクスでは、1700zではじめて採用されたショートカットキー(siftととこかのボタン)で、GUI操作が非常に簡単だったのが美点のひとつだったんですが、F10はさらに簡単です
気に入らない点は、低圧縮の高画質モード「F」が、600万画素でしか選べないことです メディア容量やHDDへの圧迫を考えても、できれば300万画素で低圧縮が選べればよかったのにと思います S602との比較するとこのようになります。600万画素ではもともとハニカムで画素補完※されたS602に比べるとF10のほうが細部のつぶれは希少ですが、プリント用途よりも、ハイビジョン動画への用途のほうが圧倒的におおいので、300万画素での低圧縮JPGがないのは痛いかなと思ったものの、実際の
シーン選択とストロボオフのオートISO F10をはじめとするファインピクスの最大の美点である「ナチュラルフォトモード」は、設定でも非常に便利です F10のモード切替は、「SP」、「AUTO」、「マニュアル」と「動画」です
切り替え操作はまずまずの抵抗感で悪くはないんですが、質感などは6 「SP」は、シーン選択で選んだモードになりますが、ここは「売り」のナチュラルフォトモードにしておくことによって、「SP」と「AUTO」を切り替えるだけで、ストロボの使用有無を設定できることになります
ストロボ発光がメニュー操作するのが嫌なのは、以前からの私のデジカメ選びの基準のひとつで、ストロボがポップアップするタイプ以外はNGだったのですが、この「ナチュラルフォト」のダイヤル切り替えによるストロボの強制オフのモードは、副産物として非常い魅力があります
三脚穴 三脚穴があるのが比較検討したZ2にはなく、クレードルについているようです
バッテリーと記録メディア 撮影重量の1/4を占める約50gですが、容量の点で安心感があります
3.6Vで1950mAのバッテリーは、ハンディカムでいうと以前のF530クラス相当なのでて、液晶モニター常時使用でも十分だと思われます いっぽう、記録メディアは、割高&遅いというxDなのが難点でしたが、512MB程度ならまあ買ってしまえばまあ問題ありません
充電方法と外部インターフェースの割り切りは、私の知るファインピクス史上、最悪です 本体には、アダプター専用のミニUSBに「似た」端子がひとつあるだけです つかう機会のまるでない、ビデオ出力はともかくとして、充電用のジャックもなければ、USBケーブルでパソコンやストレージにつなぐこともできません
いろんな制約があったにしても、こいつはひどすぎる・・・ 6800zの頃は、本体に全部ついているし、さらにクレードルまであったのに しかも、このアダプターがとにかく無粋な形状で、中途半端な長さの余計なケーブルて、さらにご丁寧にノイズフィルターまでついているし、これが妙に張力があって曲がらない
本体側のカバーも、樹脂のはずしにくいカバーです。蓋タイプにするコストも惜しんだか???
おまけに、ACアダプターが、メガネ端子と中継するタイプで、以前のファインピクスのようなACアダプターがシンプルなものでもなくなっています
充電するだけでこれだけ必要↓ 多分、ACアダプタータイプだと、コンセントに干渉したりするからでしょうが、旅先にもっていくことを考えるとじゃまでしょうがありません となると、別売りの充電器を買うのが一番なんでしょうが、バッテリーが高容量なだけに、充電器と予備バッテリーを買い足すのもどうも理屈に合わないですね 室内や夜景などでのF10の実用性検証については次回コラムにまとめたいと思いますが、今回は、ISO400に固定しての基本画質を掲載します まずは、室内静物のマクロモードでのISO400でのノイズをザクティC1と比べてみました。
ごらんのとおりザクティとの比較ではISO400感度では相当な違いがあります↓ FinepixF10 サンヨーXactiC1 ストロボのつかえないビデオカメラでは暗いところでのゲインアップはあたりまえの機能ですがデジカメでのオートISOの機種がでてきたのは何時ごろからなんでしょうね? 銀塩フィルムでの感度からイメージしやすいように、ISO100相当とかいう表記になっていますが、私の場合はどっちかといえばビデオカメラと連携して考えるため、ビデオカメラでいうとことの0dBが、そのカメラの最低感度を基準に考えてしまいます ザクティは最低ISOは50なので、ISO400だと、ビデオゲインでいうと、何デシベルの増幅なのかはわかりませんが、あらためて撮影してみると相当にひどいですね ザクティC1は、MPEG4の動画モデルです静止画も晴天下では必要十分な画質なんですが、基本感度がISO50ということもあって、ISO100以上では正直きびしいことはたしかです。 つぎは、週末にでかけてきた秋葉原の交通博物館での写真 撮影ファインピクスF10 ナチュラルフォトモードによるストロボ発光なしの写真です
照明があるとはいえ、感度1600でもシャッタースピードは1/34秒 手持ちでの撮影ですが、ほとんどブレなく撮影できました S602もぶらさげていったので同じように1600で撮影してみました 上がF10、下がS602です 縮小表示してしまうとわかりにくいのでクリックしてオリジナルの画像を見比べると機関車の暗部に乗るノイズが全然違います 暗部のノイズを確認用の切り出してみました(クリックすると実サイズで表示されます) F10 感度ISO1600 F2.8・1/34秒 600万画素 S602 感度ISO1600 F2.8・1/40秒 130万画素 ストロボ発光ができない低照度環境下での高速シャッターによる被写体ブレの効果の例です 鉄道模型のガラス越しでの撮影で、ISO1600でズーム端なのでF5ですが、シャッター速度は1/52秒です ノイズがでているのはいたしかたないとこでしょうが、被写体ブレなく撮れています
参考までにHDVカメラのFX1から切り出した写真(こっちは碓井鉄道文化村) もとの記録がインターレースなので、解像感はそれなりですが、レンズ性能とCCD感度の高さでは、F10の敵ではありません カラーフィルタのない3CCDと低画素のCCD(1/3型 112万画素)、開放F1.6〜2.8のレンズの強みです。さらに参考までに水族館でもここまで撮れます F10の場合、AUTO設定ではストロボONでも、シーンによってISOを800まで上げるようです。おかげで、ストロボ発光でも背景がまっくろになるわけでもなく、意外に実用的です ナチュラルフォトモードにばかり目がいってましたが、シーンによっては、高感度+ストロボ発光という使い方もマルのようです AUTO ストロボ発光 シャッター1/100 ISO感度は800 ただまあ、雰囲気を生かすとなると、やはりストロボオフのほうがよいことも確かなので、モードを切り替えて2枚撮影しておくのがよいのかもしれません この点でもF10の操作性は、前述のように、モードダイヤルを一段まわすだけなので便利ですね ストロボオフ シャッター1/20秒 ISO感度は1600
まだまだ、つかいこんだわけではありませんが、F10やF11は、いろんなシチューエーションで誰でも簡単に極端な失敗のないカメラとして非常に優秀だと思います 50g軽くて、少し薄い、ファインピクスのZ2という選択肢もよいと思います もちろん晴天下での画質もいいですが、一方でデジタル一眼やS9000のような高倍率ズームの画作りとは違います たぶん日中の屋外であれば、私はS602をつかっていくでしょうし、F10を屋内用のサブ機としてあるおかげで、S9000ではなく、次期はデジタル一眼やSONYのR1のような広角の撮れるカメラを考えたいですね 1/22 F10をFX1のマイク用シューに取り付けてみました 詳細はこちら ![]() |